|
現地からの声
聞き取り日/平成19年12月21日(金) 場所/厚真町土地改良区事務所 ※「平成19年度 中山間総合整備推進事業報告書 ~優良地区事例編~」(全国水土里ネット)より抜粋 Q:事業でもっとも効果があったと思われる点はどこですか?
日西善博さん(受益者) 事業地区は110年ほど前に開拓され、厚真町でも伝統ある農業地域です。しかし、中山間地域にある上に湿地帯という、町内でも営農条件の厳しい地域でした。そのため客土や畦畔整備等は農家が自ら施工を行なってきましたが、個々の努力では限界があります。 その一方で、町域の平場では、ほ場整備事業が進んでいく。取り残されるのではないかという気持ちがありました。それが解決され、生産基盤が一挙に改善されて喜んでいます。生産性の向上、労働の軽減、米の品質向上等、農業のすべての面で事業効果は期待を超え、水田は見違えるほどになりました。 また、土水路の維持管理は大変な苦労でしたが、従来の維持管理に費やした時間の半分以下ですむようになり、大変たすかっています。
松平功さん(受益者) 地域には水田を貸している人もいますが、町内の基盤整備が進むにつれ、条件の悪い農地のままでは、借手の維持すら危ぶまれていました。ましてや新たに耕作放棄が出た場合、貸すにしろ売るにしろ非常に難しい状況。ほ場、用水路の整備により耕作放棄の防止、農地の流動化へ向けた前提条件が整ったと思います。
|