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◎開会の宣告
○議長(渡部孝樹君) ただいまから平成23年第2回厚真町議会定例会を開会いたします。
(午前 9時30分)

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◎開議の宣告
○議長(渡部孝樹君) 直ちに本日の会議を開きます。

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◎議事日程の報告
○議長(渡部孝樹君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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◎会議録署名議員の指名
○議長(渡部孝樹君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員に了安議員、吉岡議員を指名いたします。

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◎会期の決定
○議長(渡部孝樹君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  本定例会の会期については、さきの議会運営委員会で本会議の運営等について協議がされておりますので、その結果について報告を求めます。
  議会運営委員長。
○議会運営委員長(木本清登君) 本定例会の会期などの議会運営について、去る6月1日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を報告いたします。
  本定例会に提案されている議案は、町長提出案件として、諮問1件、議案7件、報告4件であります。また、議会提出案件は、報告1件であります。
  一般質問については、8人の議員から通告があり、質問項目は13件であります。
  請願、陳情、要望等の受理及び取り扱いについてでありますが、昨日までに受理したものは1件であり、協議の結果、議員配付とし、お手元にお配りしたとおりであります。
  議員の派遣についてでありますが、北海道町村議会議員研修会、議会議員町内行政視察、新任議会議員研修会並びに全道議会議員広報研修会の4件について、閉会中に議員をそれぞれ派遣することといたします。
  次に、各常任委員会からの閉会中の所管事務調査の申し出については、本日の午後1時までといたします。
  なお、会期中に議員協議会及び議員会総会を予定しております。
  したがいまして、本定例会の会期は、議案の件数などを勘案いたしまして本日とあすの2日間とすることに決定いたしました。
  以上、議会運営委員会の結果報告といたします。
○議長(渡部孝樹君) お諮りいたします。
  本定例会の会期については、ただいまの委員長報告のとおり、本日とあすの2日間といたしたいと思います。これについてご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定いたしました。

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◎諸般の報告
○議長(渡部孝樹君) 諸般の報告を行います。
  議会閉会中における動向については、お手元に配付のとおりであります。

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◎報告第5号の報告
○議長(渡部孝樹君) 日程第3、報告第5号 現金出納例月検査の結果報告を議題といたします。
  本件は、議案書別冊2に記載の報告書をもって報告済みといたします。

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◎行政報告
○議長(渡部孝樹君) 日程第4、行政報告を求めます。
  町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 平成23年第2回定例会に当たり、次の点についてご報告申し上げます。
  厚幌ダム建設事業の現在の状況について。
  厚幌ダム建設事業につきましては、昨年9月28日、国土交通大臣から、できるだけダムに頼らない治水への政策転換を進めるため、北海道知事に対し、ダム事業の検証に係る検討を行うよう要請があり、北海道において検証作業が進められておりましたが、このたび検証作業が終了し、6月1日付で厚幌ダムは現行どおりの計画で事業を継続するとの知事の対応方針が決定され、即日その旨を国土交通大臣に報告したところです。
  この検証の過程では、学識経験者7名、地元関係住民9名、厚真町長の計17名から成る厚幌ダム建設事業地域代表者会議が昨年12月からことしの4月までの間に3回開催され、この中で、治水対策では河川の拡幅、堤防のかさ上げ、洪水を一時ためる遊水地の建設など6種類の工法について、また、かんがい用水及び水道水の確保については、現厚真ダムのかさ上げ、新たな利水単独ダムやため池の建設、地下水利用など11種類の工法について、安全度、コスト面、実現性、地域への影響、環境への影響など6つの評価軸をもとにそれぞれ比較検討を行った結果、現計画の河川改修と厚幌ダム建設の組み合わせが最善の工法であるとの意見で一致しました。
  この検証内容について広く意見を聞くために行われたパブリックコメントでは、町内外の個人・団体から89件の意見が寄せられ、このうち67%がダムの早期完成を要望する意見、21%がダム建設をベストとする評価は妥当とする意見で、ダムに頼らない治水対策とすべきとの意見は1%でありました。
  また、5月27日には、知事の附属機関である北海道政策評価委員会において、厚幌ダム建設事業の検証内容が了承されたことから、北海道知事としては、事業は現計画どおり継続するという対応方針が決定されたところです。
  今後は、舞台は国に移り、国土交通大臣が今後の治水対策のあり方に関する有識者会議の意見を聞きながら、厚幌ダムの検証方法が妥当であったかを審査し、予算措置等を決定することになっておりますが、東日本大震災の影響や政局の不安定化など、決定時期がいつになるか、まだまだ予断を許さない状況であります。
  町としましては、本体工事が早急に着工できるよう、北海道や関係機関と連携し、早期の予算措置を国に対し強力に働きかけてまいります。
  町民の皆さん並びに関係各位には、ご心配をおかけしているところでありますが、引き続き厚幌ダムの早期完成に向け、ご協力をお願い申し上げます。
○議長(渡部孝樹君) 行政報告が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。

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◎一般質問
○議長(渡部孝樹君) 日程第5、一般質問に入ります。
  質問、答弁ともに簡潔、明瞭にお願いいたします。
  それでは、順次質問を許します。

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◇ 木 戸 嘉 則 君
○議長(渡部孝樹君) 最初に、木戸議員。
○木戸嘉則君 おはようございます。
  第2回定例会に当たりまして、地域防災対策について3点質問いたしたいと思います。
  また、このたびの東日本大震災におかれまして、亡くなられた方、また被災された方々の皆様には心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。また、一日も早い復興を願っているところでもあります。
  それでは、質問に入ります。
  3月11日の東日本大震災で、厚真町浜厚真地区において津波があり、大変な被害を受けました。
  津波の恐ろしさは改めて言うまでもございません。東日本大震災の津波では、道内の港や漁業施設にも大きな被害が出ました。1993年の北海道南西沖地震では、奥尻島で多くの人が亡くなっています。
  今、日本列島が地震の活発期に入ったと指摘する専門家がいます。それに誘導されて以前から言われている十勝根室沖の巨大地震が早まる可能性も否定できません。
  今回、本町においても2.5メートル以上の津波が来ています。
  また、浜厚真海岸には年間約7万人のサーファーが来ています。現在の対策としては、港、海岸等にカメラつき防災拡声機が設置されていますが、まだ十分だとは思えません。
  今後これ以上の津波が来た場合、浜厚真、厚和、上厚真地区が危険なエリアになります。早急な対策が求められますが、津波対策についての町長の考えを伺います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 最初に、私のほうからも今回発生いたしました東北地方大震災におきまして多くの尊い人命や社会基盤が失われましたことに改めてお悔やみとお見舞い申し上げたいと思います。
  ご質問の津波対策ということでございます。
  今回の東北地方の状況を見るまでもなく、津波は、人知を超える大きなエネルギーと、それから人間社会に多大な被害を及ぼすものでございます。
  津波対策も東北地方は先進地と言われてまいりました。特に、ご存じのように田老地区では日本の最先端の大規模な防潮堤を整備して、これで万全だというふうに言われておりまして多くの方々の視察を受け入れていた、そういった地域でもございます。
  津波対策は、その規模をいろいろ想定するわけでございますが、なかなか難しい、もう想定の範囲を超えることも多いということからかんがみますと、やはり釜石の津波てんでんこと言われているようにみずからの命はみずから守るというそのソフト面の充実が大切ではないかなと、そのように考えております。
  また、先ほど触れましたようにハード面の整備で防災をするという視点もございますが、津波に対しては日本の全海岸エリアを防潮堤なり防波堤で囲むことは到底不可能でございますので、限られた地域の防潮堤、防波堤はあるかと思いますが、北海道の太平洋岸のようなかなりの延長があるところについて、特に厚真町の場合は浜厚真海岸が6キロということもございまして、この部分をハード的に対策を講じるのは非常に難しいのではないかなと考えております。
  そういう意味では、ソフト的な対策をこれからも充実させていかなければならないと考えてございます。その中で、カメラつきの拡声機、こういったものも非常に今回は効果があったなと、そのように検証しているところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 木戸議員。
○木戸嘉則君 そうですね、私もちょうど3月11日は第1回定例会で地震を経験したりして、私もすぐ富共線で避難して津波の恐ろしさというものはすごく体験した一人なのかなと思うんですけれども、今、あそこ厚真川がありまして、ちょうど角ぐらいまでストレートなんですよね、水はけよくするために。でも、川をぐわっと上っていきますので、あそこの曲がり角で水があふれていったら、やはりあの辺の土地の低いところがあるので、あの辺をまず、防波堤というのではないですけれども、かさ上げをして水をあふれないようにするというのは早急にできないものでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 基本的に地形を人間の手を加えて形を変えるというのは非常にこれからについても経費のかかることでもございますので、部分的に非常に気になる弱いところを補修するという程度のことはできるにしても、何十年に一回、何百年に一回という津波のために多大な投資をするのは難しいなというふうに考えておるところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 木戸議員。
○木戸嘉則君 それでは、次の質問にまいります。
  厚南会館が避難場所になっていますが、今回津波で急遽、上厚真小学校に変更になりましたが、住民の方や小学校の生徒、先生方は大変戸惑ったと聞いております。避難経路や避難場所を決めるには、地域の実情を調べ、住民の理解を得る必要があります。津波に対する住民意識の向上も課題だと思います。
  今回の大震災では、全道40市町村で避難指示、勧告を出しましたが、対象となった16万人のうち指定場所に集まったのはわずか16%だったそうです。本町においても避難実態の点検が必要と思います。
  指示や勧告の出し方、判断についても市町村によってかなりのばらつきがあるようです。こちらの検証もできるだけ急いでほしいと思います。
  今後の避難場所をどのように考えていくのかお伺いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 避難場所とそれから子供たちの誘導に疑問があるという前段の質問に対して、整理する意味でもう一度経過を説明させていただきたいと思います。
  まず、3月11日に東北地方で発生した地震による津波と本町の対応についてでございますが、気象庁の発表は、14時49分に津波注意報が発令されました。そのときの津波に予想高さは0.5メートル、東港の到達予想時刻は16時という発表がございました。
  その後、間もなく15時5分には津波警報に切りかわりました。そのときの予想の高さは1メートルというということでございました。この津波警報が発令された段階で、防災行政無線を使いまして、浜厚真・鹿沼地区の12戸26人に避難勧告を行ったところでございます。その際の避難場所は厚南会館としたところでございます。
  その後、15時30分に気象庁の発表により大津波警報に切りかわって発令されました。津波の予想の高さは6メートル以上ということでございました。気象庁の情報では、釜石市で6.8メートル以上を観測したという情報を得たため、厚南地区の避難対象者人口564人と想定して厚南会館から上厚真小学校に避難場所を切りかえたところでございます。
  この間に小学校から集団下校が一たんあって、その後、先ほど言いましたように上厚真小学校に避難場所を移した観点で小学校それから先生の間に動揺が広がったということは否めないというふうに思っておりますし、これも行政報告で報告したように厚真町としても災害本部の対応としても反省すべき点だなというふうに考えているところでございます。
  津波の際に避難場所をどこに設定すべきかというご質問でございますが、ここに申しましたように津波の高さが1メートル、2.5メートル、3メートル、6メートル、8メートル、さまざまな津波の高さが想定されます。その津波の高さによって避難場所等を臨機応変に変えていくことが必要だと、そのように思っているところでございます。
  23年度の当初予算で津波のハザードマップを作成する予算も計上しておりました。その津波ハザードマップを作成する前に津波が起こったというところで、本当に厚真町内で人命もしくは身体に損害がなかった、失うことがなかったということは非常にありがたかったなと思いますが、これからはその津波ハザードマップ等をもとに避難計画を綿密にこしらえて、そして地域住民の方々にそれを理解していただいて、地域住民の方々はどう行動すべきかということを行政側と関係機関と、そして住民の方々と十分に相談してまいりたいなと、そういうふうに考えてございます。
  あくまでも防災のためにはハードが必要ですが、減災をするためにはそういったソフト面の充実、それから災いをやり過ごすというような視点も大切だと思いますので、そういった観点から地域住民の方々と十分に協議をし、そして防災訓練を通じて実効あるものにしてまいりたいと、そういうふうに考えておるところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 木戸議員。
○木戸嘉則君 そのハザードマップなんですが、3月の定例会のとき予算措置をとってつくることになったんですけれども、いつごろ完成できるんでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 実は、現時点の北海道の津波の浸水区域の想定図をもとにつくるつもりでございましたが、北海道も今回の津波、地震・津波を受けて、もう一度抜本的に見直すということになりました。その北海道の浸水想定区域、予測図というか、それができ次第、新しい予測図に基づいてハザードマップをつくるということになります。そういう意味では、年度末になるのか、その時期はちょっとまだ確定しておりません。
  私どもとしては一刻も早く北海道の予測図を作成していただきたいと、そういう申し出をしているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 木戸議員。
○木戸嘉則君 それでは、次の質問にまいります。
  本町では、災害備蓄品は毛布、飲料水、給水袋、発電機、マスク等々、余り多くありません。それも今回の東日本大震災で毛布と飲料水はいち早く被災地に送りました。これからはあらゆる被害に備えて住民の皆様の最低限の困らないように資機材や食料、生活支援物資の備蓄が必要だと思いますが、町長どのようにお考えでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 避難については、緊急避難だとかそれから退避的避難だとか、それから遭難的避難と、いろいろ避難の時間、期間によってさまざまな規模がございます。
  津波の場合は、ひとまず緊急的な避難ということになると思いますので、そういったことを考えますとそんなに多く資材をため込むということは、これはまた必要な経費がかさむことになります。そういう意味では、はっきりした目安はございませんが、今回の避難をされた方々、それから対象区域にいた方々の人数を総計しますと500人を超えるというところでございますので、そういった方々の分くらいは備蓄をする必要はあるかなと。ただ、全人口の5,000人近い方々の避難を想定した備蓄は、これは難しいのではないかなというふうに考えておるところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 木戸議員。
○木戸嘉則君 私もかなりこういう設備を買うとならばすごくお金がかかると思うんですが、やはり北海道なので、夏場はいいんですけれども、やはり冬場の対策が必要になると思うので、やはりストーブとか発電機ももう少しふやすとか、そういう暖をとるような、石油のタンクとかもそうなんですけれども、冬に備えているものも少しでも調えていったらいかがとは思うんですけれども、どうでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 木戸議員。
○木戸嘉則君 議員ご指摘のように冬場の避難所が必ずしも電気が、停電しているということも考えられまして、その場合は当然暖をとれないということになります。
  これまでは暖をとる道具を全く備蓄しておりませんでしたが、そういったことを反省しまして、今回の定例会の補正予算で暖房用の器具を40台、ストーブを40台購入する予定でおります。それとプラス毛布、これについても1人1枚ということには現実的にはなりません。複数枚必要でございますので、そういう意味では必要な毛布を買い足す、そういった補正予算を計上しているところでございます。
  冬場の暖房については、本当に大切なことだな。短期的な避難にしても中期的な避難にしても、暖房、これは欠かせないものでございますので、早急に用意したいというふうに考えております。
○議長(渡部孝樹君) 木戸議員。
○木戸嘉則君 災害が来ないのが一番いいんですが、ぜひこの災害対策については、町長も大分力を入れて進めていってもらいたいと思います。
  以上で終わります。

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◇ 了 安 正 秋 君
○議長(渡部孝樹君) 次に、了安議員。
○了安正秋君 今回初めて一般質問ということで大変緊張しております。また、皆様、諸先輩方の前で、また一緒に働けること大変うれしく思っております。今後、一生懸命頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
  まず、今回、本日は2点、一般質問を考えております。
  まずは各種がん検診率の向上対策として町長にお尋ねしたいと思います。
  今や2人に1人がんにかかると言われております。健康な人でも1日3,000から5,000のがん細胞が形成されているという世の中でございます。早期発見、早期治療、自己管理していれば一番いいことだと思うんですけれども、なかなかそういうわけにもいかない状況になっておるかと思います。
  町内のがん検診率についてもちょっと調べたところ、肺がんの検診率については70%近い数値となっていました。これは恐らく巡回しているバスがあるかと思います。そのほかの検診については20%前後という低い数字となっておりました。
  この件について、がん検診対策基本法のがん対策推進基本計画では50%以上の受診率を目標としておりますので、こちらの率についても、もう一度町長にお伺いしたいと思います。お願いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 了安議員のご質問の趣旨は、厚真町のがんの検診率、これについてどう評価されているかということだと思います。
  確かに平成22年度の受診率でいきますと肺がん検診が73.4%、それから胃がん検診が20.6%、大腸がん検診が23.1%、乳がん検診が23.6%、子宮がん検診が16.3%という状況でございます。この状況はここ近年余り変わってはおりません。
  この肺がん検診については、全道でも5番目に入る非常に高い受診率だという評価をしておりますし、胃がん検診、大腸がん検診については全道平均を上回っているものの、まだ20%台後半というところでございます。また、子宮がん検診、それから乳がん検診については全道平均を残念ながら下回っている状況でございます。
  決してこの受診率を競い合うものではございませんが、それぞれ町民の皆さんの幸せということを考えますと、やはり健康であること、それから健康で長生きするということが人間の一番幸せだと思っております。そういう点で考えますと、このがん検診の有効性を考えますと、まだまだ受診率を高くする、町としてもそういう努力をしていくことが厚真町の明るいまちづくりにつながるのではないかなと、そういう評価をしておるところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 了安議員。
○了安正秋君 特に婦人科のがんについては、婦人方はなかなか検診に行く機会がないというか自分から率先して行くというのがなかなかないかと思われます。私も妻亡くして、本当に愛した人を亡くしたつらさ、悲しさは本当に言葉にあらわせないものでございます。本当に命の大切さをわかってほしいという希望で、特に女性の子宮がん、卵巣・乳がん、あと男性では前立腺がん、特に高い率になっておりますけれども、この女性特有のがん、また男性の前立腺がんについて、特に重点的に検診を受けるような措置はないでしょうかと、町長尋ねておきます。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 女性特有のがんについて申し上げれば、昨年度から国のほうの5歳刻みの、乳がんは二十から、それから子宮がんは40歳以上の方を5歳刻みで無料検診をするという事業が展開されました。厚真町においてもその女性特有のがん検診を進めたところでございますが、残念ながら、ただでも30%にしかならないと、受診率30%にしかならないということを考えますと、了安議員がおっしゃったようになかなか女性の方はがん検診を受けたがらないんだなというふうに考えているところでございます。
  そういった点を考慮しますと、幾らこちらで受診機会をふやす体制を整備してもなかなか受けることが難しいということであれば、やはりお一人お一人の考え方を改めていただかなければならないということになります。そういう意味で健康教育等を、集団なり個別なりの健康教育をもうちょっと充実させていくことが遠回りのようで結果的には近道になるのではないかなと、そういうふうに考えているところでございます。
  また、子宮がん・乳がん検診については、町内の集団検診が1日しか、12月の1日しかない。それから、札幌へ出向いて集団検診するのがもう1日あるという状況でございますので、そうなると受けていただく人に限りがございますので、こちらのほうについては検診機関と相談してもう少し検診日をふやせないか相談をしたいと思います。そうすることによって、啓発とそれから受診される方の行動が変わってくるのではないかと期待しているところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 了安議員。
○了安正秋君 確かに自己管理が一番必要かと思います。これからも啓発していただいて、町でも少しでも多くの町民が検診していただけるようにお願いする次第でございます。
  次、2番目に移らせていただきたいと思います。
  第3次厚真町総合計画に伴うグリーン・ツーリズム推進事業についてご質問させていただきたいと思います。
  今年度予算121万1,000円計上しております。その内の45万円を地域メニュー研究開発事業補助金としてありますけれども、その具体的内容をお聞きしたいと思います。
  町長お願いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 具体的に申し上げますと、食によるまちおこしを目指して、実施主体が厚真調理師会でございまして、この中で地域の食材を生かした地域メニューの研究開発に取り組んでいただく、そのために必要な資材代と研修費である旅費ということが主な内容になっております。
  22年度には、この調理師会が主体となりまして、エゾシカのカレー風味ジンギスカン、それから地元のジャガイモとハスカップを活用したジャガムースが開発されて、既にこぶしの湯のレストランで提供されるに至っております。それ以外にもさまざまなメニューに挑戦していただいております。こういった努力が厚真町の安全で安心な、高品質な農産物の生産とそれから厚真町という風土に合った地域メニューとして誕生してくることを期待しているところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 了安議員。
○了安正秋君 今言われた地域メニューということでございますけれども、近隣町村を見回しても、むかわ町といえばシシャモ、平取町といえばトマト、穂別町といえばメロン、そういう名称が出ております。食によるまちおこしというのが大切だと思っております。
  今後、厚真ブランドという構想についてもひとつお聞きしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 厚真町の農産物等を含めた1次産品のブランド化ということにも、私、力を入れて取り組んでいるところでございます。
  簡単に言えば、ほかの地域との差別化を図るということでございまして、取り扱っている種類が珍しいものであればブランド化をしやすいなというところでございます。それ以外に、厚真町で大量に生産されている自慢の農産物も含めてブランド化が図れれば一番いいなというところでございまして、これJAのほうでも地域ブランドという形で登録をするというような形になっておりますが、残念ながら厚真町の農産物等を含めて地域ブランド化されたものはまだありません。
  そういう意味で、とりあえず全国で1番という作付面積であるハスカップ、こういったものをまず手がかりにして地域ブランド化を進めたいなと、そのように思っているところでございます。
  現実を申し上げれば、メロンにしてもトマトにしても、例えばホウレンソウにしても、さまざまなものが厚真町で生産されておりますが、現実に了安議員がおっしゃったようにその地域ブランドが追分町であったり穂別町であったり平取町であったりむかわ町であったりと、そんな現状でございます。裏を返せば、それだけいろいろなものが厚真町では生産できるということでございますが、取り組みが少しおくれているのかなという評価でございます。
  こういった状況を少しでも改善して厚真町のブランド力を高めていくことは、最終的には経済活動それから農業者の生産所得に結びついていくのではないかなというふうに考えているところでございます。
  昨年から苫小牧市を中心に1市4町、東胆振の地域で食と観光というテーマでいろいろと議論してまいりました。その中で、やはり東胆振ブランドを創造していくことが必要ではないかということで、その組織でも食を中心に取り組んでまいろうと、それによって東胆振、やがてはその構成町である厚真町も含めてブランド力が高まるのではないかと期待しているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 了安議員。
○了安正秋君 今後も食によるまちおこし、本町をアピールする意味でも特に重要な役割になると思いますので、今後またよろしくお願いしたいと思います。
  次に、本来のグリーン・ツーリズムの方向性についてお調べしたいと思います。
  グリーン・ツーリズムという意義をちょっと調べたところ、農産地域に長期滞在し、農山村の農林業、自然、文化等の体験、地域の人々との交流などを通じて心身の休養や保護、いやしなどを受ける旅行形態と記されておりました。
  厚真町にはすばらしい自然環境があります。郷土という財産を活用して厚真の魅力を引き出し、都市との交流を深めていってはいかがかなと思っております。
  また、総合計画の実施計画では、地域資源の有効利用とありますが、この具体的計画と本来のグリーン・ツーリズム、都市農村交流の方向性について、今後どのようにお考えになっているか、町長お願いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) お尋ねのグリーン・ツーリズム、これについて厚真町も21年度から取り組んでございます。
  これまで、観光農園それから産直等も含めてさまざまなところで個々のコンテンツは厚真町でもたくさんあった。ただ、これが厚真町は例えば観光農園だとか芋掘り観光も含めて、そういったところで有名な町だなというふうに定着しているとは思われません。それだけアピール度がなかったなというふうに考えているところでございます。
  そういう意味で、厚真町の持っている現在既にあるものをいかにアピールしていく、体系的に整えて町外の方々に認知してもらうと、そういった努力から始め、そしてその後は、それぞれの素材をさらに質を高めたり量をふやしたり、そういった誘導策をとってまいりたいなというふうに考えてございます。
  了安議員がおっしゃったように厚真町のこの農村空間、これが何よりも財産だと思っておりまして、ここに都市部の方々を招いて、そこでゆったりと休養していただく、これが最終目標ではないかなと思ってございます。そのためにも、もう一度厚真町にある観光資源、埋もれていると言ったらちょっと語弊があるかもしれませんが、余り有名でないものをもうちょっと体系化してPRしていく努力が必要ではないかなと考えているところでございます。
  そういった観点から、平成21年度に厚真町のグリーン・ツーリズム推進方針の提案書を、それにかかわる町民の方々で構成される委員会でこの提案書をまとめていただきました。この中にも今言った観光農園から体験農園、こういったものも含めてもうちょっと体系化すべきではないか。その中核施設としてこぶしの湯を機能アップさせるべきだというような提案もございます。私もこれに沿って、これからの、中期間かかりますが、一つずつそういうようなコンテンツを充実させていく努力はしてまいりたいと、そういうふうに考えているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 了安議員。
○了安正秋君 私のほうも札幌にいまして、出身どこだと私も聞かれて、厚真町と言うんですけれども、なかなか厚真町というのをわかってくれない人が多く、むかわと言ったら、やっぱりシシャモとよく言われていました、今後も厚真町と言ったら何かそのぐらいの町をアピールできるようなものを今後考えて、私も考えていきますので、厚真町のためにまた頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。

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◇ 木 本 清 登 君
○議長(渡部孝樹君) 次に、木本議員。
○木本清登君 まず、今回の東日本大震災において、今も避難所の運営、また傷ついた被災者の方々を励ましている大勢の方々の献身的な行動には頭が下がる思いで、健康にはくれぐれも留意していただきたく、心からお礼申し上げます。また、被災者の方々には謹んでお見舞い、お悔やみ申し上げることとともに一日も早い再建・復興することをお祈り申し上げます。
  まず、今回の定例会に際し、3件の質問をさせていただきます。
  まず、防災教育についてであります。
  3月11日以来、震災また津波の被害を撮影した映像、画像が世の中にあふれ、多くの人に衝撃を与えたと思います。しかし、同時に自分の地域は安心という気持ちを持つ方がいることも確かだと思います。
  今回の大震災をきっかけに防災教育への関心をもう一度見直し、今後、子供や保護者に対してどんな指導や助言が必要なのか、地域に応じた防災教育とは何か、教育長の考えと今後の厚真町の方針があればお聞きいたします。
○議長(渡部孝樹君) 教育長。
○教育長(兵頭利彦君) それでは、防災教育のご質問についてお答えをさせていただきたいと思います。
  防災教育につきましては、やはり生命、財産とか非常に生活に密着した安全教育でございます。それで日常的な備え、また災害時における危険の認識だとか、それを回避する態度、そのような行動を育成する、知識を育成するということが防災教育上に求められている役割ではないかと思ってございます。
  それで今回の東日本大震災におきましても、やはり多くの犠牲者を出された町でも、子供たちに対しては余り大きな被害がなかったというところもございます。そういったところを振り返りますと、やはり昔からの言い伝えとか、そういうとっさのときの避難行動をしっかり子供たちにきちっと伝えていたということが大きな効果にあらわれたのではないかということも報告されてございます。
  それで学習指導要領上からの話から先にさせていただきますけれども、学習指導要領の中でもこの防災教育というのは非常に大きなウエートを求められてございまして、平成20年3月に改正されております新しい学習指導要領の中に安全教育に対する指導が初めて盛り込まれたところでございます。
  こういったことを通して、今後、それぞれの子供たちの発達段階、また地域の状況に応じた防災教育というのはより充実していかなければならないところだとも思ってございます。
  しかしながら、現在学校で行っている防災教育というのは、火災や地震災害、また時には水害を想定した避難訓練とか集団下校訓練ということが大きな取り組みになってございます。
  それで今後どのようにするかということでございますけれども、やはり地域の実態に合った対応をするということがまず一番求められているのではないかと思っております。先ほどの質問の中にも、防災、津波のハザードマップの作成というお話も町のほうで考えているということでございますので、そういった今後想定される災害の状況、規模、それに伴う対応等のことが明らかになれば、そういったものを今後教育の中でどのように取り入れていくのか、また、これまで取り組んできた指導方針がどういったところに改善が求められているのか、これらを学校を通じて具体的に検討してまいりたいと思っております。
○議長(渡部孝樹君) 木本議員。
○木本清登君 今回の震災においても、被災地に数多く保育園の場合、保育園の園児の被害者がゼロという奇跡的な結果が放送されていましたが、これも常日ごろから担当保育士が地域にあった防災教育を心がけて訓練していたことが大きな結果を生み出したように、マニュアルがすべてではなく自分たちの足で調査し納得した避難経路をしっかり把握して、また、厚真とは、これは津波があった場合だったのでちょっと状況が違いますが、地震があると全員の避難に時間がかかるので、津波のあるなしにかかわらず、まず全員逃げるということが基本がすべての担当者の共通意識であったことが幸いしたようでありました。
  我が町も今後、幼保一体型になってくると思われるので、先ほど町長も言われたソフト面の防災教育についても教育長の考え方があればお聞かせください。
○議長(渡部孝樹君) 教育長。
○教育長(兵頭利彦君) 学校のほうで取り組みますその教育的な活動については、やはり学校、家庭、地域の一体的な取り組みが一番大事ではないかと思っております。それで、この厚真地域で想定される災害、またそれがどういう程度のものなのか、そういったことをきちっと我々も確認しながら、それを子供たちにどれぐらいに伝えていくのかということが重要ではないかと思っております。
  それで、教育でも2つの要素があると思います。1つはそういう避難行動的なものもございますし、それは災害が発生したときの初期行動としての教育というのは非常に重要だと思います。ただ、そのほかに被災後のやはりその集団生活とか、そういった被災された方々の思いを大切にする心の育成とか、教育的にはいろんな要素が出てくると思いますので、それをどういうタイミングでどれぐらいに子供たちに年齢に応じて伝えていくかについては学校とも十分、一緒になって検討していきたいと思いますし、学習指導要領でもそういうことを求めておりますので、それぞれの学年に合った指導計画にそれらをどうやって組み込むかについても、また学校とも相談させていただきたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 木本議員。
○木本清登君 次に、同じ安全対策ですが、視点を変えまして給食センターについて質問いたします。
  大量調理施設衛生管理マニュアルは日常的に膨大なチェックが必要で、安全管理の縮図とも言える給食センターには、現在のような課長職の兼任のセンター長ではなく、思い切った安全衛生管理のスペシャリストとも呼ばれるような人材を養成してセンター長として設置するべきではないかと思います。その辺はどうでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 教育長。
○教育長(兵頭利彦君) 給食センターの運営にかかわる安全管理のご質問でございます。
  一応給食センターの運営に伴います安全管理については、学校給食法だとか、その法律を受けて学校給食衛生管理基準というのが国のほうから示されておりまして、日常的に行われる調理、また給食の提供に至るすべての工程がこの学校給食の安全管理基準に定められてございます。その中に学校給食の衛生管理責任者を定めることになっておりまして、これはこの制度の中には学校栄養教諭が当たるということになっております。いない場合については栄養士とかそういった立場の人間が当たることになっておりますけれども、本町の給食センターには学校栄養教諭が配置されておりますので、その学校栄養教諭が施設設備、また装備の衛生確認、また食品・調理過程の衛生確認、また調理の衛生管理の指導等についての管理責任がこの学校栄養教諭が負うというのが制度上になってございます。
  ただ、給食センターにはセンター長の配置というのは条例上位置づけられておりますので、センター長は施設運営全体の管理責任を負ってございます。施設を安全に動かす、作業的には学校栄養教諭が担いますけれども、施設全体を安全に、給食の食材の提供から運営、人の管理まで、すべてセンター長が担うことになってございます。
  それで私どものほうでは、兼職ということでセンター長は生涯学習課長が兼務するという体制をとって運営をさせていただいています。しかしながら、給食センターの運営全般については先ほどお話ししました学校給食衛生管理基準にのっとって適正に現在は運営されておりますし、その中でのスペシャリストというのは学校栄養教諭が当たるというふうになっておりますので、そういう体制の中で現在運営をさせていただいております。
○議長(渡部孝樹君) 木本議員。
○木本清登君 今年2月に道央の都市で起きた給食センターの事故は、施設の老朽化に加え、ちょっとした担当者の気のゆるみがあの大事故を起こしたと報道されていますが、給食センターの事故というのはなくて当たり前なんですよね。事故が発生したときでは大変大きな問題になるのは周知であると思いますが、兼任のセンター長で責任を把握できるのか。どんなことでも栄養教諭さんの責任というのはちょっと酷なような気がするんですが、そんなときの責任体制はどうなるのかお聞きいたします。
○議長(渡部孝樹君) 教育長。
○教育長(兵頭利彦君) 運営上の責任体制の問題でございます。
  学校栄養教諭は調理過程の衛生管理の責任を負うことになっていますので、万が一事故が発生したということになれば、学校給食センターを運営する教育委員会、教育長とか設置者の長の責任というのがその発生した事件の様態によって出てくるかなと思っております。
  衛生管理基準では、栄養教諭は調理方の責任を負うということでございますけれども、だからといってすべて栄養教諭にその責任を預けているわけではなくて、あくまでも衛生管理の徹底をしていただくということを原則にしてやっております。ひとたび事件が起きれば、当然私ども教育長のほうの責任というものも当然出てくると思いますので、そういったことが起きないように、今、マニュアル化をしたり、日々打ち合わせをしながら、極力見えないそういう細菌とかそういうものと日々向かい合って仕事をする現場でございますので、一人一人の職員が常に衛生管理の徹底を図るということが一番大事なことなのかなと思っていますし、そのために必要な体制についてはやはり教育委員会としてもきちっと明確にする必要があるかなと思っております。
  ただ、センター長については、うちの給食センター、これまで11年、開設以来運営しておりますけれども、長い間そういう兼職体制の中でここまで来ております。そのために非常にマニュアルの中でも厳しい基準を設け、また、徹底した基準を設けてやっております。これまで事故がないことは幸いでしたけれども、これからも起こり得ないということはありませんので、それらについては今後も管理の万全をとっていきたいと思っておりますし、施設面でもやはり12年もたってきまして老朽化等もありますので、そういった施設の運営面についても細心の注意を払いながら安全な運営に努めてまいりたいと思っております。
○議長(渡部孝樹君) 木本議員。
○木本清登君 これからも内外から安心安全な信頼される施設であることを期待して、次の質問に入ります。
  宮坂町政の3年間の総括について、町長にお聞きいたします。
  宮坂町政も任期1年を残し3年が過ぎましたが、この3年間を振り返っての総括、また、将来に向けての厚真町の方向性を見つけることができたか、お話し願います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 私が就任した年は平成20年夏でございます。その当時、振り返りますと、世界同時不況の引き金となったサブプライム・ローンの問題が発生しておりました。そのうち原油や肥料など資源や食糧価格の高騰があった年でもございます。その後、派遣労働者の契約の打ち切りや社会保障制度のほころび、こういったものなどから将来への不安が増幅して、国内の景気は一気に後退していた、そんな時期でございました。
  翌年には、自民党から民主党への政権交代もございましたし、その民主党の掲げる「コンクリートから人へ」と、国の政策方針の転換により公共事業の大幅な削減や農業政策の見直しにより、厚真町の懸案事項でありました厚幌ダムの建設や基幹産業の農業経営に多大な影響があったことはご承知のとおりでございます。この3年間、非常に激動の3年間でありました。
  私は、こういって中にあって、未来に希望が持てる、子供たちの笑顔がはじける、そんなまちづくりを推進するために大きな7つの柱を立てたところでございます。
  一つには未来のために行う行政改革、それから移住・定住政策の推進、社会福祉の充実、農林水産資源を生かした地域への促進、教育環境の充実、そして安全安心な住環境の整備、また、長期計画に沿った財政運営、そういったものに目標を定めて、そして多くの項目を掲載して、そして実行に移しつつあるところでございます。
  その中でも、特に人材を育てて、そして人材を残すことを政策の柱として、子育て環境の充実や後継者、そして担い手対策と移住・定住の促進を進めてまいりましたし、持続的発展に不可欠な産業生産基盤と社会資本の整備を進めてまいりました。また、きめ細やかな社会福祉による暮らしの安心を重要政策と位置づけてまいりました。
  具体的には、子育て環境の充実では、京町保育園の保育時間の延長や認定こども園の建設に向けての検討、そして医療費の義務教育修了時までの医療費の無料化、育英資金貸付限度額の増額、それから医療部門では予防接種の補助拡大など、そういったことを進めてまいりました。
  また、後継者対策では、担い手育成の夢基金の創設や地域おこし協力隊員の受け入れ、移住・定住の促進では、定住促進住宅の建設、フォーラムビレッジの分譲、上厚真市街地の整備計画の作成、サーフィンなどの新たな地域資源発掘のための臨海ゾーンの整備などを行ってまいりました。
  それから、社会資本整備では、圃場整備、農業用水再編対策、厚幌ダム建設、厚真川河川改修などを促進すること、そして、関連ソフト面では、ハスカップ新品種の作付拡大の補助や地元食材を生かした地域メニューの研究開発、グリーン・ツーリズムの推進などが挙げられます。
  ただ、すべての事業について、完結し、完了し、そして成果が出たというまでには至っていない状況でございます。まいた種、そういったものが少しずつ育ちつつあるなと、そういうのを感じているところでございます。
  その成果として、一例として人口動態、この変化を申し上げたいと思います。
  平成21年から2年連続で転入者が転出者を上回る社会増の現象となっておりますし、ここ2年は新生児の数がようやくふえてきているなと、そういう傾向にあるというところでございます。残念ながら、まだ社会増が自然減を上回るまでには至っておりませんので、まだ若干ずつではありますが人口は減っている状況でございます。これまでの大きな減りぐあいから比べると少し下げどまっているのかなという状況でございます。また、こういったものは移住・定住政策の効果が出ているのではないかと、そのように感じているところでございます。
  これに、さらに子育て環境それから教育環境、そういった面のソフト面をさらに充実させていって、子供たちの笑顔が本当にはじける、そういったことが実現するような社会にしてまいりたいなと、そのように考えているところでございます。
  それ以外にまだまだ、しなければならないことがたくさんございます。実際には、働く場がまだまだ厚真町の場合は少ないという声もたくさんございます。そういう意味では、困難でありますが企業誘致についてもこれからも努力を続けていかなければならないと思いますし、先ほどから話題になっています防災関係についても住民の主体的な行動ができるようなそういった住民参加型のまちづくり、こういったものにも積極的に努めてまいらなければならないなと、そういうふうに考えているところでございます。
  この3年間で将来、厚真町の将来は見えたかというご質問でございます。これについては、私も町長に就任した当時から各議員からさまざまお尋ねがございますが、町長がかわったからといって厚真町の歴史と方向が大きく変わるということは私はないと考えてございます。厚真町のこれまでの風土、培ってきた風土、それはこの厚真町の持っている産業構造、もっと言えば土地の地勢の状況、土地の条件、そういったものと、その地理的な条件、そして近くにある経済活動が中心の町が今どんな状況にあるのかということで、あらかた町の性格というのは大体定まってくるものだと思います。
  厚真町でいえば、やはり基幹産業は農業であることはもう論を待たないと思いますので、これと、先ほど言いましたように厚真町の地理的条件、交通の要衝が近くにあるということを生かした、そういったまちづくりをしていくことが基本だと思います。
  さらに言えば、それぞれの町長がやれることは、そういった厚真町の持っているポテンシャルというんでしょうか、条件をさらに活用して、そして質の高い生活、そして経済がさらに自立していけるような、そういった工夫をしていくのが私の仕事ではないかなというふうに考えているところでございますので、基本的にはこれまで同様に基幹産業の農業等を含めた1次産業において、そして移住・定住を進めること、こういったことを両輪にまちづくりをしていきたいと、そういうふうに考えているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 木本議員。
○木本清登君 それらにより厚真に明るい未来が生まれることを期待して、私の質問を終わります。
○議長(渡部孝樹君) ここで休憩をいたします。
  再開を10時55分といたします。

休憩 午前10時38分

再開 午前10時55分

○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  一般質問を続けます。

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◇ 大 捕 孝 吉 君
○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。
○大捕孝吉君 初めてでございますので、ちょっと緊張しておりますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。
  私は、きょうは道営圃場整備の関係につきまして3点ほど質問をさせていただきたいと思います。
  最初に、現在行われております道営基盤整備事業でございますけれども、全体目標の3,200ヘクタール弱からいきますと約2,000超を超えたということで大変進捗状況はすばらしいんですけれども、今後とも町の7.5%の負担、それから受益者の5%負担、これらを今後とも最後まで継続をしていけるのかどうか、最初に町長のほうからお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 道営圃場整備の今後の取り組みについてのご質問でございます。
  受益者負担は、大捕議員のご質問にありましたように地元負担が5%、約5万円という目標に対して国と北海道、残りが町ということで負担をしてございます。
  基本的な枠組みは、ご承知のように国が55%、北海道が32.5%、そして地元負担が12.5%が原則でございますが、北海道はパワーアップ事業と称しまして地元が7.5%に軽減するように、残りを北海道と町で持とうという仕組みになってございます。
  ただ、本町ではスタートのときの約束もございますので、北海道が言う受益者負担の基準の7.5%ではなくて、町が受益者の肩がわりをして、受益者としては5%をめどに基本的には5万円、反5万円の目安でこの事業を推進してきたというところでございます。そういう意味では、逆に町が7.5%を持っているという仕組みになってございます。
  この状況、このスキームが今後も継続できるのかというご質問でございます。
  当然、例えば1地区20億円もするような事業を展開しております。こういったものを北海道のほうのパワーアップ事業、それからこの国の仕組み、こういったものが前提になって、その枠内で地元負担を5%を継続する、これはもう当然お約束できると思いますが、このパワーアップ事業が大きくさま変わりするとか、もしくは中止されるという状況になりますと、また一から受益者の皆さんと相談する状況になる可能性もあるということでございます。
  ただ、幸いに北海道のほうではこのパワーアップ事業、今年度から27年度までの5カ年、第4期対策を実施するということになりましたので、この27年度まではこの枠組みでずっと継続していけるというふうに考えております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。
○大捕孝吉君 受益者の方々も大変こういう社会情勢でございますので心配しております。今後ともひとつ絶大なるご協力をお願いいたしたいなとこう思います。
  では、次の質問に入りたいと思います。
  今の質問ともそれぞれ関連はあると思いますけれども、政権交代以来、改良事業に対しては、大変国の厳しい状況の中で今ほど町長さんからもお話しありましたように国、道それぞれの補助、また町の負担と、大変こう厳しくなってきているわけですけれども、昨年度までは何とか思ったような予算の中で事業を展開してきたわけですけれども、今年度に入りまして、当初概算要求しておりました金額よりも予算が少し減額されてきたと。そして、ここにきて東北震災の関係で、東北震災も大変な状況ではございますけれども、何とか早い復旧を希望しているわけですけれども、予算の中でそういったものが何とか少しでも軽減してくれと、こういったような要請といいますか、事業の中で、予算はそれぞれいただいたんですけれども、その中でもできるだけ頑張って予算を減らしてくれと、そういった要請も来ているわけですよね。
  そんな中で今年度の事業にも多少影響が出てきているわけですけれども、そういった中でこの予算の減額といいますか、それから震災の関係の、予算の減額については今までもそうなんですけれども次年度に繰り越していって、何とか事業を進めてきたわけですけれども、震災関係の減額になってくるとこれがどうなのかなと我々も大変心配しているところでございます。その辺、町長どのように受けとめられているか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 大捕議員が心配されているように私も一口に言うと心配しております。
  民主党政権になってから、コンクリートから人へという形で農業政策が大幅に変わった。ただ、農林水産省の予算そのものは変わらないで、戸別所得補償の財源を確保するために農業農村整備の公共事業予算を振りかえたというしわ寄せが本町の圃場整備事業に直接影響が出ているというところでございます。
  おさらいのためにざっとこれまでの経過を説明させていただきたいと思います。
  21年度まで本町の基盤整備は先ほど言いましたように約20億円、事業費にして毎年20億円程度の予算規模で執行されてまいりました。1地区の事業期間は5年から6年、地区の事業量、その地形によりますが、5年から6年で完成をしてきたと。実質工事そのものは大体3年だというところでございます。
  ところが、先ほど言いましたように民主党政権になってから農業農村整備予算が大幅に削られたということで、全国規模それから北海道の規模でも対前年度比6割に削減されてしまったというのが22年度の予算でございました。これが厚真町でも道営圃場整備が対前年度比62%の12億円弱に22年度は縮減されたというところでございます。今年度も実は繰越予算を含めて13億円程度の規模しか確保されておりません。さらに、震災復興のためにその予算がさらに5%つままれているという状況でございまして、執行に当たっては実施主体のほうでいろいろと苦労をされているというところでございます。
  この状態がもしこのまま続くということになりますと、厚真町が毎年計画しておりました新規1地区採択、そして6年で完成していくという、この流れが、この工程が非常に危ぶまれている状況でございます。先月、そこの事業主体であります胆振総合振興局からも、今後、大幅な予算の復活は期待できないというような状況説明も受けているところでございます。
  ただ、町としては、まだまだ地域で道営圃場整備を待たれているところがありますので、できる限り関係機関と連携を深めて、政府与党、関係機関に対して予算規模の増額について強く今後とも要望してまいりたいと、そのように考えているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。
○大捕孝吉君 次に質問しようと思ったこともちょっと答えが出てしまったんですけれども、いずれにしましても大変厳しい状況で、私の言いたいのは、震災関係の復興はどうしてもしなきゃだめなんですけれども、この予算が最終的にも各市町村に入ってくるのかどうか。これがもしそのままとまってしまったときに、ほかの予算は次年度繰り越しでもいいんですけれども、このときに町としては、じゃその分をどうするかと、この辺をどのように今考えているかということをちょっとお聞きしたいんですけれども。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 基本的に面工事そのものは手をつけるとその場所が1年、2年、3年と引き延ばされるわけではなく、要する事業費が圧縮されればその分だけ面工事が少なくなるというところでございますので、その答えが、結論が、例えば翌年度の予算の結論が早目に示されることによって営農計画に大きく影響しないのではないかなと思います。これがぎりぎりまで箇所づけ予算が明らかにされなくて、例えば3月になってしまうということになりますと、当然皆さんの営農計画に大きく影響しますし、基本的には種子確保も難しくなるという状況の中で、そういったことがないように私も関係機関のほうに農業者は3月になってから営農を始めるわけではないんだぞということを強く申し上げておりますので、もちろん予算の獲得とあわせて早目に次の年度の、次年度の事業計画を明らかにしてくれと、これは農業者の皆さんに迷惑をかけることのないようにお願いをするというふうに話してあります。今後ともそういう取り組みを強めてまいりたいと思います。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。
○大捕孝吉君 もう既に今年度事業の中でも、たまたま私の地区がことし基盤整備事業、東和も入っているんですけれども、そんな中で当初から暗渠事業が全面できないということで予算の中で今やっているわけですけれども、そんな中で先ほど言いましたように震災の関係もございまして、排水トラフの一部中止と、それから新規採択になった豊共あるいは豊沢のほうでも、まだあっちのほうの予算は完全にはついておりませんけれども、一応それらの進捗を進めていくために、例えば排水路の設計を少し縮めるとか、あるいは起点測量、それぞれ土質調査のような形で50点とか40点とか豊共のほうもやると思うんです。豊沢も多分ことしやろうかと思いますけれども、その辺のことを多少次年度に回すとか。予算がついてくれば今年度やれるんですけれども、そういうことになっていくと、それだけ今度事業がどうしてもおくれていくと、そういう形になりますので、これは道だとか国との関係もございますのでなかなか難しい、答えには難しいと思いますけれども、今後もひとつ何とか最終的には町が私のほうでやりますと、そのくらいのひとつ気持ちで今後も考えていただきたいなと、こう思います。ひとつよろしくお願いします。
  次に進みたいと思います。
  次に、基盤整備にかかわる転作奨励金の関係なんですけれども、転作問題、これ昨年度も、昨年度というかことしの春、昨年度から春にかけて大変受益者の皆さんにご迷惑をかけた部分もございまして、緑肥にするのか春耕にするのか、秋施行にするのか夏施行にするのかということで大変ご迷惑をかけまして、最終的には7割くらいが緑肥に、転作奨励金の特別補助ということで3万1,000円をつけるということで決着がついたわけですけれども、一部春耕入っている部分もございます。
  これらの条件につきましては、町長も、春耕につきましては契約栽培ということで大変春先農家の皆さんご苦労されて種子の注文だとか契約の解除だとか、あるいは資材の返品とか大変苦労をかけて、そして緑肥にしたわけですけれども、工事そのものはやはり夏施行が一番ベターだと、条件もよくなるしということで受益者の皆さんもそれは考えているんですけれども、その辺の転作奨励金の国で言っているのは反4,000円ですか、それに対しての今までの3万1,000円なり3万円のその補助の差額分ですよね。これを町としてはやはり何とか考えて工事を安定化させるというか、農家の皆さんも安心して緑肥にして夏施行すると、こういった方法に何とか向けていけないものかなと。その辺町長の考えをお聞きしたいと思いますけれども。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 23年度の営農に向かって随分と農業者の皆さんにはご心配をおかけいたしました。それもこれもこの農業者の戸別所得補償のモデル対策から本格実施に向かう中で、先ほど言いました22年度は激変緩和で措置されたものが23年度はゼロになるのではないかという、そんな心配がずっと続いてきまして、それもなかなか皆さんの営農計画立つ時期まで結論を出せなかったと。年度が明けてしまったという状況でございました。
  幸いに私たちの主張が通りまして、北海道、国が緑肥についても取り組みを認めると。その枠組みはご存じのように産地資金で賄うということになります。この産地資金はそれぞれの地域の特性を考慮して、その地域で取り組むべき作物についての支援をするという地域独自のものということで決着をしたところでございます。今年度はご指摘のように緑肥は3万8,000円の支援がされる見込みでございます。
  昨年は大捕議員がおっしゃったように4,000円にプラス足りない分を激変緩和で措置をして3万円ちょっとぐらいになったということでございます。ことしは厚真町のこの産地資金の取り組みで、国からの交付金は基本的にはゼロ、ただ産地資金で3万8,000円を確保する、そういう見込みでございます。もちろんこれは実績に応じて端数のほうは調整されますので、今の段階ではおおよその数字にはなっております。
  これ、町独自で決められるという枠組みが今の農業者の戸別所得補償制度が継続されるうちは、この産地資金の総枠の範囲内でこういった緑肥対策が継続していけるんではないかと、そのように考えているところでございます。
  もちろん、これを決める主体が厚真町の農業再生協議会という協議会でございますが、厚真町、それから農業関係団体が一堂に会している協議会でございますので、本町の懸案事項であります道営圃場整備の推進のためには、この緑肥に対する助成が今後とも継続していけるんではないかというふうに考えておるところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 大捕議員。
○大捕孝吉君 何とか、できれば秋までにはそういった結論を出していただくことによって農家の皆さんの営農に対するそれぞれの考え方が変わってくるのではないかとこう思いますので、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。
  いずれにしましても、厚真町の基幹産業である農業を守るために、それぞれ水害のない町ということで河川の改修、あるいは厚幌ダムの早期完成ということで大変ご苦労していただいていることは私も承知でございます。今後とも、ぜひスムーズに計画どおり進んでいくようにご協力をしていただきたいとこう思いまして、私の質問にかえさせていただきます。
  終わります。

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◇ 今 村 昭 一 君
○議長(渡部孝樹君) 次に、今村議員。
○今村昭一君 2件の質問事項を提出しておりますけれども、最初に厚真町林業、これの現状と将来というようなことでお尋ねしてみたいと思うんですが、余り細かいようなことでは頭が混乱いたしますから、簡略にわかりやすいやりとりで質問してみたいと思います。
  まず最初に、町有林のここ5年ぐらい、22年からちょっと先のほうも含めて、町有林事業に対しての一般財源というものがどのようになっているか、まずその点をお尋ねしてみたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 町有林の管理状況ということでございます。
  22年度について言えば、一般財源の持ち出しは基本的にはないということでございます。
  事業費から追って説明しますが、事業費が決算では2,490万円、そして補助金が1,770万円、ちょっと端数切っていますが、それに立木処分の収入、これが94万5,000円、そして間伐収入が635万円、その他の収入含めますと一般財源としては投下されていない状況でございます。したがいまして、この22年度につきましては実施したコストより収入が多かったということになります。
  以上です。
〔「その先も」と呼ぶ者あり〕
○町長(宮坂尚市朗君) 23年度予算、こちらについては、事業費等を省略しまして、一般財源、これは持ち出しの予定になってございます。こちらのほうは591万9,000円、予算上の話でございますが、591万9,000円の一般財源を町有林管理のために投入するという予定でございます。
  特に注目すべき点は、この立木処分の収入が14ヘクタールを処分する予定でございまして、142万円と一応見積もっております。ただ、これは非常に野鼠のネズミ等の被害が大きかったところを処分する見込みでございまして、ちょっと昨年の実績から見るとその積算単価を非常に小さく見積もり過ぎているなというふうに今の段階ではそういう反省をしてございます。基本的にはヘクタール当たり30万から40万円にはなるのではないかなということでございますので、この見込みについては決算で修正をさせていただきたいと思います。
  それから、24年、25年、26年、これにつきましても一応総合計画の実施計画に造林から立木処分まで計画しておりまして、それぞれの一般財源投入額、これについて申し上げますが、24年度が172万9,000円、これも持ち出しということになります。25年度が255万6,000円の持ち出し、26年度も134万3,000円の持ち出しとなっております。
  これ以外に、さらに45年度までの長期の見通しも一応は持っておりますが、そちらのほうも一応説明させていただきます。
  24年度から45年度までの22年間のトータル収支でございますが、こちらでは1ヘクタール当たり53万円の収入を見込んでおりまして、逆に造林等の管理経費が1ヘクタール当たりトータルで54万円ほどの持ち出しということになります。ただ、この22年間にあっては、すべての管理コストがかかるわけではなくて、これまでの造林されたものの収入、伐採のほうは立木処分の収入のほうが多くて、この22年間の間は幸いに22年間トータルで収支が4,435万円ほどのプラスとなる見込みになってございます。ただ、この過程も1ヘクタール当たりの立木処分金額が53万円という設定でございます。昨今の状況を見ますと近年では80万円という時代もありましたので、今後の立木処分の木材の市況によって、市場の状況によって大きく変わると思われます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 ごく近い昨年から向こう4年間ぐらいの見込みの数字をお知らせいただいたんですが、5年間ぐらいのもので、これが平均値となるかどうかわかりませんが、この状態の中では1,000万円少し一般財源を持ち出ししているかなと。これはたまたまこの5年間を引っ張り出すとそうなるのかなと。
  もう一つ、1点ちょっと確認したいのは、カラマツ、今、立木処分の金額で言われたのはカラマツが非常に多いんだと思うんですが、カラマツの比率、その他の比率、それからさらに天然林というものを言ったときに、それらの単価、そしてまたそれらが年間に与えるカラマツ以外のものがその処分に与える価格というのは別に大した、考慮するほどの比率にはならないのかどうか。
  それと、現実にその21年、22年、21年が販売実績ないのかな。町有林ばかりでなく民間での販売もあるんだろうと思います。その辺が、カラマツ主体、カラマツ以外のもしそういう販売実績のあれが把握しておりましたら、ヘクタール当たりどういう市況だったのかお尋ねしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) まず、町有林の人工林、厚真町で言えばカラマツでございます。それから天然林その他というその内訳でございますが、町有林全体が1,945ヘクタール、そのうちの61%に当たります1,200ヘクタール弱が人工林でございます。それから、天然林が37%の730ヘクタールでその他が2%の32ヘクタールとなっております。
  近年の立木処分の主たるものは、基本的にはカラマツでございます。例えば22年はカラマツが7.36、それからそれ以外にトドマツだとかストローブが若干ということでございますが、基本的にはカラマツが主流になってございます。
  それ以外のカラマツ以外の樹種についての販売単価については、手元に資料を持ち合わせておりませんので、現課担当課長のほうからお答えさせていただきます。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) 近年の町有林林木処分の年度別の実績でございます。
  まず、昨年22年度におきましては、カラマツの1ヘクタール当たりの立木面積価格ということでご説明いたしますと、昨年については先ほど町長が申し上げましたとおりネズミによる食害、それから破損木が多いということがございまして、1ヘクタール当たりに換算しますと税込みで38万7,000円というのが1ヘクタール当たりの処分単価でございました。
  また、21年度、昨年度でございますが、これも同じくカラマツで、一部広葉樹が入ってございますけれども、1ヘクタール当たりの立木価格につきましては税込み80万円ということで、かなりその年によって野鼠等の食害、それから林齢等の影響で単価に差が出ております。平均しますと、最近の価格でいきますと50万から70万円前後の推移をしているというところでございます。
  以上でございます。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 先ほど私、カラマツの22年度の立木処分面積を7ヘクタールと申し上げましたが、カラマツは2.44ヘクタールでありました。訂正させていただきたいと思います。
  それから、カラマツ以外の広葉樹についても一部処分してございます。これについて担当課長のほうから、もう一度説明させます。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) 手元に今ございますのは、広葉樹それからカラマツ、針葉樹合わせてのならした立木単価となってございますので、後ほど資料として提出させていただきたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 今、森林の持つ機能というのがよく言われますから、余りもうかることばかりで植林というわけにもいかないのかなとは思いますけれども、それは町だから言える理屈かなと。民間だとやはりもうからなければと。確かに自分一代でできる財産かどうかちょっとあれですが、子供に残すとしても自分がかけた金はより以上に子供に乗るようにというふうにして考えるだろうなと、人情的に。かけた金だけ回収できないようなことだったらというようなことで、カラマツの手入れが非常におろそかになったときがあるのではないか。最近どうなのかなと思ったりもしますけれども、改めてカラマツの市況はよくなってきているという簡単にそういうふうな言い方ができるでしょうか。
  今聞くと、ヘクタール50万円とか80万円とかと聞くと、50万円ではどうか、これたまたま被害のあったり何だりしたところで特殊だと、順調に整備がされて育っていれば70万円、80万円ということになるというようなこと、さらにこれからまた、カラマツの利用の形態がもしよくなってきているという状況があるのかどうか、そんなことをちょっと確認してみたいと思いますけれども。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) カラマツの市況については、20年、21年が非常によかった。その前が53万円前後で推移していたものが20年、21年と税込み73万円弱、それから21年が先ほど言いました80万円という状況になりました。これも中国等のアジア圏の経済が非常に上向いてきたということもあって、カラマツの価値、使途が市場に見直されたというところで市況が回復したということでございますが、またこのごろは、22年度以降はしばらく停滞ぎみというところでございます。
  それからもう1点、町有林の先ほど前提では話をさせていただきましたが、民有林になりますとさらに先ほどの町有林の補助の枠組みにプラスアルファがございます。これは道営圃場整備でパワーアップという話題になっておりますが、それと同じように道の単独事業でさらに上乗せ補助がございます。全体の事業費に町が26%分補助をした場合に、そのうち道が16%持ちますよという上乗せ補助がございますので、実質は民有林の所有者の持ち出しはほとんどわずかなものになるというような補助制度があって採算がとれるという仕組みにはなっております。
  何度も申し上げますが、民有林の場合は今の市況で十分な収入が見込める。ただ、町有林の場合は市況が21年と同じようなぐらいに回復しなければ、ちょんちょんもしくはちょっと赤字が心配されるという状況でございます。
  ただ、国全体の取り組みで公共施設等も含めて国産林をどんどん使いましょうと、そういう促進するための制度も今充実してきておりますので、また、カラマツも建材への利用に関する技術も大分改善されてきているということもありまして、今後はこの森林の持つ多面的機能とあわせて経済林としての価値も少しずつ改善されるのではないかなと私は期待しているところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 最後にもうちょっと確認したいと思いますが、カラマツ、当初、30年代植えたころは伐期が30年というようなことだったかなと。今、50年というふうになった結果、やっと今掘り出す格好になったのかな。最盛期というか始まってしばらくしてから20ヘクタール、30ヘクタールという植林をしてきたはずなので、これからいくと、今、一けた台のヘクタールとか十何ヘクタールと。これ相当に植えた初期のころのやつで、そうするともう間もなく20ヘクタール、30ヘクタールというものが売り出される時期が来るかなと思うんですが、それちょっと確認したいです。
  そうすると、当然販売面積が大きくなると収入も処分金額も上がるかなという、今そんな期待をちらっと思って、確認したいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 今村議員のご指摘のとおりでございます。今現在、非常に伐採面積が小さいわけでございますが、これからどんどん伐採面積が多くなってまいります。
  ちょっと先になりますが、平成25年では30ヘクタールに到達すると。そして最大で平成30年、このときには67ヘクタールを伐採することになります。その後しばらく60ヘクタール前後が続きます。そういったことも踏まえて、先ほど24年から22年間の収支が4,000万円を超えるというお話しをさせていただきました。その収支も低めのヘクタール当たり53万円と見積もった額で4,000万円を超えるという話しさせていただきましたが、市況が回復するとかなりの金額の収入になります。
  ただ、それから以降、また伐採する面積が小さくなるということになりますので、だんだん赤の部分もまた後年度に続くという見込みでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 次に、クリーンラーチという新品種が三、四年前に林業試験場のほうで出されたらしいんですが、この新品種についてちょっとご説明いただきたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) クリーンラーチのご質問でございます。
  クリーンラーチは、カラマツとグイマツ、これを掛け合わせたいわゆるF1と言われるものの一種でございまして、このグイマツは中標津5号というグイマツを母に持つ個体でございます。
  長所といたしましては、二酸化炭素の吸収能力が非常に高い、要するに成長が早くて木材の密度が高いというところでございます。従来のカラマツに比べると二酸化炭素の吸収能力は7%から20%は高いんでないかなというふうに見込まれておりますし、比較的幹の曲がりが少なくて強度が高いというところでございます。
  ただ、短所につきましては、このF1ということ、そして母体が中標津5号のグイマツという非常に少ない樹種にその生産力が依存しておりますので、将来的にも急速にはその生産量を拡大できないという前提でございます。
  ちなみに2010年ですから昨年ですね、昨年のクリーンラーチの生産計画が3万2,000本しかない。これは当分このような状況ではないかということになります。ヘクタール当たり2,000本という植林の規格からいくと単純に16ヘクタール分ぐらいしか生産できていないというところでございますので、その苗木の配布先についても今の段階では非常に制約があるというものでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 これは年間3万2,000本、この状態でいくとなかなか先が明るい見通しでもないのかなと。どんな生産の仕方なのか、ちょっとついででお尋ねしてみたいと思うんですが。
  あとそれから、二酸化炭素の吸収量、材にもいいという、あと伐期としては何年ぐらいなのかなと。その点ちょっと確認、教えてください。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 生産の仕方は、挿し木をするということでございます。
  それから、伐期が、成長が早いので、ちょっと話戻りますが、カラマツの場合は基本的に50年というふうに伐期を考えておりますし、その前提は基本的に管理は35年最低しなさいよと。35年以前には切っちゃいけないという制約がございまして、大体50年ぐらいが伐期というふうにとらえているところでございます。またそのクリーンラーチそのものは成長が早いということもございまして、伐期がどのぐらいになるかというご質問ですが、今の情報ではちょっとそれが特定できない、きちっと説明ができない状況でございますので、ご承知おきいただきたいと思います。
  あともう一つ、つけ加えておきますが、当然のごとく引き合いが非常に多いものでございますので、苗木は手間もかかっておりますから非常に高いものでございます。カラマツが1本64円という苗木代に対しまして、クリーンラーチは1本135円、基本的に倍もするという状況でございます。
  話は質問のない答えに及んで申しわけないんですが、それ以外にこのF1と言われているものでスーパーF1というものもございまして、こちらのほうはこのクリーンラーチより多少は生産量が多いようでございます。
  先ほど言いました生産方法について、挿し木という簡単な説明させていただきましたが、担当課長のほうからもうちょっと詳しい生産方法について説明させていただきます。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) このクリーンラーチにつきましては、北海道立の林業試験場の発表データによりますと、生産実績ですが2008年の計画当時で2010年の秋に3万2,000本、同じく2011年秋も3万2,000本というふうに、2010年秋からこの挿し木による苗木の生産というものを計画を組んでおりました。
  ところが、実際には2010年秋におきましては生産数2万9,572本ということで計画を下回る生産量となっております。
  基本的には、カラマツ、グイマツの交配による樹種でございます。成長は早いというふうでございますが、35年前後で伐期になるのではないかというふうに期待は持たれております。ただ、今すぐに、町長申し上げましたとおり、ここ10年、20年でその結果が見られるかということについてはちょっと今後のこの試験場等の、また実際に道内で植えられている樹種、このクリーンラーチの生育状況等を見ながら、見守っていくしかないのかなという状況でございます。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 次の項目に移りたいと思いますが、波力、波力というのか潮力というのか、波の力を利用した発電とか、風力発電、これの促進というような関係でお尋ねいたしたいのですが、福島原発という非常に想定外という、当事者が想定外なんていう言葉を使っておるという、それは当事者が使うのは余りにも責任逃れ甚だしい日本語だろうなと。想定しなかっただけのことで、非常に大変なことが現実になってしまったと。
  これは、1カ所で起きるとそれはもう国全体の問題にもなるというふうな、そういうことが結果非常に顕著なことになったわけですけれども、これはもう絶対脱原発ということが子々孫々に対する責務じゃないかと。
  あちこち原発、原子力発電というのが非常に進められてきている現実もあるんですが、この際やはり、ドイツは22年まで、11年後までに廃止すると、そういうところもあります。スイスは年代はもっと後のようですけれども、やっぱり脱原発にかじを切ってきているところも相当これから出てくるのかなと。それは当然のことだろうなと思っているんですが、その面で自然エネルギーを利用するという方向にかじを切るのにどうしたらいいかと。
  ここでこれの声を上げてもと思うんですが、この民主党政権のうちに早く脱原発推進しなければ。そのために、地方から何とかそういう、地方というか各都道府県、そういう単位でもってそういう方向の姿勢を示していくことが必要かなと思っておりますけれども、厚真町も幾らかの海岸線があります。そういうところでその波の力を利用した発電、それからまた風力といったことをまず北電に、そっちのほうに力を入れてやってくれというような要請というようなことをまずとりあえずどうかと思いますけれども、町長のお考えをお尋ねします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) ご指摘のように原子力に強く依存するそういった流れ、今回の福島原発の事故によって大きくかじが切られそうな、そんな状況でございます。
  国のエネルギー基本計画で、当初、原子力による発電を50%にしたいという大きな目標がありましたが、今現在は、今の政権で原子力発電所から循環型の自然エネルギーによる発電のほうに大分シフトしているという、発言を聞きますとそのような感じを受けとめております。
  また、それぞれの原子力発電所を抱える電力事業者で、各発電所の安全、施設の充実については一生懸命取り組んでいるようでございます。
  その中で、北電のほうに、もう少し波力・風力等を含めた自然エネルギー、循環型エネルギーの活用を働きかけてはというご質問でございます。
  私も、その働きかけができるかどうかは別にしても、自然エネルギーがもう少し活用されるよう、技術力の向上も含めてそんな時代ではないかなというふうに感じているところでございまして、今現在、北電のほうで太陽光発電、これについては5,000キロワットの発電設備を計画しているというところでございまして、そのうち1,000キロメガソーラーを伊達火力発電所に設置をして運転開始ぐらいの時期に来ているんだと思います。残りの4,000キロワットも近々に道内に設置をする計画だという話を聞いておりますので、事あるごとに厚真町に残りの太陽光パネルのメガソーラーの設置についても要請をしてきております。
  それとは別に、本町でもなるべく自然循環型のエネルギーが活用できるよう、また、節電等に取り組めるよう、公共施設の中でそういった取り組みを強化したいと考えております。認定こども園等の増築においても、なるべくそういった姿勢で取り組みたいなというふうに考えているところでございます。
  また、波力発電については、まだまだ実証段階で、現実には日本で商業発電が実現していないのが現実でございます。非常に、津波の話を引き合いに出して恐縮でございますが、この波力については相当なエネルギーが見込めるということで、今後の有望なエネルギー源になる可能性もあるということでございますので、各大学・研究機関の今後の技術開発を見守っていく必要があるのかなと思います。
  もう一つ、風力発電、これに関しては、日本の全体の海岸線に商業ベースで建てることが可能な風力発電を設備しますと、最大で原子力発電所40基分ぐらいに相当するという、そういう試算もあるようでございます。それが、ただ、もちろん年間を通してある程度の風がないとだめだということでございまして、厚真町の浜厚真海岸がそれにふさわしいのか、商業風力発電が可能かどうかというのも当然検証しなければならないと思います。過去に設置を計画した事業者が調査をしたという話だけは聞いておりますが、その答えがどうであったかは手持ちに資料がございませんので答えられません。
  そういったことも可能なのかどうか、北海道電力についても大分方向について、今後の電源の構成そのものについても多分見直しをされると思いますので、なるべく私もチャンスがあれば、そういった意味の自然エネルギーの発電源についてもうちょっと拡大できないか、そういったものも端的に意見申し上げてまいりたいと、そのように思っております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 終わります。

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◇ 吉 岡 茂 樹 君
○議長(渡部孝樹君) 次に、吉岡議員。
○吉岡茂樹君 それでは、一般質問をさせていただきます。
  このような形での一般質問は初めてでございますので、よろしくお願いしたいと思っております。
  私も、厚真町の基幹産業は第1次産業であるというような形で、農業、水産、林業という形で、私の前に林業関係、そして水産関係での質問がありましたけれども、その中で農業関係、厚真町の今後の農業振興についてご質問をさせていただきたいと思っております。
  まず、1点目には、平成22年度から26年度までの第6次厚真町農業振興計画の主要施策の実現に向けた年次別行動表の2年目を迎えておりますが、特に新規参入者の育成支援、次世代を担う新たなリーダーの育成等の平成22年度の進捗状況についてはどのようになっているのかお聞きいたしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 農業振興計画上、推進したいという項目の中の新規参入者の取り組み状況というご質問でございます。
  まずは、厚真町の担い手育成基金を創設しまして、その基金の運用に従って財政的な手当てをしていくということを考えております。
  それから、農業研修生等の受け入れ支援についてでございますが、今現在は研修受け入れ登録数が5人の1団体という形になっておりまして、新規就農者を希望者をこの登録されている受け入れ者にお世話をしていただくという仕組みになってございます。
  また、これは北海道の事業になりますが、新規参入者の就農促進支援事業の活用、これについては研修受け入れ農家に対するかかり増し経費の助成となります。
  それから、認定就農者制度の活用、これについては北海道の担い手育成センターが用意している事業、資金を借りて、実際に就農すれば償還免除が受けられるという、そういった仕組みの制度を活用しているというところでございまして、今現在5件の方が継続で利用されているというところでございます。
  また、平成9年度からの新規参入者でございますが、新規参入者、合計で7名というところでございまして、今現在、厚真町に定着されている方がそのうちの6名ということになります。それ以外に、新・農業人フェア等に出展をして厚真町の農業についてPRをさせていただいておりますが、その中で移住実績は1件というところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。
○吉岡茂樹君 冒頭、22年度の進捗状況ということでご質問いたしましたけれども、5年間の実施計画ということで年次別に各農業関係団体等々で事業分担というのか、この計画を遂行しようという形でおのおの努力されているということでございます。
  私は、今回の第6次の前の第5次もございました。その中で、第5次の結果を踏まえてこの第6次が計画されたというふうに認識しておりますけれども、ただ、その中で各行政、そして関係団体という中で、社会情勢の変更等々もございますけれども、なかなか思うとおり計画が遂行されていないというような形でございます。
  そんな中で、町長にお聞きしたいんですけれども、第5次の振興計画の達成率はどのくらいだったか、概算でもお聞かせ願いたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 申しわけございません。第5次の達成率についてはちょっと掌握をしておりません。担当課長のほうからお答えさせていただきます。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課課長。
○産業経済課長(中川信行君) 第5次の計画についてでございますけれども、私ども職員団体では毎年、年次検証を進めながらこの第6次の計画づくりを進めてきたところでございます。
  大きくは4点、計画の中にございまして、この計画につきましては、この第6次についても継承し補完をしていくというところでございます。お尋ねの達成率ということになりますと1項目ずつの達成率の積み上げということになりますので、これはなかなか数字ではあらわせません。
  そういうことで、今回ご質問の中の未来を開く人、揺るぎない農業経営の実現ということで第5次の計画を進めてまいりました。今回の第6次につきましても、この人づくりを揺るぎない農業経営の実現ということで一番最初の大きな項目で持ってきております。
  特に新規就農者につきましては、相手があることでもございますし、受け入れ体制が十分に整っているかということになりますと、そういう状況でもございません。そういうことで、6次につきましては、先ほど町長からお話しのありました受け入れする方々の農家の登録の推進、あるいは地域おこし協力隊ということで、この23年からも一つの新規就農の自主事業を進めていくということで、その点を踏まえて6次計画を進めてまいりたいということでございます。
  数字であらわすのが大変難しい状況でございますので、ご了解をいただきたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。
○吉岡茂樹君 前段、第5次、そして第6次を持ち出しているわけでございますけれども、その中で地域の農業の後継者という部分では、これがこの厚真町にとっては農業振興する上では一番大事なことではないかというふうに考えてございます。
  そんな中で質問の2つ目でございますけれども、青年農業者や新規就農希望者に対する農業研修教育体制の整備関係で、今年度の取り組みについてはどのようになっているのかということで、今、産業経済課長のほうから一部報告があったと思いますけれども、再度お聞きいたしたいと思いますし、特に農業研修受け入れ農家の登録推進について、現在の登録農家数は何戸か、また受け入れた農家に対する支援についてはどのようなものがあるのかお聞き申し上げます。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 農業研修の状況でございますが、厚真町の場合は町として研修機会を独自に設けているということではございません。農協の計画しているいろんな研修に協力をしていくというところでございます。
  また、現在の研修の受け入れ農家の登録数ですが、5人の1団体というところでございます。
  受け入れ農家に対しては、当然コストがかかりますので、研修生1名に対して指導経費として月でございますが3万円、それから同じく謝金として、お礼として1月1万円、合わせて4万円の支給となってございます。これにつきましても、今現在、北海道の農業担い手育成センター、北海道の農業開発公社が担い手でございますが、ここのセンターが実施している新規参入者就農促進支援事業を活用させていただいております。したがって、町としては特別上乗せの支援をしているわけではございません。こういった制度を活用して受け入れ農家の方々に新規参入の希望者の指導をしていただいているというところでございます。
  また、今年度につきましては、先ほど課長のほうから説明したように地域おこし協力隊、国の制度を活用して、厚真町は農業支援員というとらえ方で、都市部の人間を厚真町に受け入れて、そして農業研修をしつつ、地域の農業生産活動を支援しつつ、そして地域のさまざまな行事に参加することによって、その後、厚真町に農業後継者として定着できるような、そんな仕組みを今年度から用意して取り組んでいるところでございます。
  ことしは地域おこし協力隊、農業支援員は2名を採用いたしました。6月1日に1名、それから8月にもう1名、厚真町に来る予定でございます。活動地域は、主には軽舞、豊丘を中心に活動する予定になっております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。
○吉岡茂樹君 ただいまの答弁の中で、登録農家数という部分で、個人が5名、そして団体が1法人という形で解釈いたしますけれども、これらが、この計画が始まって2年目ということもありますけれども、もう少しふやしていかなければこれらの支援対策ができないのではないかというふうに考えておりますけれども、その辺についていかがでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 確かに個々の農家の方々、受け入れ農家がふえることは非常に好ましいことだと思いますが、現実的にこれまでも新規就農者の人数が、毎年毎年来られる人数がさほど多くないという状況の中では現在の登録農家数でも十分間に合うのかなと思います。
  ただ、そうは申しましても、特定の方に負担が偏る、そういった心配もございますし、登録されている農家の方で60を過ぎている方もいらっしゃいますので、これから先の持続的な制度の活用という面では、後継者、こういった受け入れ農家の中の後継者もやはり育てていく必要があろうかと思います。
  ただ、受け入れ農家の方々についても、それなりの技術指導ができることだとか、当然指導するに当たってさまざまな条件を備えていなければならないということもあり得ますので、我々が一方的にお願いするというだけにはなりませんので、そういった環境、受け入れ農家の方々の研修も含めて環境を整えていく必要があるのではないかなというふうに考えているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) ここで休憩といたします。
  再開を1時といたします。

休憩 午後 零時02分

再開 午後 1時00分

○議長(渡部孝樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
  一般質問を続けます。
  吉岡議員。
○吉岡茂樹君 午前中に続きまして、3点目の質問に入りたいと思います。
  私の3点目の質問につきましては、前段の質問事項にも関連いたしますけれども、次世代を担う新たなリーダーの育成で、北海道農業士、指導農業士等の現在の登録人数についてお聞きいたします。
  また、関連がありますので、農業研修生の受け入れ農家の登録推進と、先ほどの2項目めの質問とリンクいたしますが、地域のモデル経営体の農業者を北海道農業士・指導農業士として登録推進していかなければ新規就農希望者等の受け入れ先がないと思われますが、どのような方策を今後推進していくのかお聞きいたします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 3点目のご質問でございます北海道農業士、それから指導農業士の登録者数についてお答えいたします。
  北海道指導農業士、現在2名であります。それと北海道農業士が6名ということでございます。
  この人数と、先ほど2点目の質問であります農業研修受け入れ農家の登録者数5人、1団体と完全に一致するものではございません。
  ちなみに、この北海道指導農業士、この方については次世代の農業の担い手の研修受け入れ、そして指導や地域農業の振興等に関する助言が期待される方ということでございまして、北海道が要綱で制定されたものでございます。また、北海道農業士につきましては、新規就農者等に対する助言、それから経営改善や地域農業の振興に関する協力が期待される方ということで、こちらのほうも北海道の要領で制定されたものでございます。
  北海道農業士のほうが古くて昭和50年に制定、それから北海道指導農業士は平成5年に制度化されたものでございます。
  現在登録されている北海道農業士6名の方については、旧胆振支庁農業学園や北海道立の農業大学校の修了時に称号を授与されたものでございます。
  北海道農業士の育成に当たっては、北海道立の農業大学校や4年制大学の農学系の学科の修了生、あるいは25歳以上で5年以上の営農があり、経営改善や地域活動に率先して参加しているなどの要項を満たす必要があろうかと思います。
  先ほどの受け入れ登録者数の人数、それから今説明いたしました指導農業士と農業士の数からいっても、これから新規就農者や農業後継者の指導に当たる方々のスタッフの数としては、やはり心もとない数だと認識しております。今後とも、こういった指導農業士、それから農業士がふえていくことを願いまして、制度設計もしてまいりたいなと思いますし、もちろん行政だけでできるものではございません。JAを含めた農業関係団体とも今後の育成体制についても協議をしてまいりたいと、そのように思います。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。
○吉岡茂樹君 ただいま町長からご説明のとおりだと思っております。そういう形で、やはり何といっても受け皿ですね、受け皿を広くするという形で今後の推進をよろしくお願いしたいと思います。
  それでは、4点目のご質問でございますけれども、第6次の農業振興計画の中で研修農場(仮称)の構想がございます。そういう中で、進捗状況と今後の具体的な方策について、どのような構想をお考えなのかお聞きしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 研修農場構想について、その進捗状況について、まず説明させていただきます。
  平成22年度につきましては、全国の先進例の視察をさせていただきました。北海道におきましてはむかわ町の鵡川研修農場、そして平取町の紫雲古津実践農場、そして浜中の新規就農研修農場を視察させていただきました。また、道外におきましては、静岡県の掛川市においての新規就農支援事業、そして同じく同県の浜松市にあります株式会社ゆめ市、これは認定農業者団体で生産から販売まで一貫取り組んでいるところでございます。それと滋賀県の野洲市にあります株式会社グリーンシューズ、こちらのほうは農作業を受託する会社組織、いわゆるコントラクター機能を兼ね備えた法人でございますが、こちらのほうを研修しております。
  この研修メンバーは、行政側、それから農業関係団体、各団体の中核にいるメンバーをそろえまして、そして視察をさせていただきました。
  財源としては、厚真町の担い手育成基金、この運用によりましてこの研修農場構想を策定に当たりたいなという状況でございます。
  また、今後につきましては、23年度において、このアウトラインづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。
  また、別制度ではございますが、先ほどご説明申し上げました厚真町の地域おこし協力隊農業支援員の2名の委嘱を受けて、その農業研修の状況、こういったものを踏まえて研修農場という形を具体化してまいりたいなと、そのように思っております。
  もちろんその具体化する過程では、関係機関による協議会の組織、そういった組織の立ち上げも必要かと思いますし、研修農場という具体的な形で資産をきちっと用意することがいいのか、もしくは単純にコントラクター的な組織として移行するのがいいのか、生産法人を現在の既存の生産法人を活用するのがいいのか、あるいはJA、富良野のほうにもありますようにJAで考えているJA農場、こういったものとリンクさせるのがいいのか、さまざまな観点から、このアウトラインをつくってまいりたいなと、そのように考えているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。
○吉岡茂樹君 研修農場構想については2年目ということで、22年度については先進地の視察、そして今年度もそのような形で、5年をめどにしてある程度の形をつくるというふうに私も認識してございます。
  ただ、先ほどから私も質問してございますけれども、やはり若い人たちの育成、それと農業の中核となるリーダーの育成等々が農産物の収量、品質にひもついてくると思っておりますので、まだ時間はあるということでございますけれども、できるだけ早く実現して、第1次産業、特に農業の振興にご協力をよろしくお願いしたいと思います。
  以上で終わります。

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◇ 海 沼 裕 作 君
○議長(渡部孝樹君) 次に、海沼議員。
○海沼裕作君 それでは、一般質問をさせていただきます。
  町長に一般質問するのは何か初めてみたいな気がしますので、2度目でしたか。すごい新鮮な気分でドキドキしています。
  笑ってはいられないことがことしの3月の第1回の定例会の途中に大きい地震がありまして、定例会も中断して、それぞれ皆さん被害の心配をしたところです。
  宮城県の牡鹿半島を震源として、マグニチュード9という今まで記録をしたことがない災害であったようですし、津波も遡上高さ40数メートル、これも今まで類を見たことのない、そんな災害で、日本で初めてこんな大きなという被害を見たような気がします。
  その中でも悲しいことは、石巻市の大川小学校という小学校がありまして子供たちが106人いたということです。そのうち64人が避難の途中に津波にさらわれました。また、先生も13人のうち10人が亡くなられたということで本当に悲しいことです。
  しかし、その一方で助かった人もいるということ。助かった人は自分の判断でがけをよじ登ったという、そんなことですし、もともと防災、津波の町ですから防災については日ごろから訓練をなさっていると思いますが、その訓練がもしかしたら災いをして、橋のほうに逃げる、北上川にかかる新しく大きな橋のほうに逃げて、それから小高いところに逃げようと、そういうことであったようですが、それがマニュアルどおりにいきますと大変なことになってしまった。
  本当に亡くなった人もかわいそうですが、これで両親を亡くされた子供もいるようです。その人たちを本当に生きてよかったのか、生き延びてよかったのか、そんなふうに思われた津波の被害でした。
  こんなことがありまして、私も3時近く帰りまして、上厚真へ来ますと、上厚真、まだあれは多分、完成は本当はしていなかったと思うんですが、拡声機で、屋外の拡声機で、津波が来るので厚南会館に逃げてください、そういうようなアナウンスが何度かありました。
  それが時間がたつうちに上厚真小学校のほうに避難先が変わっていったわけなんです。それ先ほど木戸議員の話を聞いていますと津波の予報が変わってきたと、そういうようなことでなってきたんでしょうが、津波の高さが6メートルと想定し勧告をしたんだと思います。
  6メートルという想定は、厚南会館では避難場所として適さなかったのか、まずそれについてお伺いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) ご質問の津波に対する勧告及び指示の経過についてでございます。
  当然ご存じだと思いますが、再度申し上げますが、津波注意報が出たのが14時49分、このときは津波の予想高さが0.5メートル、それから15時05分、このときには警報に変わって津波の予想高さが1メートル以上、それが15時30分には大津波警報に切りかわりまして津波の予想高さが何と6メートル以上8メートルにも達するかもしれないという警報が気象庁から出されたわけでございます。
  当初、最初の津波警報が出た段階で勧告したときには、津波の高さが1メートルということでございましたので、鹿沼それから浜厚真海岸沿いにいる方々を厚南会館に避難させることにいたしました。ただ、15時30分に6メートルから8メートルという警報が出ましたので、上厚真の厚南会館の付近の標高が約8メートルということでございましたので、より高い上厚真小学校、こちらのほうの標高が19メートルございますので、そちらのほうに避難させることにいたしました。また、厚南会館の収容人員が避難指示対象人数を上回っておりました。そういったこともありまして上厚真小学校に避難指示をしたところでございます。
  その際に、その過程で小学生を一たん集団下校させてしまったことから、集団下校をした小学生をまた再び上厚真小学校に戻さなければならないという事態が発生したというところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 僕その屋外の拡声機から聞いた帰りに、用があって郵便局に寄ったんです。郵便局の人たちが、私たちどうしたらいいんでしょうと僕に聞くんですよね。それは逃げたほうがいいんじゃないですかと、そうは話したんですけれども、でも逃げなかったのは、消防も厚南会館の人たちも逃げていないんですよね。
  消防署は消防の任務があるといえば任務があるんでしょうけれども、大きなそういう災害を想定しているのか、郵便局の方々は避難所にいるんですよね。それはどういうふうに考えたらいいのか。防災の現場拠点としているところですのでいろんな機器があると思います。その保全行動に当たるためにいろいろな仕事があったのか、もっともっとそこで最後までそこを拠点として考えようとしていたのか。これは平成15年の十勝沖地震のときにも消防の自動車が壊れまして新しく直した、そういう経過もありますし、片や皆さんが逃げているのに、逃げなきゃならない範囲のところにある者たちが残っている、これはどういうふうに考えているんでしょう。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 先ほど厚南会館に避難指示をしたのは、苫小牧上厚真線の道道から南のほう、上厚真市街でも南と北に分けて、南側の方々に避難指示を出したというところでございます。
  今、郵便局の職員の話を例示されておりましたが、それ以外にも避難リスクから考えて100%に至らなかったということは今後の反省材料にしなければならないし、先ほど申し上げましたように防災はハード、それから減災はソフトという仕分けから考えても、このソフトの部分をもう一度見つめ直して、そして地域住民の方々と、例えば津波の災害の場合は、しかもそのときの警報、それから指示が出た場合にはどう行動するかを、洪水の場合はどう行動するか、地震の場合はどう行動するかということを地域の住民の方々、それから災害応急対応に当たる関係機関の方々、こういったすべての方々ときちっと防災に対する自分たちの行動について行動指針を明らかにしていく必要があるなと、そういうふうに反省しているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 何か今答えられなかった、答えをぼやかされた感じしたんですけれども、これでよかったのかというのは、よかったのか悪かったのかこれから考えるという、そういうような話だったと思います。
  今回は特に津波だけについて絞ったわけなんです。それで通告したとおりに避難率の話もお聞きしたいと思いますし、今も大ざっぱに大まとめに答えられたようなんですが、例えば防災計画ですね、今回の防災計画、今回というか何年か前につくった防災計画、厚真町の防災計画の中では、災害が発生したときあなたが最初に避難する場所はここですというところがあるんですよね。6カ所あるんです。まずそこに避難しなさい、今回はそのとおりでよかったんです。その次がまずかったんです。その後は係員の指示に従い各避難所に移動します。係員の指示って、今回どういう指示したか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 厚南会館に例えば第1避難場所から2次に移る場合は、当然そこに避難所を管理する連絡員等がおりますので、その指導に従うという形になりますが、今回の場合は一度防災無線で厚南方面へという指示をいたしましたが、その後の指示のし直しの15時30分以降の大津波警報での防災無線での指示がございまして、それに従って皆さんは上厚真小学校に直行していただいたというふうに承知しております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 直行した人もいるかもしれませんし、厚南会館におった人も僕も知っております。大した混乱はなくてよかったんですが、でも厚南会館から小学校へ行くということになりますと、今、大川小学校の話をしましたが、橋があるんですよね。このことも想定の中に本当は入れておくべきだったと思います。
  あの北上川にかかる一番高い橋だったようです、大川小学校から避難経路の中のその橋というのは。多分安全だろうと思って行ったということが、それが運が悪くというか災害になってしまったということです。
  ですので、災害計画の中では、防災計画の中では厚南会館から橋を渡る、例えば避難場所を変えるときに経路を変えたときの橋を渡る、これは工事もしかり、工事のときも、こういうときに危ないということを前提に入れておかないと、これは何か似た轍を踏むようなことになるのではないかと思います。想定の中に水がある方向に避難するということは危険度を増すことにならないかどうか、それについてもお伺いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 橋を渡るという話を洪水のハザードマップ等、評価していただいたときも話題になる件でございます。
  今回、津波に限って言えば、先ほど言いましたように厚南会館の標高、それから上厚真小学校の標高で、その間にある上厚真大橋、そして道道の標高、それから海岸まで津波が到達する時間、それからそれが厚真の内陸部に向かって遡上する時間、こういったものをトータルで考えますと、その後の避難が次から次へとドミノ倒しにならないということも考えますと、あの時点で避難する場所として、仮に厚南会館を経由された方がいらっしゃっても十分に上厚真大橋を渡って上厚真小学校に安全に到達できるだろうというふうに考えたところでございます。
  あくまでもそのときの災害の状況、これは決して自分たちが想定しているとおりに被害が拡大するなんていう形でとらえてはいけないと私も思っております。そのときの災害の状況を見て臨機応変に避難場所それから避難指示をするのが行政側の役目ではないかと、そういうふうに認識しているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 次に、ロ、避難率のお話についてお伺いします。
  僕の記憶の中ではこんなに大々的な避難を命じられたというか避難があったということは記憶にありません。
  冷静になって後で考えてみますと、イソップにこういう話があるんですよね。オオカミが出たぞという話が。初めはおもしろくてちょっとうそを言った、それが周りが騒ぐものですから、それを楽しんだんですね。そのうちに本当にオオカミが来て、その子供の養っていた羊がみんな食べられてしまった、そういうような話なんです。
  ちょっとこれは表現が適切じゃないと思うんですけれども、このイソップの中ではうそということなんですが、間違ったというか過大なことを話して何か行動させると、何回かあるとそれを信用しなくなるとか信憑性がなくなる、そういうふうに僕自身は思っております。
  被害想定を大きくすることは、先ほど言いました減災、被害を少なくする、その一番の方法なんですが、それが逆に情報が大きくなり過ぎますと信用されなくなる。この辺のやりとりをどうするのか。これが今回の避難率に結びつくものかと思っております。
  これが、今までうそを言った、そういう意味じゃないです。自分で判断をしたということなんです、各住民が。自分で判断したのと役場が発した8メートルとか6メートルの高さは言いませんでしたが、そういうことを自主判断したんですよ、多分。まさかというそういう思いがあって多分来なかった、僕はそんなふうに解釈しています。
  それで避難すべき人が564人でしたか、避難された人が142人でいいんですよね。それで4分の1ぐらいですよね。だから25%。全道で16%ですから率は高いんですが、4分の1なんですよ。これで満足している数字かどうか。
  満足はされていないのは言葉の端々にありますので満足しないというになるんでしょうが、この中に清住や鹿沼地区の方の避難についてはどういう扱いになっているか。入っているのか入っていないのか。またはどこへ避難をしろと。本当は軽舞小学校という避難先なんですが、そちらへの避難を誘導されたかどうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 改めて申し上げますが、今回避難された方は142名、先ほど対象地区人口は564名と申し上げましたので25%、4分の1ということになります。
  25%がどう評価されるかということでございますが、今回の未曾有と言われている大災害で、当然東北地方の被害状況、テレビ等でつぶさに皆さん見られたと思います。決して大げさな話でもなかったのではないかなと思います。
  幸いに発生地点とそれから北海道の地形的な状況、地理的な状況から、気象庁が発表した6メートルから8メートルという予報がいいほうに外れたということで被害は最小限でおさまったのではないかなと考えてございます。
  私たちいろんな地震の発生場所に応じて津波がどのような状況になるかというその学術的な科学的な知見を持ち合わせておりませんので、当然一番信頼のおける気象庁の発表に従うのは当然だと思います。気象庁が6メートルから8メートルと言った以上、標高的に8メートル未満のところは真っ先にまず避難をさせる指示をする、これがどんな対策よりも災難をとにかくやり過ごすという観点から考えると一番適切であったのではないかなと、これは釜石だとか石巻の小学校の例も先ほど海沼議員おっしゃっておりましたが、それと比較しても必ずしも自分の経験、わずかなその人生経験の中で想定をしてしまって、それによって判断することがどれだけ危険なことか。人間の生きている最大で100年という期間と地球が何十億年もかけて営んできたこういったサイクルのスケールの違いを考えますと、私たちが経験したことのない、想定のしていないことも起きるんだという前提でやはり自分たちの生活、安全を確保するべきだなと思っておりますし、そういう意味では、先ほど言いましたようにハードとソフトをうまくかみ合わせることが必要だと考えております。
  また、清住、鹿沼方面の方々の避難場所についても、最初の警報で申し上げましたのは、ひとまずは厚南もしくはその次は上厚真小学校へと避難指示をいたしたところでございます。実際に浜厚真それから鹿沼の方々がどの程度この上厚真小学校へ避難されてきたか、担当の課長のほうから補足をさせていただきたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 総務課長。
○総務課長(近藤泰行君) 避難所に来られた方々ですけれども、主に上厚真、浜厚真、厚和、共和地区の方でございまして、鹿沼地区の方については厚南会館並びに上厚真小学校のほうには避難されなかったということでございます。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 今、この話は最後にちょっと食い違ったところで話そうと思っていたんですが、ほかからの判断による6メートルとか8メートルとか、防災会議というのか防災本部の中の判断じゃなく気象庁とかそういうところからの外部判断によるところを基準にして避難誘導、そういうことなんですが、この外部判断というところについて、必要なことなんですが、外部判断に自主判断も入れるところが幾らかあるのか。自主判断というのはみんなが来なかったということについて自主判断を加味しないと、ぴたっと合うことはないけれども、ある程度皆さんが統一された見解になることはあり得ない。逃げるほうも呼ぶほうも。僕はそう思います。それで呼び方について、今度周知の方法について。
  避難率の中にどういうふうに皆さんに、住民に教えるか。津波が来るぞと教えるかということ。防災無線で今回教えたんですよね。それから、来なかった人、集まってこなかった人には呼びに行ったり、直接言ったんです。ほかに方法はなかったと思いますか。例えばサイレン、サイレンは12時の正午をお知らせするだけに使うものなんですか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 広報手段としてはいろんなものが考えられると思います。海沼議員が前段でおっしゃっていたものは確かに厚真町の場合完備されている。また、サイレンについても、せっかくついている。ついているものを活用したかということでございますが、浜厚真海岸に設置した屋外拡声機は使わせていただきましたが、上厚真市街に設置しているサイレンについては使用いたしませんでした。これは、お互いの住民とそれから防災を担当する本部、行政側とのお互いの合意がきちんとできていないと、サイレンの意味がわからなければ結果的に期待した効果が得られないということでございます。
  正直申し上げまして、津波対策、災害の中でも津波対策については、私ども北海道に住む者、それから太平洋岸に住む者、厚真町としてはどちらかというとこれまで大きな被害、我々が知っている範疇で被害がなかったということもありまして、その辺の詰めがまだまだ足りなかったなというふうに反省しているところでございます。
  ただ、津波というのは先ほど言いましたように何十年サイクルだとか何百年サイクルだとか何千年サイクルで必ずやってくるということも今回私たちは学んだわけでございますので、決してその何百年単位があすあさって来るかもしれないという前提で津波対策もきちっと対応していかなければならないと考えておりまして、その中でその広報手段、そして例えばサイレンを使った場合には、そのサイレンの合図がどういう意味なのか避難する側にある住民の方々が理解し、そして主体的に行動できるように対策をきちっとしていかなければならないというふうに考えているところでございます。
  そういう意味で、何度も申し上げておりますが、これからソフト的な対策をきちっと講じていきたいというふうに考えているところでございます。その中でどういう広報手段が一番いいのか、この辺も関係機関と十分に協議してまいりたいと思っております。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 サイレンは異常なときに教えるものなんですよね。あ、間違ったなんていうのは、そういうものじゃないんです。例えば水害で鳴らしても多分いいと思うんです。水害、洪水避難、洪水が起こりそうなときに。
  今回も地震があれだけの何かめまいがしたような地震が来て、随分サイレン鳴るなと、何かおかしいと思いませんか。そういうのをまた災害のときの招集方法に書いてあるんですですよ。サイレン鳴らしなさい。
  何か消防団、上厚真のほうの消防団招集したんです。そのときにも電話招集するかサイレン招集するか迷ったんですよ。だから、何千年に1回とか何百年に1回の災害ですから手が出ないんです。でも手が出せるのは、サイレンは異常を教えるんです。
  12時のサイレンが12時1分に間違って鳴ったとか、それはちょっと論外ですよ。普通、あの長周期の地震で自分がめまいしたのか本当に地震だとか、例えば外にいた人は気がつかなかったような感じだと思います。何か変だと、それはわかったと思います。普通の短周期でがたがたっと来るんだったら、1秒に1回来るんだったら、それはすぐわかります。でも、そのときと同じように変だということを教えるのがサイレンの仕事だと思うんですよ。そのために12時に毎回、練習のために鳴らしているんです。鳴るか鳴らないか検査のために。
  今サイレンは、消防の火事の案内と12時の正午の案内しかしていない。全然サイレンの体をなしていない。私はそう思います。町長、今、サイレンについては何か違うような話になったんですけれども、サイレンの意味って考えたことございますか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) サイレンの位置づけについては、海沼議員がおっしゃるとおりだと私も承知しております。ただ、外にいる方々が、先ほど議員もおっしゃったように地震を体感したかどうか、それからそのサイレンの意味が理解できるか、こういったことを考えるとどうしても、先ほど言いましたが厚真町の町民の方々は津波というふうに、津波の被害、津波の被害が相当に及びそうだ、そういったことが想像できるかどうかということを考えますと、まずサイレンを鳴らすよりは、確かに防災無線だとか人、関係機関が走る、それから消防自動車も含めて広報活動をしたほうが早い。これは警察のほうも協力していただいて広報活動したということでございます。
  ただ、サイレンの使い方については、どうしても私たち直感的に火事というふうに認識してしまうおそれもありますので、これについてはせっかくついている屋外の拡声機でございますので、有効活用していくことはこれから検討しなければならないというふうに認識しておりますし、また、音を鳴らすだけではなくて、浜厚真についているような本当に言葉を伝達できるような、そんな仕組みもやはり必要ではないかと。日中の場合は外に出ているケースが多いわけでございますので、その辺もまた十分に検討していかなければならないというふうに認識しております。
  何度も申し上げますが、サイレンの重要性は十分に承知しておりますし、これを有効活用していくためにも住民の皆さんにサイレンの意味を理解できるような知識を広めてまいりたいなと、このように思っております。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 くどいんですが、サイレンについてもう少し話します。
  この質問をするのにいろんなところをネットで見てみました。そうしたらハワイの話が出てきたんです。ハワイにも日本の津波の影響があるということで終日鳴らしていたと、そういうような話が載っておりました。
  あと今回のサイレンを鳴らしたほうがいいんじゃないかという提案の中にはこういうのがあります。ほかの町でもやっているのかもしれませんが、避難勧告や避難命令、そういうものに近いときには、消防のサイレンというのは何か速い間隔でやるのと長い間隔に鳴る、何かそういうのがあるんですよね。長いのは何かおっとりしているからそんなに慌てなくてもいいんだと、そういう感じがするんですけれども、速いと3秒鳴って2秒休む、それは近火案内ということで消防から800メートル以内の火災のときはそういうのを鳴らすんです。
  それを聞くと、ふつうどんな人でも何かあったと絶対思うんです。長い山火事みたいな10秒鳴って5秒休むとか、そういうのでしたら何か変だなと思うかもしれませんけれども、危険だというか変だ、これは教えなきゃいけないです。これは必ずしていただくことの最初の段階だと思いますよ。
  水害でもあり得ます。水害でも連絡つかない方法のときでもこれは使えます。
  そういうことで、避難率、もう少し避難率について。
  それと今回地区担当者っているんですよね。防災会議というんですか、防災計画の中に。その地区担当者という方はどういう仕事をするのか、その任務についてお願いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 地区担当者、いわゆる地区連絡員でございます。この担当業務は、災害危険区域の警戒、そして本部と地区住民との連絡、後の被害調査ということになります。災害が発生した場合は、そういう意味でいち早く招集されて担当地区の状況などを本部に連絡する役割を持っております。そのほかに、本部から指示がありまして避難所との連絡や物資の搬送、関係機関や住民との連絡、情報収集などに当たっていただくことになっております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 今の地区担当者、今回の場合は上厚真小学校と厚南会館2カ所に張りついたということですね。
○議長(渡部孝樹君) 総務課長。
○総務課長(近藤泰行君) 地区連絡員の待機場所は厚南会館でございます。上厚真小学校におりましたのは救護班、避難所を管理運営する担当がそちらに参ったということでございます。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 次、厚真町って本当に津波が来る町なのかどうか。これは、先ほど言っていたこれは、ばかな話をするなと思って副町長笑っていますけれども。でも、今回25%しか集まらなかったということは、この来るという人と来ないという考える方と分かれたということじゃないですか。
  何かこの新聞に出ていますと、寛保の大津波、それから南西沖の大津波、明治三陸の大津波、こういう話が出てくるんですけれども、そのとき過去の歴史の中で厚真町ってどういう被害があったかご存じですか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 過去の実態を調査した機関がございまして、それによりますと約400年前の地層から津波の堆積物が本町でも発見されております。これは沿岸部から約2キロぐらいの内陸部まで及んでいると、これが全町域で発見されているということでございます。具体的に言いますと、国道235号線のあたりまでこの津波が押し寄せた形跡があると。これは約400年前ということでございます。
  当然その原因となる地震だとかの状況は、推定でございますが17世紀に発生した北海道東部太平洋岸のプレート間の地震、今回のプレート間の地震を同じようなものだと思いますし、2つ目は1640年の北海道の駒ヶ岳の噴火による津波も考えられると。それと3つ目としては1611年に発生した、三陸沖で発生しました慶長三陸津波というのも原因ではないかと推測されております。この津波の影響が先ほど言いましたように国道235号線付近まで確認されているということでございます。
  ですから、これは400年スパンで、今回の東北地方の被災は明治三陸沖とも同規模とも言われていますし、1,000年前の貞観地震、800年代の貞観地震の規模でもあるというふうにも言われていることから考えますと、厚真町で起きるか起きないかという議論をする必要はないと思います。
  地球規模で考えるとさまざまなことが起きるし、自分の人生の中の経験を照らすなんていうのは想定を小さくしてしまう。人間の生命を安全に保つためには非常に危うい話だと思いますので、より確かな、組織が危ないといったときには、経験がある人間でもまず逃げるということが大切だということを今回私も再認識したということでございます。
  そういう意味で、町民の皆さんにそういうことを理解する、町民の皆さんがいざというときにはどういう退避行動をとるべきかということを主体的にとるということをわかっていただく、そういった対策をこれから講じてまいりたいなというふうに考えているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 その400年前、その話はただいま初めて聞きました。
  僕が話したいのは、それはそれでいいんです。今、東北で何をしようかというと2線式堤防とかという二重に堤防をつくろうという、そういう考え、防潮堤、津波対策堤防をつくろうと、そういうのが1本ぐらい切れて2本目でどうにか抑えよう、それが2線式堤防とかということなんですが、ここには3線堤防があるんですよ。3線堤防、JRの日高線、それから国道の日高線、それとか高規格、開口部は厚真川だけ、端の部分、流入量もそこで決まってくるんですよ。もうそうなると避難する場所は小さくなってきます。そちらのほうに手厚い避難対策したほうがいいのか。それが最後のほうに話したかったんですが、地域特有の防災、そういうものに考えられることとか。せめて今回、今の話ですと国道の日高線まで来るんですから、あそこまでには2本の堤防があるんですよね。開口は厚真川だけ。そういうことをお考えになったことありますかね。
  それが僕には、本当に厚真町にはJRの日高線から海側には水が来るかもしれません。抑えようがありません。本当に抑えようがありません。それ以外は偶然的にも3本の線があるんですよね。そういうことを考えてみますと、先ほどの外部情報に頼る、これが本当に正しいのか。自分たちは自分たちで考えるという、そういう自主判断の時代にそういうことができないのかどうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 基本的に私の立場としては、ひとまず逃げるということが大切だと思います。人工工作物は頼りにならない。今回の田老地区のあれだけの防潮堤がみじんに壊されたという状況を見ても、決して人間がつくったものを過信してはいけないと私は思っております。いっときですので避難を、いっときやり過ごすことによって命が守られるということを考えると、国が発している警報をまずひとまず信じて一時避難をする。これは住民自治ではございませんが、みずから安全を守るという人間の一番大切なところ、それはみずから行動する、しかも財産をなげうってだとか特別なものを捨ててまで逃げるわけでもございません。一時避難することによって安全が確保される。確認されれば速やかに帰れるというような災害だと思いますので、私は警報による最大の可能性をやはり未然に防ぐべきだなというふうに考えて避難させる、そういう行動が正しいとは思っております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 町長の気持ちわかりました。
  それで、今、町長の答弁を聞いて思い出したことがあったんですよ。逃げろと勧告とか命令するときにしなきゃならないことがあるんですよね。どういうことかというと、大事なもの、家には錠をかけてきなさいとか火の始末をしなさいとか、そういうことをしなきゃならないことあるんですよね。そういうのを今回やっていなかったし、例えば非常持ち出しリュック、あれ今回何人持ってきたか。多分、僕は見なかった。子供の赤いリュックサックは見た、子供って小学校とか保育園の遠足に行くようなリュックサックは持ってきたんですけれども、七、八年前買ったリュックは見ませんでした。そういうことでした。
  それで、避難命令の発信と解除、これについても先ほど大体聞きましたので、今回の解除については本当によい時間だったと思っております。9時ぐらいだったと思います。あのぐらいで帰りますと、次もまた従っていただける、そういうような限度だったと僕個人的に判断しております。
  次に、一番最後にPDCAなされたかどうか。反省。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 非常に難しい英語を使われたのでちょっと解釈困ったんですが、反省会という意味だと思います。
  今回は対策を講じた、これもこれまで想定を超えている、厚真町で考えている地域防災計画の想定を超えていたことは事実でございますし、いろんな方に努力をしていただいて応急対応をしていただいた。また、住民の方々に避難もしていただきましたが、先ほど言いましたように避難率が25%程度で終わってしまった。さらに言えば避難された方もきちっとした減災対策を自分の家でされたかどうか、こういったものも十分に反省をしていかなければならないと思います。また、地域の特性なんかもみずから自覚をするということが大切だと思います。
  そういった減災対策も、今回活動していただいた関係機関に集まっていただく、それから地域の自治会の方々に集まっていただく、そういった中で反省会をきちっと総括という意味でして、そして津波対策はどうあるべきか、これは今後の建設的な議論をしていくことが必要だと思います。
  そういう意味では、まだ取りかかっておりませんが、秋口に防災訓練も予定しております。その前に、なるべく皆さんの記憶が薄れないうちに最低限関係機関に集まっていただいて、今回の津波対策が万全だったか、何が足りなかったか、十分に反省する予定、そういうつもりでございます。そして、秋口の防災訓練でそういったものを速やかに反映していくと、そういった努力をしてまいりたいと思います。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 反省会は早くしないと忘れちまうんですよね。自分のことを言うような話なんですけれども、本当に1週間以内、そのぐらいでしないと効果が出ないようなことが随分ありますので、もしかしたら次の津波のときは効果出ないかもしれません、今回の反省は。出すように努力してください。
  津波に関してこういうことを思っていたときに、石油備蓄基地について、あれはどうなんだという、そういう質問も受けました。
  それで、想定される被災形態、上から何か物が飛んでくるのか、それとも地震で活断層が下にあって危ないのか、そういうようなどういうことを想定されているのか、それをお聞きしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 備蓄基地というのは、今、適正に管理されておりまして、昨今の技術で基地のタンクの形状等も非常に安全度が高まっているという状況にあって、それでいてもやはり危険な建物であることは、そういう基地であることは間違いないと思います。
  そういう意味で、国もこの石油コンビナート等についてはきちっとした防災計画を立てておりますし、その中で想定しているものとしては、故意による災害、それから故意によらない災害、人間が作為的にする場合とそれから自然災害ということに大きく分けられると思います。
  当然故意による災害という形になれば、世界的な政情不安によるテロ等のような攻撃も可能性としては絶対ないとは言えないのでないかということでございますし、それから、上を飛んでいる飛行機、こちらでは千歳空港がありますので上空を飛行機が飛んでいるということが想像できると思いますが、実際にはその石油備蓄基地の上空、これについては飛行機の飛行の制限区域だということで実際には飛んでいないということでございます。また、先ほど言った人為的なテロ等の攻撃、こういったものに対しても十分に警戒をしているということでございまして、地元警察等とそれから備蓄基地の警戒態勢を十分に連携をとっているということでございます。
  世界の情勢を見ながら、刻々と変わっている世界情勢を見ながら、国だとか地元の警察と連携をとりながら、そのセキュリティーについては万全を期しているという報告も受けております。
  それから、先ほどの飛行機についても、万が一誤って民間飛行機が上空に侵入した場合は、速やかに回避するよう関係機関に連絡することになっているようでございます。
  それと想定する災害の中には、もちろん可燃物でございますので火災も想定をしているというところでございますが、その対応については、今、十分な、15年の出光のタンク火災を教訓にして石油コンビナート等の災害防止法が改正されて近代的な消火システムが導入されているというふうに聞いてございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 やはりタンク群の上は民間機が飛ばないと自衛隊機が飛ぶようですね。通達できる範囲がちょっと違ってできないのかもしれない。だからあり得るということなんですよね。あり得ないということはあり得ない。あり得るということなんです。
  また近くに内閣府のレーダーサイトがあるんですよ。あれも何かメロンみたいなんですけれども、メロンにはちょっとほど遠いものらしいです。
  そんなので、いつあるかわからない、想定はしなければ。本当の防災というのはわからないことを想定して計画をつくる。これが何かこのごろ想定外の話という話が出てきて、テレビのニュースなんかでこういうことを話しております。わからないことを想定して、それが防災で、今までわかっていることをあえて何度も繰り返しするのはさほど防災の意味はない。そういうような話でした。それは訓練の中という意味かもしれません。
  それで出光のタンク火災も今話が出ましたが、15年、あのときは厚南中学校が壊れたりカントリーエレベーターが壊れました。震度6強か震度6でした。あのときには3日か4日にわたってタンクの中の原油が燃えたんですが、あの量のちょうど倍以上の量が備蓄基地にありますよね。1,000万キロリットルといいます。日本で使う、日本の全員で使うと2週間使えるそうです。北海道だけの人で使うと220日使えると、そういうような量です。一時事故が起きると大変なことになるという、そういうことだと思います。
  それで出光のタンクのときには、あれは燃やすしかない、あの方法は広げないで燃やすしかない、それが防災だったんです、あのときは。今は、あのときの水の量の10倍の水をかけて一気に消したい、そういうシステム、アメリカから来たシステムがそういうようになっているようです。
  それで、みんなというか、この前、苫小牧厚真会に行ってきたのですが、そのときにも思ったのですが、みんな望郷の念を持ちながら町外で働いているんですが、厚真町というかふるさとにどういう思いがあるかというと、初夏、ちょうど今ごろ、若葉がもえるというか躍動を感じる季節、それと晩秋の収穫が終わったときのたたずまい、そういう穏やかな景色を、皆さんそう思うと思うんです。その中には、秋の静寂、そういう静かな中には、人の災害、被害、財産の被害、そういうことを全然もうあってはならないことなんですよね。
  先ほども自主判断のことについて話しましたが、自主判断、今できなくなっていることが結構あります。賞味期限という話です。今、賞味期限というあの数字を見ないと物を食べられない人が結構出てきました。賞味期限を過ぎても食べることはできるんです。ただ、賞味の保証ができないということ。食べちゃ毒ではない。今の人はあの数字を見ると毒だと思うんです。食べたら死ぬと思うんです。これはちょっと大げさですけれども。そのぐらいに物事がコントロールされたというのか、自主判断ができない、自分の判断ができなくなる。
  もし災害の中に、もし何人かのグループで、5人とか3人のグループでいるならまだましも、1人になったら、それは自分で生きるしかない、そういう判断になってくるんですけれども、今はそんな判断ができる人は余り若い人たちはいなくなってきたように思います。
  ですから、防災計画も地域に合ったもの、こういうものにしなければならないと思います。先ほど話しました本当に津波が来るのか、それから備蓄は危なくないのか、石油備蓄は危なくないのか、そういうこともお考えになって、新しい防災計画、防災計画を幾らか見直していただければよいかと思いますが、サイレンも12時や11時半の時間を知らせる野良時計ではなく、本当に災害を教える、その準備のために毎日確認を、鳴るか鳴らないかの確認をしてという、そういうことを判断なさったほうがよろしいかと思いますが、もう一度お答えお聞きしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 現在の厚真町の防災計画、これは万全ではない、そのように思っております。今回の東北地方の大震災、大津波被害も十分に教訓として、北海道全体で、先ほど申し上げましたが浸水区域の予測図もつくります。そういったものももとにして防災計画を定め、そして避難計画も明らかにし、そして地域の方々がなるべく主体的に行動できるような究極の防災対策を講じてまいりたいと思います。
  また、石油備蓄基地についても、体制としては万全を期していただいておりますし、また、構造的にも最新の構造でございまして、確かに安全度は非常に高い。ただ、そうはいっても何が起きるかわからないのが災害でございますので、北海道の石油コンビナートの防災計画もございますので、その中でも町民の皆さんの声を十分に反映できるように、我々も構成員の一員になっておりますので、北海道とも今回の未曾有の災害を受けてさらに安全な防災計画、石油コンビナートの防災計画にしていただくよう要請してまいりたいと、そのように思いますし、また、関係機関が一丸となって応急対応ができるようもう一度関係機関の方々に理解をしていただくよう私たちも努力してまいりますし、本部職員になります町役場の職員ももう一度きちっとした勉強会を開いて、今回のを反省して襟を正してまいりたいなと、そういうふうに考えているところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 消防計画っていうのはあるんですよね。そのところには石油コンビナートについての災害については1ページないんです。半ページぐらいです。あとは北海道の石油備蓄基地災害なんて他人任せなんですよね。余り他人任せでなくて自分でも考えてやったほうがいいかなと、そんなふうに思います。
  ぜひ、災害があっても少なく、なく、減災、災害が起これば起こるほど時間かかればかかるほど被害が大きくなってお金もかかります。人命にもかかわります。そういうこともありますので、ぜひ災害についてはこれを機会に新しい考えでやっていただきたいと思います。
  どうですか、もう一度。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 今言われたことを十分に肝に銘じて防災計画等、必要な見直しも行ってまいりたいと思いますし、体制の充実を図ってまいりたいと思います。

────────────────────────────────────────────

◇ 下 司 義 之 君
○議長(渡部孝樹君) 次に、下司議員。
○下司義之君 第2回定例会に当たり、私は今回2つの質問を用意させていただきました。
  一般質問は私で最後になります。
  きょうずっとこう一般質問聞いていて、最後に町長がお願いしますという言葉を言ったんですけれども、質問の締めくくりで議員側からお願いしますという言葉が非常によく出たなと思います。
  私たちが1期目の新人研修のときに、議員からお願いしますという言葉は言うなということを教えられまして、私はそのことをずっと守ってきたつもりでいて、最後にそのお願いしますという言葉を言うと当事者意識が議員側になくなるということですね。あくまで町政は行政と議会の両輪で動いているということで、発言に対しても責任を持たないといけないし、町政に対しても議員も同じような責任を持たないといけないということで、私は最後まできっとお願いしますという言葉を使わないで終わると思いますので、もし出ましたらおしかりをお願いします─あ、お願いしますと言っちゃいましたね。
  まず1つ目の質問ですけれども、厚南地区の振興策ということで一くくりで意義させていただきました。内容は2つほどあります。
  1つは、役場上厚真支所窓口業務の安定化に向けた取り組みが必要と思うがいかがかということでございます。もう一つは宮の森保育園のことなんですけれども、この1つ目の質問に関しては、実は平成22年第1回定例会の木戸議員の質問で全く同じ内容を質問されています。ただ、このときの前提が高齢化社会に伴うというのがついているんですよ。その部分を今回私は抜きまして質問させていただきます。ですから若干内容が変わっているということと、もう一つは、今、海沼議員がかなりの時間をかけて厚南地区の重要性、災害に対する重要性ということを訴えていただきましたので、もしかすると町長の考えも変わったのではないかなということを期待しながら質問させていただきます。
  その平成22年第1回定例会の木戸議員の質問はこのようなものでした。上厚真支所の職員の増員を含めた機能の充実について町長の考えをお伺いしますということでした。これに対して、町長は、支所に窓口職員をふやしても必ずしも住民サービスを満足させることにつながりませんということで答弁されています。
  さらに、追い打ちをかけるように木戸議員のほうから、人口の3割を占めている厚南地区の支所の職員が1人というのは理解できませんと。これは職員というのは臨時職員を除いて職員が1人ということは理解できないと。今後複数の職員配置をしてこうした時代に対応していく考えがあるのかないのか町長に伺いますということです。これに対して町長の答えは、休暇をとる場合には連携をとるような仕組みをとってその穴を埋めるような仕組みにしてまいりたいと。これは本庁から職員を派遣しますということで、若干答弁が食い違うというようなことで実は終わってしまっているんですね。
  それで、改めまして、それから1年ちょっとがたちました。第1回定例会でもその上厚真地区への人口増、それから苫小牧通勤圏としての上厚真地区の重要性、そういったものが訴えられた。議会側から提案されました。さらに加えて、今回の防災という観点から、上厚真支所に防災というような意味合いもあって職員の配置について、町長の考えが変化がないかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 変化が木戸議員の質問からこの間あったかどうかと言われれば、現状、上厚真支所の体制を変えておりませんので、考え方としては、これだけ交通網がしっかり発達している中で、通常の窓口業務としての対応では今の上厚真支所の体制でも十分に対応しているというふうに考えておりまして、厚真町全体の行政コストを下げるための行財政改革の視点からも、なかなか職員を上厚真支所にふやすというのは難しいことなのではないかなというふうに考えているところでございます。
  ただ、防災みたいな防災対応、その応急対応のときには臨機応変に本所のほうから職員を派遣する仕組みにしておりますので、そのときには十分な対応が可能だというふうに考えております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 現在設置されているその職員なんですけれども、臨時職員が1名いらっしゃいますね。
  質問の中に業務の安定化ということを訴えさせていただきました。なぜかというと臨時職員というのは期間が限定されて交代していかないといけないということがあります。現状の上厚真支所の業務を見ていると、そう簡単にぽんぽん入れかわって引き継げるような状況にはないのではないかということがあります。それと支所長の役割も、単なる事務的な仕事をしているわけではなくて、厚南地区の相談役とかそういったような役割もあるわけですよね。そういう意味では、臨時職員という身分を─非常勤職員というようなんですね、そういったような変更をして雇用年数を多くできないか。継続雇用年数ですね。継続雇用年数を長くできないかというようなことについてはどうでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 今、上厚真支所で窓口業務当たっていただいているのは臨時職員でございます。この臨時職員というのはご存じのように地方公務員法で、正職員によらない場合の臨時的な業務をこなすために臨時的な職員の任用ができると。それ以外にもちろん非常勤雇用職という非常勤の職員を雇用できるというような規定もございますが、今回のケースについてはあくまでも臨時的な職員で対応しているということでございます。
  臨時的な職員の中に厚真町役場内部の運用として臨時職員だとか嘱託職員だとかの表現を使い分けているところもございますし、また、専門性が必要な場合と専門性が特に必要でない場合、そういった形で分けて対応を考えてございます。
  ただ、法律の壁はやはりなかなかこういうのは難しくて、現在では地方公務員法で許されている6カ月プラス6カ月ということで1年を超えない範囲で雇用契約をしている。ただ、その1年を超えない期間で雇用契約をする際に、再度募集する際に、また改めて同じ人を継続して採用することもあるということで運用してきているところでございます。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 専門性ということなんですけれども、一般の事務職員でも嘱託というような非常勤の勤務体制をとって多年数を雇用している部署もありますよね。そういうことでは上厚真支所の職員もそういう位置づけというかそういう対応も可能ではないかと思うんですよね。
  もう一つは、これはやはり公金を扱うということですよ。公金を扱うところに正職員が1人という体制なわけですよね。なおかつもう一人が臨時職員だと。果たしてこれで本当に正しいその内部管理ができるのかということに関しては非常に疑問があるということです。いかがですか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 私どもとしては、窓口業務が非常勤職員・臨時職員なのか、それから正職員なのか、これについてはその扱いについてこなされる業務とそれから責任等については大きな差がないのではないかと。それは、窓口業務の各証明等に関してはほとんどがコンピューター化されておりましてオンライン化されたことによって、さほど難しい業務をその臨時的な職員に負わせているということはないんではないかなというふうに考えております。
  また、公金の取り扱いについては、正職員か臨時的な職員かは別にして、同じ者が長い間いることによってそういう意味ではいろんな誘惑等が生じる可能性もあるということもありまして、できる限り公金を取り扱うところは、逆に言えばできる限り短期で回すのが本当は一番いいのかなというふうに考えております。
  ただ、厚真町の職員定数もどんどん減らさざるを得ない状況にあって、その人事的な制約からある程度の長い間連続して窓口業務を行っている職員も現実的にはおります。また、臨時的職員についても、部署によっては確かに何年か連続して、結果的には連続して勤務している状況もございます。
  それは、こちらであえてその部署の特殊性を考慮して結果的にはそうなっているというだけでございまして、できる限り多くの人の雇用の場に対する参画ということを考えますと、余り閉じた世界で連続して雇用しているのは逆に町民の皆さんにとってはおしかりを受けるのかなと、そういうような視点でも考えておりますので、その辺はうまく、できる限り双方、皆さんの思いを私たちが受けとめて、そして勤務される方々の願いだとか勤務されている方々の生活の状況等も総合的に勘案して、できることをできる限りの対応をさせていただいているという状況でございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 私、やはりこの上厚真の公金を扱う、なおかつ窓口で現金も扱うという体制の中で、正職員1名それから臨時職員1名というその、これは2名必ずいるというわけではなくて、必ず1人は例えばその場を離れれば1人体制になるという状況は適正ではないということを訴えて、この質問を終わりたいと思います。
  続きまして、宮の森保育園についてであります。
  宮の森保育園については、へき地保育所条例の対象になっている保育園、名称は保育園ですけれども分類上は保育所という分類ですね。条例に不適な状態になりつつあり、保育所業務における見直しを行うべきではないか。保育時間の適正化と休日の設定について町長の考えをお伺いするというようなことであります。
  3番目に、宮の森保育園と京町保育園は今後標準化するべきと思うが、町長の考え方はということで、最後の3番も実はこの質問の根っこといいますか、ここにあるわけですよね。
  というのは、宮坂町長になってから大きな流れとして上厚真地区がどうもいろいろな面で行政の対応がおくれていたんじゃないかというような声があって、上厚真地区の環境整備というものをどんどん今進めていますよね。商店街というか上厚真中心部の環境整備のこともそうでしょうし、そういった中でこれからの上厚真の保育所がどうあるべきかというようなテーマであります。
  その具体的なこととして、保育時間について、京町保育園と宮の森保育園が若干違うわけですけれども、このことについてどのようにお考えかお伺いしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 議員のおっしゃるとおり、宮の森保育園と常設であります京町保育園の開園時間に差がございます。京町保育園については8時から午後の5時半まで。ただ、その開園、閉園時間を前後30分ずつ延長することをよしとしております。また、宮の森保育園については、この開園時間が8時から17時、5時までということになっております、規則上。そして、その前後、開園時間の開くほうは京町保育園と同じように30分早出はオーケー、それから閉じるほうは京町保育園と同じに6時までということで延長保育を可能としております。ただ、京町保育園の場合は30分の延長で終わる。それから宮の森保育園については1時間の延長というとらえ方になります。
  宮の森の保育園以外に、さくら、みつばとへき地保育所、ほかに2つもございますが、こちらのほうは農村部でのへき地保育所ということもございまして、こちらのほうは8時から午後の5時までの開園時間で延長はなしということになっております。
  下司議員のおっしゃるように上厚真にある宮の森保育園、これまでへき地保育所というくくりの中でずっと運営されておりましたが、当然人口が3分の1、厚南地区にありますし、上厚真市街も京町と同じようにサラリーマン世帯もたくさんおります。そういう意味からして、宮の森保育園の運営の仕方についてさまざまこれまで変更、改善をしてきたところでございまして、最終的には通年保育、現実的には通年保育にいたしましたし、先ほど言いましたようにさくら、みつばのへき地保育所とも違った運営の仕方をしております。
  ただ、これでももちろんへき地保育所の壁を越えられない状況になっております。京町保育園を充実させるために認定こども園の移行も今準備を進めている中で、宮の森保育園がこのままへき地保育所の壁を越えられないのは決して子育て環境にとってよい状況ではございませんので、できれば私としては宮の森保育園を常設の保育園に昇格をさせて京町保育園と同じような保育環境にしていきたいなというふうに考えております。
  この辺は、保護者の皆さん、地域の皆さんとも十分詰めなければならないところもあろうかと思いますが、できる限り京町保育園と同じ体制にしたいというのが私の考え方でございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 基本的な考え方をお伺いしまして、じゃ具体的にということになりますと、将来的には京町保育園と同じようなふうにしていきたいということですけれども、1つ、2つ、3つか、1つは先ほどの時間延長の件なんですよ。時間延長については、条例上の縛りもないですし規則上の縛りもないですね。ですから、これは町長の判断で30分延長するということを決めればできるのかなというふうに思いますね。
  京町保育園が延長された経緯というのは、かなり昔にさかのぼると思うんですけれども、そのときはたしか保護者会のほうからの要望で延長したと思います。一番説得力があったのが役場の勤務時間の関係です。役場の勤務時間が終わって迎えに行っても通常の保育時間に間に合わないというような、そういった時間帯で本当にいいのかということなんですよ。
  ですから、5時というのが普通の会社であれば、なかなか普通の会社というのが難しいんですけれども、9時5時という表現を使えば、5時に終わったら迎えに行けないんですよね。5時に終わって迎えに行けば当然5時半まで、上厚真地区に職場があるのであれば5時10分とか15分とか、それは終わってすぐ行ってもそのぐらいになる。ということは、普通の会社に勤めていれば、常態として延長保育ということになってしまうんですね。やはり上厚真にサラリーマンの方が多くなってきている、それから職場を沼ノ端とかそういうところに求めて上厚真に住んでいる方がいらっしゃるという中では、もしかすると宮の森保育園のほうが京町保育園よりも条件を緩和してもいいのかもしれないというようなことがあると思いますが、宮の森保育園のその時間延長については町長どのようにお考えになりますか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 先ほど申し上げましたように宮の森保育園については形は通年に現実的になっているんですが、これまでへき地保育所の壁が越えられなかった、その一つには体制の問題もございます。基本的にぎりぎりの体制で宮の森保育園を運営していた都合上、なかなか延長保育ということに踏み切れなかったということでございますが、実はこの6月の補正予算で宮の森保育園の保育士を1人増強する予算を計上させていただいております。
  これは、先ほどから話していますように宮の森保育園を常設化するためのアプローチとして、この4月に正職員を1人副園長として送り込んであります。副園長と現場と保育を所管している課といろいろと連携して、今の課題だとか今後の対応策等をいろいろと練り上げていくためにどうしてもフォローする職員が1人必要だということで、この8月から補充するための予算を計上させていただいております。そうするとこの宮の森保育園の延長することの体制も整うことになりますので、この8月からは今現在閉園時間が5時という形になっておりますが、宮の森と同じように5時半にするということが可能となりますので、この辺については現場と前向きにすり合わせをしてまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 次に、休日の規定についてお伺いします。
  へき地保育所の管理規則の中では、第6条の保育時間のところにあるんですけれども、休日については日曜日、国民の祝日に関するというところと12月31日から翌年1月5日までというふうになっているんですね。
  この保育所の設置というのは基本的に保育に欠けるという考え方がありますよね。ですから、何らかの都合で平日保育所が休みになるということは法の精神に合わないといいますか、そういう意味では今の宮の森の休園日のとり方というのはちょっと疑問があるんですが、その件についてはどうでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) へき地保育所については、基本的に農村部の農繁期に対応するために設けられたという、その歴史的な背景がございまして、その地域の方々の園長として運営に参画していただいていると。その地域の文化だとか習慣に合わせて、ある程度保護者と話し合いをしながら弾力的に運営してきているというのがこれまでの歴史でございます。
  そういうことで、多少常設保育所と違う現実的な休日の設置がこれまでも認められてきたということでございますが、宮の森保育園についてもその延長にあったがためにその規則で想定している以上の休みが設置されていたということでございます。
  これについても、先ほど申し上げましたようにこの8月から体制が充実いたしますので、それを受けて、これまで京町と違った運営をしていた宮の森のへき地保育所についても極力へき地保育所として独自に設けていた休日を、保護者と話し合いも必要でございますが、なるべく解消していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 その際にあくまで保育士さんの休日はしっかりとれるような体制をとるべきだというふうに思います。
  さらに、3つ目のつけ加えですけれども、京町保育園と宮の森保育園を同じような条件にするというときに、保育料を宮の森保育園の基準にしていくような施策、これを独自な施策で、法律上保育料が下げられないのであれば、何らかの迂回した政策でそういったことをするべきではないかということを私は主張して、答弁要りません。主張してこの質問を終わります。
〔発言する者あり〕
○下司義之君 答弁お願いします。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 宮の森保育所は当然へき地保育所という今位置づけでございますので、月額1万1,000円という保育料になってございます。それに引きかえて京町保育所は常設保育所でございますので、その所得に応じて非常に高額な保育料を納めている方もいらっしゃいますし、逆に言えば所得が少ないがために非常に少ない保育料で保育をしているという状況もございます。
  今回、京町保育園を認定こども園化する、その移行する中で、当然へき地保育所のあり方も全部整理をさせていただきたいというふうにお話しをしてきております。そういった中で、当然へき地保育所が形が変われば保育料そのものの設定の仕方も大胆に見直していく必要があるんではないかと思ってございます。
  私の施政の方針、大きな方針であります人を残す、それから人を育てるということから考えても、子育て環境、教育環境を充実していくためにも保育料の見直しは避けられない、ぜひ見直していきたいというふうに考えております。
  金額だとか設定の仕方、こういったものについてはこれから十分に詰めていかなければなりません。また、宮の森保育所も京町保育所と同じように将来的には学校給食センターからお昼の弁当を給付する、そういったことも考えておりますので、その流れの中で保育料というのはどうあるべきか、しっかりと検討してまいりたいと、そのように思います。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 高齢者には非常に福祉の行き届いた町になったと思います。ぜひ子供たちの育てやすい環境を整えた町に次のステップとして取り組むべきだというふうに主張します
  最後の観光農園の振興策というテーマに入らせていただきます。
  グリーン・ツーリズムの中心であるべき観光農園に対する取り組みについて、PR方法、現地への誘導策、現地の支援などについて具体的に考えをお伺いするということで、さらに産業としての数値目標についてどのように考えているかお伺いするという通告内容でございます。
  それで、グリーン・ツーリズムというくくりの中でいろいろ話しされていますね。町長の施政方針の中で観光の振興と地域活性化の推進ということで、厚真町グリーン・ツーリズム推進協議会の観光農園部会の活動など民間主導による取り組みの芽も出始めているという、これはちょっと、そのままの文章ではありません。中抜いていますからそのままではないんですが、趣旨はこのようなものだったと思います。
  それと先ほどから話題に出ています第6次厚真町農業振興計画、この中にもグリーン・ツーリズムのことがうたわれていて、グリーン・ツーリズムの中の厚真町グリーン・ツーリズム推進方針の中の観光農園プログラムという中にも観光農園らしきものが書かれてはいるんですけれども、ちょっと弱いのかなと思っていまして、現在行われている観光農園に対する町長のお気持ちといいますか、農産物の観光農園と言われるものは厚真でイチゴ、ハスカップ、花の苗、それから野菜の苗、それからコクワ、それとあと体験型としては芋とか米とかもあるのかなというふうに思っているんですね。
  まず、こういったその観光農園の振興について、町長がどのようにお考えかお伺いしたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 観光農園という限定的なご質問でございます。
  基本的にグリーン・ツーリズム全体に流れる主張としましては、厚真町の農村空間、都市部の住民の方々に活用していただいて交流することによって、都市部の方々の余暇を厚真町で提供してあげられないか、そうすることによって厚真町全体の産業基盤という基盤で考えますともうちょっと多岐にわたるだろうと。これまではどちらかというと1次産業についてのひたすら生産型ということでございましたので、厚真町の農村部の年齢もかなり高齢化してきたり、それから女性の力もこれから必要になってくる時代にあって、大規模な耕種農家だけで農村部が維持できるわけでもないということから考えますと、やはりグリーン・ツーリズムの中で観光農園的なものもどんどん所得の得る一つの方法として厚真町でも取り組んでいけるのではないかということで、このグリーン・ツーリズムを推進しているところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 私はもうちょっとシンプルにいってはどうかなと思うんですよ。そのグリーン・ツーリズムというのは確かに町長の重要な施策でありますし、そういう言葉をお使いになりたいのはわかるんですけれども、実際そのユーザー側から見たとき、お客さんが受ける印象というのはグリーン・ツーリズムで厚真に行こうかとはならないですね。
  ハスカップ狩りに厚真に行こうかとかイチゴ狩りにいこうかとか、去年の暮れはコクワ狩りが非常にヒットしまして、コクワ狩りに行こうかとか、そういうキーワードだと思うんですよ。ですから、もっとわかりやすいもので訴えていって、最終的にグリーン・ツーリズムというくくりにしちゃえばいいんじゃないかなと思うんですね。そんな中では、この看板なんですよ。
  それで内容の一番最初なんですけれども、この順番に行きましょう。PR方法、これについてどうも、今の時期、PRするべきものがあると思うんですけれども、ハスカップとイチゴかな、今だと。こういったことについての取り組み、あと花とか苗も今時期なんですね。こういったものを直売やられているところもあります。こういったことに対して町がどういう支援をされているのかお伺いしたいんですが。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 現在そのPR方法等については特段の具体的な支援策はございません。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 そうですよね。厚真町、ハスカップの町とかと言っているじゃないですか。でも、厚真町に入ってハスカップをイメージできるものが比較的なくて、昔ハスカップ狩りとかという看板がちょろっとあったような気がするんですけれども、もうちょっとするとハスカップの振興会かな、部会のほうでつくったのぼりがあちらこちらに立ち始まりますかね。でも、町としてそういう取り組みがされていないというのはちょっとやっぱりどうなのかなと思うんですよ。もっとやっぱり積極的に厚真に入ったときにそれがもう嫌でも目に飛び込んでくるとか。
  田舎まつりは田舎まつりで宣伝するのはいいんですけれども、並べてやっぱり役場の前に、前に総務課長の提案もありました立て幕かな、この時期ハスカップ狩りの時期ですとか、コクワ狩りの時期ですとか、イチゴ狩りやっていますとか、そういうメッセージというのはこの町発信していないですよね。
  それから、どこへ行ったらそういうことを体験できますというのようなわかりやすいパンフレットもないと思いますし、実際にそういったものを農家が独自でつくっているという中では、なかなかつくるのが得手な方と得手でない方がいらっしゃって、そういう支援策というのはたくさんあると思うんですよね。
  なぜそのPRの話をしたかというと、これを担う担当課が今やらなければいけないハスカップ狩りとかイチゴ狩りとか花のこととかPRしないといけないんだけれども、ほかの業務にかかりきりで、それできていませんよね。これは毎年繰り返すことだと思うんですけれども、本来やはりそういうPRをする方が専門に必要じゃないかと。真剣にやるのならですよ、と思うんです。いかがですか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 先ほど説明させていただいた部分、ちょっと足りないものがあったようでございますので、補足させていただきますが、基本的に観光農園を運営されている方がPRをする方法等について特段の支援がないという話でございます。
  ただ、厚真町全体の観光農園がどのような活動をされているか、それを大くくりにパンフレットにまとめたものがございます。これを各観光拠点施設に配らせていただいておりますし、また、町内の小売店、お店等にもこれから置いてもらおうということを考えております。
  このパンフレットについては、グリーン・ツーリズム全体として厚真町をまとめて表現したパンフレット、平成22年度予算でこの22年度の3月末に完成いたしまして、それを今活用しているというところでございます。
  また、町としてできる紹介としては、ホームページ等を使ってこれからもPRをしていきたいと考えておりますし、また、インターネットを活用される方、グーグルのツールを使っていろいろと検索されると思いますが、こういったグーグルマップなどもこれから検討することができるのではないかなというふうに考えたところでございます。
  ただ、議員がご質問されておりました趣旨、各管理されている方々の直接的なPRに対して支援が必要でないかというお尋ねでございますので、これらについてはその広告手段だけでなくて、実際に観光農園を管理運営するに当たってトータルの中でどういった支援が必要なのか、こういったものは直接観光農園を運営されている方々、それからグリーン・ツーリズムの指針を策定されたメンバー、そういった方々とこれからも協議をしてまいりたいなと実際にそう考えているところでございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 私が言ったのは、今時期、大切な時期なんですということです。ハスカップに関しては今が宣伝時期だしね、そういったことができる体制になっていないんじゃないですかということです。どうですか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 失礼いたしました。その点についてお答えいたします。
  これまでは観光担当、それから商業担当が少ない人数で対応しておりました。観光農園が実際に展開される時期に田舎まつりという大きなイベントがある。それから浜まつりという大きなイベントがあって、どうしても担当者がそちらのほうにつきっきりになっているというのが現実でございました。
  そういう意味では、まだまだフォローが足りなかったというふうに反省しておりまして、今年度はその体制を充実させていただきました。単純に人員配置でいきますと増員をして対応していくことにしています。
  ただ、スタートに当たっては、異動したばかりということもありまして、どうしても田舎まつりのほうに集中してしまいがちだということも反省しなければならないなと、こういうふうに考えております。
  今後については、その体制をうまく活用していくという、そういう視点で現場と相談してまいりたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 厚真町はグループ制をとっているわけですから、そういう意味ではその専門性というか、その方にそういうことを専門にやれといってもグループという壁が逆にあって、やっぱり田舎まつりの時期はみんなでやらんといけないなんてことになるんじゃないですかね。そういう意味ではもう完全に今の商工、グループから離した形でのその観光PRという考え方とか、そういうような考え方はないですかね。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) それらについても現場と十分に話し合っていきたいと思います。1つのグループになっていることは間違いございません。グループの人数が増強されている現実、それから、これまで取り組んできてなかなか観光農園等の旬なシーズンにきちっと対応できなかったというあたりもきちんと反省をして、現場とそういう体制を整えてまいりたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 たまたまその担当が商工の分野に入りますよね。そういう意味では観光、観光農園という部分では、この農業振興計画の中にはうたわれてはいるんですけれども、小わざといいますか小さな小物をつくるとかそういったものというのは商工関係の予算も非常に有効なものがあるんですよね。ですから、農業振興なんだけれども商工関係の予算を使ってラベルをつくったプリンセスムラサキとか、そういう事例もありますので、ぜひ、せっかく商工でやるんだったらそういう情報をいろいろ入れながら、いろんな方向での外部のアンテナも使いながら展開していくべきだと思うし、やはりこの時期に田舎まつりを抱えているところではどうしても田舎まつりに比重が行ってしまう。終わったら浜まつりに行ってしまうという中では、一番大事なハスカップのこの宣伝時期を逃すということを毎年繰り返すと思うんです。この体制をどうにかしてほしいと思います。
  それからもう一つは、先ほどのグリーン・ツーリズムのパンフレットなんですけれども、こんなものを見つけましたね。この前、花植えありましたよね。そのときにこれがあったので、これ何ですかと聞いたんですよ。そうしたらみんなわからなかったんですよね。これわかりますか、グリーン・ツーリズムの看板ですよね。でも、これメッセージ弱いですよ。やっぱり弱いです。せっかくこういうものをつくるんだったら、この時期はここにハスカップとりの時期ですとかイチゴとりの時期ですとかとそういう看板のほうがメッセージとしては強いと思います。
  現物を見ても非常にメッセージ性は弱いと思うんです。キャラクター、個別のデザインがどうのこうのやめますけれども、せっかく看板つけるんだったら、もうちょっと効果が上がる、イメージ戦略よりももうちょっと実効性があるものが必要だと思いますね。
  それともう一つは、さっきのメッセージという意味ではこれの活用ですよね。これは本郷のカーブにありますね。ポンプ場ですね。これは前から言われている話ですよね。非常に厚真に入るときにイメージが暗いということがありますね。非常に逆に言うと有効な看板スペースでもあるんですよね。ぜひこの看板スペースを使って厚真町のPRを、これ2面使えますから、ぜひそういう取り組みもしていくべきだというふうに思うんですが、町長どうですか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 町内で町外から訪れるお客さんに対するPRということは、これは集中して取り組める問題でございますので、この辺は善処したいと思います。
  特にそのポンプ場の余っている壁を使ってPRするということは難しい話でございませんので、早速と言ってもこの夏には間に合わないかもしれませんが、できるだけ早い時期にうまく活用する方法を考えさせていただきたいと思います。
  それとグリーン・ツーリズムでよく使っております先ほどのゆるキャラ、コブシをデザインしたものです。それを活用していただくのはどんどん構いませんし、町民の皆さんに利用していただきたいと思っております。
  今、ご指摘の看板については、まちづくりの民間の方々がつくっているまちづくり団体か何か、そこのグループでその看板を作製して掲載しているんだと思うんですよね。町でつくったものではありませんので、その看板の活用方法はその実行団体、そのグループの方々の考え方によるんだと思います。ただ、厚真町としてグリーン・ツーリズムを進めている中で、もうちょっと厚真町の出入り口かもしくは厚真町の市街の目立つところとか、そういったところで大々的にPRできるような看板等についても検討してみたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 今の看板なんですけれども、全く民間で立てたということなんですか。補助金とか一切入っていないんですかね。
○議長(渡部孝樹君) 上厚真支所長。
○上厚真支所長(新飯田 治君) 私、以前担当していたときでございます。それがグリーン・ツーリズムの一環でグリーン・ツーリズムのイメージキャラクターということでコブシの妖精をイメージしたキャラクター、これについては町費の予算で……
〔「看板だよ」と呼ぶ者あり〕
○上厚真支所長(新飯田 治君) 看板ですか。看板ということになりますとちょっとどちらでつくったかというのがちょっと私は承知してないところです。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 整理させていただきます。
  ある町民の方が代表になっているまちづくり団体が、スタンドのある交差点、あそこにある花壇、そのまちづくり団体が設置をして、そしてそこにある看板もいろんな方に活用してくださいというオープンにしている状況でございます。そこに掲げた看板については直接町が作製して掲載したものではないのでございますが、そういう意味では看板のよしあしについてコメントするような立場ではないということをご理解いただければと思います。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 全く公費入っていないということでよろしいんですか。これは完全に民間の方の私費で立てたものということでよろしいんですかね。
○議長(渡部孝樹君) 暫時休憩します。

休憩 午後 2時55分

再開 午後 2時58分

○議長(渡部孝樹君) 再開します。
  産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) 先ほどの看板の作製と設置ですが、これにつきましては町の観光協会さんが作製と設置をしております。直接その看板の作製・設置についての町の公費等はございません。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 これは個人が設置したからどうのこうのというのはないんでしょうけれども、観光協会の事務局は商工にありますよね。であれば、ここをやっぱり観光協会の名前も入るとかそういうことも必要ですよね。設置者の名前ぐらい入れないと、例えばこれが壊れて飛んでいったとかいったときにどこに訴えていいかというのがわからないから、これ全部町に来ますよね。事務局が商工にあるのであれば、同じことは言えますよね。そういう意味ではね。
  ちょっとこれ現場を見ていただいて、どんな感じかなと自然体で見ていただければちょっとインパクト弱いなと思うと思うんですね。そんな感じです。
  次に、現地への誘導策ということで、先ほど町に入ってから看板がどうのこうのというのがありましたけれども、観光農園は結構あちらこちらにありますし、ハスカップとりなんかも結構ふえてきていますかね。去年新たにコクワとりなんて今までなかったようなものもふえたということで、これ案内をするのに勝手に逆にされると今度は景観の問題が出てきて、余り町としていいイメージにならないと思うんですね。そういう意味では現地への誘導策に関しても何らかの支援をしながらアドバイスをするというようなことも必要なんじゃないかと思うんですけれども、道路わきに小さく立っている看板でもデザイン的にすぐれているものだと非常に着くまでのわくわく感とか、そういったものがかき立てられるというようなことがあるんですが、こういう支援についてはどうでしょうか、町長。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 個々具体的にああするこうするというよりは、先ほど申し上げましたようにグリーン・ツーリズムの推進方針を策定した関係者の皆さんだとか現実にその観光農園を運営されている方々、そういった方々と一度話し合うことが必要ではないかなと思います。そういった中にその誘導策のPR看板みたいなものも含めて意思統一できれば意思統一させていただくと。意思統一する以上、町として政策誘導するという視点から調整もできるのではないかなと、そのように思います。
  それ以外の支援策についても、先ほど申し上げましたように民間がその気になってやっていただくというのが基本でありますが、厚真町として政策誘導したいという思いもございますので、そういう視点でこれから私たちのできる支援は何かなということも十分に話をさせていただきたいと思います。こちらからこれをやります、あれをやりますという形になりますと、先ほど下司議員の話ではありませんが主体性が欠けるということもありますので、なるべく今実施されている方、これから参画されようとしている方々、そういった方々の主体性を大事にして、その中で初期投資等について政策誘導する視点で厚真町として応援できるものをしていきたいというふうに考えております。
  そういう意味で、個別な話については下司議員の意見についても十分に参考にさせていただきたいということにさせていただきます。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 となりますと、最後の部分も、現地での支援ということも今の町長の答弁の中に入ってしまいますので、大体時間もこれで終わりなんですけれども、最終的にこの観光産業、何とか狩りとかそういったものってもうけどころというのがありますよね。そういうノウハウというのは厚真町のそういうことに取り組んでいる方ってなかなか持っていないと思うんですよ。その何とか狩り、先進地でしたら情報が共有できて、もうけどころがつかめて、それだけで逆に言うと産業として成り立つというようなことがあると思うんですね。
  そういう意味では、そういうような支援もあわせてするべきだと思いますし、最後に数値として目標を設定する必要があると思うんですね。もしくはその現状の確認をしていくというようなこと、何件あるとか、今産業規模がどのくらいになっているとか、そういったこともつかんでいく必要があると思うんですが、この辺についてはどのようにお考えですか。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 確かに観光農園をどうやって運営することによってその利益が出せるか、また、技術的な指導も含めて私たちもノウハウを持った方々に少し研修会みたいなものをですね、講演会がいいのか、そういった形のノウハウを持った方々に指導していただくことが、そういう必要性は感じております。
  それと、実際に数値目標という意味では先進地と言われている皆さんがすぐイメージしやすい壮瞥町だとか仁木町だとかそういったところの先進地も十分にその経営状況なんかも勉強させていただきたいなと、そのように思っているところでございます。
  そういうような中で自然と数値目標も出てきますし、それを生活の支えとするためにはどの程度の規模が必要なのか、例えばハスカップ農園が観光農園として成り立つ場合、それから例えばコクワ狩りをするコクワの農園がどの程度の規模でどういう入場料を設定してどういうコストをかけて所得を上げていくべきなのかもまだまだ学んでいかなければならないというふうに考えております。そういうような中でおのずから目標とすべき数値が明らかになっていくのではないかなと考えておりますので、そういうソフト的な支援と先ほど言いましたハード的な支援を早急にそのスキームをつくってまいりたいなというふうに考えております。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 最後に、町長の施政方針を読んでいても感じたし、それからこの農業振興計画を読んでいても感じたんですけれども、一応観光農園ということについては触れられてはいるんですけれども、どうも谷間にある。谷間にあるというのはちょうど何かエアポケットのようにすぽんと抜けちゃっているようなイメージがあります。そういう意味では、先ほど宣伝ということでもまだまだやれることがあるということもありましたし、新たな取り組みをこの町で興すというよりも、既存にあるものをどう支援していくかということのほうが町を興していくとか産業を活性化していくということでは近道だと思いますし、方向としても間違いないと思うんですね。
  ですから、農業と言えるかどうかというのがあるんですけれども、農産物の新分野の取り組みとしてこの観光農園ということを町としても積極的にやっていくべきだと思います。
  以上で私の質問を終わります。
○議長(渡部孝樹君) 以上で一般質問を終わります。

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◎延会の宣告
○議長(渡部孝樹君) ここでお諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これについてご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定いたしました。
  本日は以上をもって延会といたします。
(午後 3時07分)

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◎開議の宣告
○議長(渡部孝樹君) 議会を再開し、これより本日の会議を開きます。
(午前 9時30分)

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◎議事日程の報告
○議長(渡部孝樹君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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◎会議録署名議員の指名
○議長(渡部孝樹君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員に大捕議員、木戸議員を指名いたします。

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◎提案理由の説明
○議長(渡部孝樹君) 日程第2、提案理由の説明を求めます。
  町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 本日ご提案申し上げる案件は、諮問1件、議案7件、報告4件であります。
  諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について。
  人権擁護委員の田真知子氏は、平成23年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を、町議会の意見を賜り、推薦しようとするものであります。
  議案第1号 東日本大震災の被災者に対する使用料等の特例措置に関する条例の制定について。
  平成23年5月9日開催の平成23年第1回厚真町議会臨時会において、東日本大震災で被災された方への支援策として、保育料等の免除を行うための条例制定を実施したところですが、追加支援策として高齢者生活福祉センターの使用料等の免除などを実施するため、関係する諸条例の一部を改正する条例を制定しようとするものであります。
  議案第2号 厚真町税条例の一部改正について。
  東日本大震災に係る特例措置の追加などによる地方税法の改正に伴い、厚真町税条例の一部を改正するものであります。
  議案第3号 厚真町国民健康保険条例の一部改正について。
  国民健康保険法施行令の改正に伴う国民健康保険料の基礎賦課額等の引き上げ及び東日本大震災の被災者に対する支援策として国民健康保険料の免除を行うため、厚真町国民健康保険条例の一部を改正するものであります。
  議案第4号 町道路線の認定について。
  上厚真市街6号線から厚南第14号線に通じる道路で、沿線住民から認定の要望があり、町道敷地の所有者からも用地の承諾が得られましたので、町道に認定しようとするものであります。
  議案第5号 平成23年度厚真町一般会計補正予算について。
  今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,387万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を53億8,367万6,000円とするものであります。
  歳出における補正の主な内容については、民生費では、高齢者生活福祉センター運営事業費などの追加、労働費では、緊急雇用創出事業として百年記念公園整備費及び農畜産物販売拡大PR事業費などの追加、農林水産業費では、鳥獣害防止総合支援事業費及び幌里公共牧場整備事業費などの追加、土木費では、町道豊沢共栄線交差点交通安全対策工事費などの追加、消防費では、災害対策一般管理事業費の追加であります。この補正の財源として、道支出金などの特定財源で577万5,000円、繰越金の一般財源で3,810万1,000円と見積もり、収支のバランスをとったところであります。
  議案第6号 平成23年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算について。
  今回の補正は、保険事業勘定において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ317万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を4億2,537万4,000円とするものであります。
  歳出における補正の内容は、介護給付費支払準備基金積立金及び国庫支出金等過年度分返還金等の追加であります。この補正の財源として、道支出金などの特定財源で255万7,000円と諸支出金の一般財源で61万7,000円と見積もり、収支のバランスをとったところであります。
  議案第7号 平成23年度厚真町簡易水道事業特別会計補正予算について。
  今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,730万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億5,370万円とするものであります。
  歳出における補正の内容は、建設改良費において軽舞地区配水管布設がえ工事費の追加であります。この補正の財源として、基盤整備工事配水管移設補償費の特定財源で2,730万円と見積もり、収支のバランスをとったところであります。
  報告第1号 厚真町土地開発公社の業務等の報告について。
  厚真町土地開発公社から経営状況に関する報告を受けたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告するものであります。
  報告第2号 厚真町情報公開条例及び厚真町個人情報保護条例の運用状況について。
  本町における情報公開及び個人情報保護制度の運用状況について、条例の規定に基づき議会に報告するものであります。
  報告第3号 平成22年度厚真町一般会計予算の繰越明許費について。
  平成22年度の厚真町一般会計の繰越明許費について、繰越計算書のとおり繰り越ししたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。
  報告第4号 平成22年度厚真町一般会計予算の事故繰越について。
  平成22年度の厚真町一般会計の地域情報化整備事業において、東日本大震災の影響により工事費に必要な部品の納入が大幅におくれることとなったため、地方自治法第220条第2項の規定により事故繰越としたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。
  以上が本日ご提案申し上げております議案の提案理由であります。よろしくご審議の上ご決定賜りますようお願い申し上げます。

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◎諮問第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第3、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  副町長。
○副町長(古川元三君) (議案書及び資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、諮問第1号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) なしと認めます。
  次に、諮問第1号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。
  それでは、諮問第1号について採決をいたします。
  本案について、原案による候補者を適任と認めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、諮問第1号は原案による候補者を適任と認めることに決定いたしました。

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◎議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第4、議案第1号 東日本大震災の被災者に対する使用料等の特例措置に関する条例の制定を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  町民福祉課長。
○町民福祉課長(高田芳和君) (議案書及び資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第1号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) なしと認めます。
  次に、議案第1号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。
  それでは、議案第1号について起立により採決をいたします。
  本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(渡部孝樹君) はい、よろしいです。起立全員であります。
  したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。

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◎議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第5、議案第2号 厚真町税条例の一部改正を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  総務課参事。
○総務課参事(橋本欣哉君) (議案書及び資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第2号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
  今村議員。
○今村昭一君 地方税法の改正ということに関連するのか、何か厚真町にとても適用されることはないだろうなという部分まで、もろもろうたわれているんですが、何かこれ取捨選択してされるというようなことにならないのかどうか。
○議長(渡部孝樹君) 総務課参事。
○総務課参事(橋本欣哉君) 地方税法の改正に基づく税条例の改正ということなんですけれども、これについては、今、今村議員のご指摘の部分なんですけれども、本町に関係ないというところのことだと思うんですけれども、例えば第22条でご説明した雑損控除額の特例でございますが、これについては、例えば大震災で被災された方が本町に避難してきて、来年1月1日、年を越えて移住した場合、その方が仮に雑損控除、損失等があれば、来年度以降、雑損控除の特例ということで、うちのほうの住民税の課税のときに、そういうことが考えられます。
  あと、第23条のほうの住宅借入金と特別税額控除の部分もそうなんですが、避難されて移住されてきた方で来年度以降、厚真町にお住まいの方がおられた場合は、この住宅をなくされたという部分での方がおられた場合は、この住宅ローンの特別控除、適用になる可能性もございます。
〔「土地は」と呼ぶ者あり〕
○総務課参事(橋本欣哉君) 土地そのものでございますか。
〔「24条」と呼ぶ者あり〕
○総務課参事(橋本欣哉君) 24条ですね。これはこの部分に限っては、本町には該当にならないと思います。ただ、今回の税条例の改正には直接出てこなかったんですけれども、地方税法の改正という意味では、この被災住宅用地の特例のほかに、建物をなくされて、津波で要するに建物が損壊した等の場合、新たに代替土地を取得した場合、これについては、代替土地について税額控除、課税標準の特例措置とかがございます。これは仮にそういう方が本町に土地を求められてきたという場合には、該当する可能性はございます。この24条に関しては、これは直接の被災地以外の部分については、現実的には該当にはならないと思います。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 いや、だから取捨選択するという条文にはならないのですかという……。
○議長(渡部孝樹君) 総務課参事。
○総務課参事(橋本欣哉君) 阪神・淡路の大震災のときもあったんですが、そのときも直接本町に、本町だけではないですね、ほかの全国の市町村なんですけれども、直接関係ない自治体についても、実際には条例改正しているところでございます。今回、24条については、これは本町には該当ございませんが、今後の税条例の改正の関係もございますし、全国一律的な措置だということだと思います。
○議長(渡部孝樹君) よろしいですか。
  その辺、町に応じて取捨選択はできないということなんですね。全国ある程度の一定の……。
  総務課長。
○総務課長(近藤泰行君) ただいま本町に関係あるかないかということでございますが、直接的には関係ない部分もございます。ただ、税法の改正、こういう法律の改正に基づいて条例等の改正を行う場合、それぞれ読みかえ規定、準則が毎回、国のほうから示されます。それに基づいて改正をしていかないと、どんどん複雑になっていくと。うち単独の条例ということではありますけれども、それぞれの改正のときに、どんどんそこの部分の今度は引用関係が変わってまいりますので、できればこのまま通させていただきたいということでございます。これが今後また改正、毎年改正がございますので、そのときに改正がしやすくなるということもございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。
  次に、議案第2号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。
  それでは、議案第2号について起立により採決をいたします。
  本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(渡部孝樹君) はい、よろしいです。起立全員であります。
  したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

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◎議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第6、議案第3号 厚真町国民健康保険条例の一部改正を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  町民福祉課参事。
○町民福祉課参事(長谷川栄治君) (議案書及び資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第3号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) なしと認めます。
  次に、議案第3号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。
  それでは、議案第3号について起立により採決をいたします。
  本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(渡部孝樹君) はい、よろしいです。起立全員であります。
  したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

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◎議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第7、議案第4号 町道路線の認定を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  建設課長。
○建設課長(堀 武志君) (議案書及び資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第4号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) なしと認めます。
  次に、議案第4号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。
  それでは、議案第4号について起立により採決をいたします。
  本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(渡部孝樹君) よろしいです。起立全員であります。
  したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

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◎議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第8、議案第5号 平成23年度厚真町一般会計補正予算を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  総務課参事。
○総務課参事(橋本欣哉君) (議案書により説明)
○議長(渡部孝樹君) 続いて、補足説明を求めます。
  建設課長。
○建設課長(堀 武志君) (資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) (資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。
○産業経済課長(中川信行君) (資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 建設課長。
○建設課長(堀 武志君) (資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 暫時休憩します。

休憩 午前10時43分

再開 午前10時43分

○議長(渡部孝樹君) 再開します。
  先ほどの議案第5号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
  下司議員。
○下司義之君 2点ほど。
  1つは、農業者戸別所得補償制度の推進事業についてですけれども、事業の内容について説明がなかったと思いますので、その説明をお願いしたいと思います。
  それから、農産物販売拡大PR事業についてなんですが、これはJAとまこまい広域圏の各支所から集荷したものを販売するというような内容ですよね。各支所からということになりますと、当然、厚真町以外のところということになると思うんですけれども、この事業自体の負担というのは、ほかの町にも求めているものなのかどうかということです。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課長。
○産業経済課長(中川信行君) 推進事業の補助金の内容ということでご説明をさせていただきたいと思いますが、先ほど若干触れましたけれども、この補助金の使途につきましては、報償費、旅費、需用費、役務費、委託料、使用料及び賃借料の事務費を協議会に補助し、協議会が通帳管理をしながらこの事務を執行するということでございます。
  具体的には、報償費、これは一般管理事業、減額をしているもので、各農事組合の取りまとめ、あるいは組合内調整の活動に要する報償費、それから協議会の会議報償費を計上しております。また旅費につきましては職員の旅費、需用費につきましては消耗品費、役務費につきましては郵便料、それから委託料、これはこの制度を進める上で農協の事務が欠かせない状況でございます。したがいまして、事務を進める上で協議会と農協が事務委託契約を結んで、農協に対して委託料の支払いを予定しております。使用料及び賃借料につきましては、コピー使用料でございます。
  以上でございます。
○議長(渡部孝樹君) 次に、産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) 農畜産物の販売拡大PR事業のJAとまこまい広域産の各支所での集荷にかかわるということで、それぞれの構成町の負担割合というご質問だったかと思います。
〔「聞こえない」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 休憩します。再開を11時とします。

休憩 午前10時47分

再開 午前11時00分

○議長(渡部孝樹君) 再開します。
  先ほどの下司議員の質問に対しての答弁、お願いいたします。
  産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) この農畜産物販売拡大PR事業の目的でございますが、1つには、緊急雇用創出推進事業という意味でありまして、厚真町の中で雇用をひとつ図りたいということが、まず大きな目的になってございます。そこで、JAとまこまい広域さんで行おうとしている事業の中で1人の雇用をしていただきまして、当然、広域の中で事業を展開いたしますので、各支所で生産された農畜産物等の集荷をいたします。その中で最終的には道の駅等での販売等を体験、研究調査をしていただいて、厚真産の産物にいかにそれを結びつけるのか、また将来構想として考えられている直売所の拡大、推進等にどうやって生かしていけるかというものを、今回の雇用される方に実践、もしくは試行等をしていただいて、最終的には町から農協さんのほうに委託をするものですから、契約の中にそういうものを報告も含めて委託をして、厚真町の将来的な農産物の販売拡大に、どのような結びつけるものがあるのかというのをまとめていただくという考えで今回事業を提案しておりますので、他の構成町のこの事業に対する負担割合はございません。厚真町単独の事業と。もちろんこれ補助金は全額補助ではございますけれども、他の構成市町村の負担割合は求めておりません。
○議長(渡部孝樹君) ほかに。
  下司議員。
○下司義之君 これちょっとやはり違和感がありますよね。町外のものを集めて町外で販売することに対して、厚真町がその予算をつけるということなんですね。全体の話ではなくて、部分的にとらえるとですよ。町外のものを集荷して、それを町外に運んでいって販売するというところに厚真町のお金を使うということに関して、疑問がないのかどうかということについて、どうでしょうか。
〔「関連して」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 ちょっと疑問を私もここで持っていた。ここの部分だけ関連としてちょっと申し上げたいんですが、厚真町のアンテナショップ的な考えが何かあるように今聞きましたけれども、それも一つの理屈として成り立つかなという気もしないではないんですけれども、じゃこの雇用の1名というのは、どういう人を採用するのか。196万1,000円という人件費は、安くはなさそうな、ちょっと経験者という金額になるかな。とても素人、全くのど素人をいきなり採用する人ではない、ある程度何らかの知識を持った人、中堅とまではいかないけれども、何か非常に中途半端な金額なので、その辺をどう解釈していいのかわかりません。今それを、いろいろなニーズもろもろを把握したいんだと。じゃそういう人を雇うという意味なのか。じゃどういう人をどのようにして雇うのかと。そのことも含めて説明してもらいたいなと。やっぱりちょっと、緊急雇用だからといって厚真町が雇う、売るのもあちこちから集めてきたものと。それに似たようなことをそれぞれの支所が緊急雇用でどこかでやるのかなと。厚真町からも持っていって、あそこでもそんなことをやっている。厚真町はウトナイでやるけれども、ほかはあっちだこっちだと。緊急雇用でやるというようなのはあるんでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) まず、下司議員のあくまでも町外の産物を町外で販売することについての違和感ということでございます。確かにその部分だけを見ますと、その考えになるんだと思います。ただ、当然、厚真支所、厚真産のものも含めた上での扱いということでございますので、厚真支所単独での道の駅等での扱いは、残念ながら今ちょっと行われていないという状況で、広域産で道の駅での直売等に携わっておられますので、厚真産もあくまでも含めた上での取り組みだということでご理解をいただきたいと思います。
  また、今村議員のご指摘のありました、専門的な人を雇うのかといった人件費等に絡んだお話でございます。実際には週40時間以内ということで、8時半から17時ぐらいまでの時間帯、若干各市町を集荷する関係で時間のずれはございますが、週40時間以内の範囲の中で雇用するということで、内容につきましては、集荷をしますので当然車の運転、それから道の駅での陳列・販売すべてを行います。そうしたところ、農協さんのそれぞれの賃金体系の中で、一般事務プラス車両の運転、これらの業務に対する賃金体系については時給1,200円を採用しているということで、これに基づきまして算出した人件費でございます。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 この事業自体の総事業費というのは、どのぐらいになるんでしょうかね。今のお話の中で、道の駅との取引の関係もあって、あちらこちらからものを集めてこないといけないんだというような説明もありましたけれども、かといって100%厚真町で事業予算を持たなければいけないということにはならないと思うんですね。そういう意味では、人件費のお話もありましたけれども、全体としては事業費が幾らになって、その何%ぐらいになるのかということの説明を求めたいと思いますが。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) ちょっと手元に全体事業費についての数値はございませんが、この事業に取り組んでいる人員の配置について説明させていただきます。
  この事業につきましては、とまこまい広域さんでパート3人、レジ対応ということで、それから広域さん専用職員が2人、そして今回雇用を予定しておりますお1人含めて6人体制でこの事業を行うということで、この事業につきましては、既に昨年から開始されております。昨年は5人体制でこの事業を道の駅のほうで展開されていたんですけれども、やはり1年目ということで、非常に道の駅でのノウハウ等の吸収等をしづらいということもあって、今回お1人を増加して、選任にそういうものに携わっていただくことによって、この道の駅の展開がスムーズにいくのではないかということで、農協さんから提案を受けたものでございます。金額等については、ちょっと手元にございませんので、今ちょっと申し上げることはできません。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 どうもこれ恐らく位置づけというか、事業の説明の仕方がちょっと違うんだと思うんですね。本当の部分というのは、今説明をお伺いしていて大体見えてきました。
  ただ、やはり事業目的と事業内容については、内容自体の変更をするべきだというふうに私は思いますね。実態に合った形にするべきだし、実態に合ったというか、やはり厚真町にとってという部分を強調した事業にして取り組むということが大事だと思うんですよね。このようなやり方、このような事業で出されると、ほかの類似したようなものが出てきたときにも、同じように外からものを調達してどこかへ売るということで、厚真町にとってはさほどメリットがないことに対しても、予算をつけないといけないというようなことになると思うんですよ。ですから、あくまでこういう事業を組むときには、厚真町を主体にした事業の内容であるべきだし、説明についても、そういう説明であるべきだと私は思います。
○議長(渡部孝樹君) 副町長。
○副町長(古川元三君) ただいまの論議、私も聞いておりまして、下司議員もおっしゃっておりますように、この部分、今、各支所で生産加工された農産物の販売が主たる目的でないということはご理解をいただきたいと思います。私どもがこの補助金で目指しているものは、先ほどから何回も申しておりますように、1つは緊急雇用ということで、町内の雇用を促進したいということが、まず1つでございます。
  それともう一つは、これも先ほどから遠藤参事が申しておりますように、道の駅ウトナイ湖での販売データを集計・分析して、最終的には私ども厚真町の農産物の将来の販売につなげようということでございまして、いわば成果品は私どもがひとり占めすると言ってもいい事業ということになりますので、そういったことで、道の駅でございますから、こういったスタイルでやって、私どもで緊急雇用で雇用していただいた人が、ほかの支所の農産物を売らないというわけには、これなかなかいかないものですから、そういったことも当然想定いたしまして、最終的には私どもの成果というのは、私どもがいただくということでございますので、他の構成町のほうには負担を求められなかったということでございますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(渡部孝樹君) 下司議員。
○下司義之君 私たちも過去において、町外へ出て物産展とかそういったことの取り組みをしてきましたけれども、そのときにも、やはり品ぞろえということで町外からものを持っていって、一緒にそこで販売するというようなことはやったんですよね。
  ただ、主体はあくまで町のものを運んでいって、そこで町のPRなり産品のPRなりをするということでしかなくて、それに付随してほかの町のものを持っていくというぐらいにとどめるべきなんですよ。ですから、この事業においても、やはり厚真町を主体とするということが必要だと思うし、こういうふうに堂々と各支所からものを集めてというふうに書かれると、私としてはどうしても違和感があるということであります。
  それともう一つは、販売拡大、PR事業、もう一つ調査事業というようなものをつけ加えていただければ、今の副町長の説明も納得できるところかなと思うんですね。いかがでしょうか。
○議長(渡部孝樹君) 副町長。
○副町長(古川元三君) 資料のつくり方がちょっと行き届かなかったという点については、おわび申し上げます。思いは町といたしましても、私どもといたしましても、下司議員と同じ思いでこの事業を展開していこうという思いでございますので、ぜひご理解を賜りたいと存じます。
○議長(渡部孝樹君) ほかに。
  木戸議員。
○木戸嘉則君 説明書の別冊1の4ページですけれども、災害備蓄毛布一式、災害備蓄用ストーブ一式とあるんですが、もう少し詳しく説明いただけませんか。
○議長(渡部孝樹君) 総務課長。
○総務課長(近藤泰行君) 災害用備蓄毛布は400枚を予定いたしております。それからストーブでございますが、対流型のものを40台予定いたしております。今回の備考資金を活用させていただいて、とりあえず最低限ということで確保させていただくと。それで昨日ですか、一般質問でも町長がお答えしましたとおり、備蓄資材の総数はどの程度がよろしいのかということについては、新年度に向けて再検討していきたいというふうに考えております。
○議長(渡部孝樹君) 三國議員。
○三國和江君 今のにちょっと追加させていただきたいんですけれども、今回の震災で、やはりストーブはあるけれども、それこそ油がどうも手に入らないと。厚真町はそういう災害がないように願ってはいるんですけれども、そういった場合に40台買ったストーブが使えないような状態になった場合はどうするのかと。
  それと、やはりこれだけの、これだけって400枚と40台の、金額にして大した金額ではないので、一括にして買ったっていいんじゃないですかという、そういう気持ちもありますし、それを逆にストーブでなく、一時的にですよ、一時的に厚真町はやっぱり炭がありますよね、暖炉にするのには。木もありますけれども、炭もありますけれども、そういった考えも、油がないのであれば、炭をそういうふうにしてやる方法もあるんじゃないかなというふうに考えるんですけれども、そこら辺はどうですか。
○議長(渡部孝樹君) 総務課長。
○総務課長(近藤泰行君) ご意見のとおりだというふうに思っておりますので、炭、あるいはまきなども含めて、今回も何かまきストーブが大活躍したというふうな実例もございますですから、それから燃料自体の備蓄のことも含めて、当初予算のほうに向けて検討していきたいというふうに思っております。
○議長(渡部孝樹君) ほかに。
  今村議員。
○今村昭一君 農産物PRにまた戻りますけれども、私の質問に答えていただけなかった部分があったかなと。そのことも含めてですけれども、いずれにしても、農協の販売員を1人1年間、厚真町が負担すると。販売するんですから、恐らく利益は出るんだろうと。かかる経費は緊急雇用で町が負担して、あとの利益は農協でどうぞと、そんな仕組みなんでしょうか。いずれにしてもちょっと、だれを、どんな人をどうやって雇うのか、それも確認いたします。
  それから、違うページのほうにも入ります。資料の26ページ。広葉樹の間伐をすると。面積は6ヘクタールという図面がありますけれども、いかにして371万6,000円なのか、積算の根拠は一切どこにもない。このようなことでは、どう判断していいか全くわかりません。
  それから、次の26の1、名前は町道云々交差点と。現実は道道に関連しているわけです。道道に関連しているところに対して、道がしてくれないのでと言って六百何十万円……、やっぱり厚真町って金あるなという話になるのかなと。これは単純にいくと、ちょっと地方財政法上の問題もどうかなという気までするんですが、これはあくまでもやっぱり道に要請するものであって、してくれないから肩がわりしてするというような話には、なかなかならんだろうなと。まずその点をお尋ねします。
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) まず、1点目ですね、農畜産物販売拡大PR事業に今回携わる予定の方、どのような方を雇用されるのかということでございます。その方、今JAさんのほうからお聞きしている中では、厚真町の出身の方で、町外でそれぞれ生活されていた方なんですけれども、厚真町のほうにお戻りになりました。そして中で非常に、できれば農業関係で生計を立てるということも視野に入れられているということで、非常に関心もあり、向上心のある方だというふうにお聞きしております。年齢的には40歳前後ということで、当然車の運転等もされますし、従前そういう営業等の仕事に携わっておられたということで、JAさんとしては期待をされているということで私のほうでは説明を受けております。
○議長(渡部孝樹君) 建設課長。
○建設課長(堀 武志君) まず、資料の26ページ、百年記念公園についてですけれども、百年記念公園の間伐と、カラマツを除いて6ヘクタールと。これは積み上げていきますと、4人の方を公募しまして、この事業ですね、376万1,000円というふうになっておりますけれども、このうちの労務費関係、約5割、4人で45日以上働いてもらうと。だから百七、八十万円、その他は業者というか、森林組合に委託しようとしているんですけれども、その経費でございます。それで夏場に実施しようとしていますので、昨年ですと1人工当たり9,500円とあったんですけれども、今年度については夏場と。昨年は冬場ということがありまして、夏場についてですから、1人工、1日1万100円支払いするということになって、人件費としては5割を見ております。
  次に、26の1の豊沢共栄線の交差点、議員おっしゃるように、もっと粘り強くこの主要道路の道路管理者である道に要望をしていけばよろしいんでしょうが、なかなか、毎年、自治会やらから要望、交通安全対策も非常に叫ばれている中なものですから、冬場等事故も発生しているという現実もございますので、事業主体が町になるのはおかしいという感じはしますけれども、それの往来関係もありますけれども、交通安全対策ということで考えれば、そう待っていられないということで、町事業として計上させていただいたわけでございます。
○議長(渡部孝樹君) 副町長。
○副町長(古川元三君) ただいまの町道豊沢共栄線交差点の答弁について、ちょっと補足させていただきます。
  ご承知のとおりここの交差点、非常に危険な場所という、町内でも何カ所かある非常に危険なうちの一つであるということで、地元豊沢自治会から幾度となく、もう10年とか15年というオーダー以上前からだと思いますが、何とか危険を解消してほしいという要望を受けておりました。それを受けまして、私もことしの町政懇談会で、そういった非常に強い要望を受けましたので、私が土木現業所に行ってまいりました。
  それで、いろいろお話を聞いてきたんですが、私どもとしては、当然、道道の見通しが非常に悪いということなので、この辺の交差点の改良というよりも、曲線を緩和してほしいということを随分要望しておったわけでございますが、道としては、当然、道路構造令というのがございまして、その基準に照らしても、この曲線半径は決してきついものではないということで、道道としては基準を満たしているので、なかなか手をつけられないというご返事をいただきました。当然、私どもの町道の交差点もございます。町道としての交差点ですから、ひとり道道だけの責任ではないということで、町道側にも当然責任の一端があるということでございます。町道をつけかえるとなると、この線形を見てもわかると思います、地形的に見て、土地利用上の観点から見ても、なかなかここの交差点を移動するというのは非常に困難だということで、今、私どもが計画いたしましたこの山の部分を切り取って視距を確保してくれないかという提案も、視距をですね……見通しですね、見通しを確保してくれないかという提案も、実は土現に申し上げました。土現の回答は、用地外についてはできないという回答をいただきましたので、これは何とかやってほしい、やってくれない、ああでもない、こうでもないと言って水かけ論をやっていても、決して地域住民のためにはならないという判断を私どもいたしまして、この地先の方のご理解をいただくべく、担当課長、随分努力していただきまして了解をいただいたということなので、今回この部分を切り取って見通しをよくしたいということを考えたわけでございます。多分100メートルぐらいの見通しの改善が図られるのではないかというふうに私ども想定しておりまして、これが終わって、町はやるべきことはこれでしたので、あと今度は道道にまた必要な措置を講じていただくようなことを考えていきたいというふうに考えてございます。
○議長(渡部孝樹君) 今村議員。
○今村昭一君 何ゆえに26ページ、この図面だけの資料にされたのか。業者が半分、人工賃半分と。それでこれ実績としてどのように見ることになるのか。それと間伐収入というのは全然見ていないんですけれども、どういう現地調査に基づいているのか。そのぐらいの間伐量になるのか。半分ぐらいとかなんとかじゃなく、その資料は今すぐ配付することはできないんですか。
  それと、その次のページですけれども、曲線緩和、見通しがよくなると今よりもどうなるんでしょうか。今見通しが悪くて徐行でもしなければならないような状態になっているのか。気分的にはわかります。ないほうがいいなと。気分的にわかるのと六百何十万円とどうやって比較するのかなと。曲線緩和、線形が変わるというのであれば、今のこのカーブではとてもじゃないけれども、20キロぐらいでしか回れないと。その状態を、山を削ったからといって20キロを30キロにするわけにいかないわけですから。それは気分として200メートル先、300メートル先が見えるという気分だけの話であって、それは600万円の効果として出るのかどうか非常に疑問です。
○議長(渡部孝樹君) 副町長。
○副町長(古川元三君) まず、後段の質問にお答えをいたします。
  豊沢自治会からの要望は、道道を走っている分には今村議員が今おっしゃったとおりです。道道としての、土現の言い分も今村議員がおっしゃったとおりなんですね。したがって、曲線半径については問題ないということで。それで豊沢自治会の方が困っておられるのは、厚真方面、こっちから行って豊沢共栄線に入るときに、対向車が非常に見にくいという、非常に恐ろしい目に何度も遭っていると。たまたま事故が起きていないということなものですから、これは見通しをよくすれば、その辺は解決するのかなということで、こういう提案をさせていただいたものでございます。
○議長(渡部孝樹君) 建設課長。
○建設課長(堀 武志君) 間伐のほうについては、資料をちょっと持ってきてございませんので、後で。
○議長(渡部孝樹君) 資料を今用意しますので、暫時休憩します。

休憩 午前11時32分

再開 午前11時42分

○議長(渡部孝樹君) 再開します。
  それでは、先ほどの関係で資料説明お願いします。
  建設課長。
○建設課長(堀 武志君) (資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 産業経済課参事。
○産業経済課参事(遠藤秀明君) (資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) ほかに。
  今村議員。
○今村昭一君 調査というのが先にあって、それから事業費が出てくるというのかなというのが通常かと思ったら、この場合は先に事業費の枠を決めておいて、その枠に当てはまるようにつくっていくと。そういうのも緊急対策としてはありなのかな。緊急雇用創出という、それはそういうものなのかというのを確認したいと思います。その場合に、当然そうするとこのぐらいかなと思ったやつが、なから簡単に終わってしまったとかいう場合どうするのかなと。何かちょっとこれから事業量などがわかるということになってくるようですから、その辺の枠にうまく当てはめる方法というのは、どういうことになるのかなと。
  それからさらに、もう一つの豊沢のですけれども、六百何十万円、これは道にやってくれ云々としても、水かけ論でだめだと。それもそうでしょうから、わからんでもないですが、ならばこの図面、非常にこれも、まあ素人ですから素人なりに、おまえら、このぐらいでいいべというぐらいの程度の図面なんですが、もう少し、2,900立米の土砂は移動することなく、もう少し先端の部分をカットして擁壁で終わらすというほうが、残った山のためにもいいだろうと。素人なりに言うと150万円、200万円で済む事業に当然なるだろうなと考えておりますけれども、どうしてもということであれば、そんなことになるかなという気がしますけれども。
○議長(渡部孝樹君) 副町長。
○副町長(古川元三君) 前段のご質問についてお答えいたします。
  議員おっしゃるとおり、緊急雇用創出事業という性格上、こういった予算を組まさせていただきました。
○議長(渡部孝樹君) 建設課長。
○建設課長(堀 武志君) 今の交通安全対策についてですけれども、627万円という関係なんですけれども、今、上だけカットして、そういう擁壁等をするとなると、それ以上にお金がかかるのではないか。それと前段に申し上げましたように、2,900立米ぐらい出ると。それで使えない土が伐根等で400立米ぐらいありますね。2,500立米は、うちのほうで不足土関係の生じる場所に流用いたしますので、627万円がすべてなくなるというわけではございませんので。そのうちの2,500立米については、公共事業に流用すると。だからそういう先端部分だけ切ってのり枠やるよりも、擁壁やるよりも、そういう残土を他の事業に流用する箇所もございますので、そういうものを含めると、627万円がその上の山を削って擁壁までつくる、非常に公共事業としてはいいのではないかというふうに考えてございます。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 緊急雇用、そしてこの町道豊沢線の交差点の視距確保について、補足をさせていただきます。
  先ほど緊急雇用に関しては、皆さん方のほうから、それぞれの事業の目的、成果についていろいろな疑問があるという話は、重く受けとめさせていただきたいと思います。
  ただ、副町長が話しましたように、この緊急雇用創出事業の目的そのものは、第一義的には、あくまでも雇用を創出すると。町内で職を失った方々等の当面の仕事を確保するということが一番大事なこと、それとその次は、せっかく創出する雇用でございますので、町の公共・公益性にかなった、そういった目的で活用するというふうに、必要性の順番がなっているということもございまして、なかなかこれまで町単独でやる事業とは異質なもの、それからやり方そのものについても、多少違和感が残るのかなと思います。
  また、豊沢共栄線の交差点の視距確保に関しては、技術者が現場で調査をしてきちっと測量した結果、やはりこのぐらい切らなければ本来の成果が望めないのではないかということで、地権者の皆さんとも話し合いをし、それから地域の皆さんとも十分に話し合いをした結果だということでご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) ほかに。
  海沼議員。
○海沼裕作君 先ほど地代地の話も出ましたが、その辺はよくわかりました。道路直してくれと言っても道路を直せない、その話もわかりました。でも今、課長の答弁の中で、初めは交差点の改良とか交差点の話を随分していたんですけれども、それがいつの間にか交通安全対策になってきているんですね。交通安全対策だと僕も思います。交通安全対策の費用を何で道路維持費に入れなければいけないの。これは組み替えというのかね。いや、やることはわかります。でも使い方、出口が違うんじゃないですか、これは。
○議長(渡部孝樹君) 建設課長。
○建設課長(堀 武志君) 今、海沼議員の言われた点について、交通安全対策という事業の予算の支出のあれなんですけれども、道路の費目にも、実際、歩道とかそういう関係、交通安全対策という事業がございますので、それをうちのほうとしては、町道豊沢共栄線という建設課で管理している道路がございますので、そしてなおかつそういう大事業というか、なるものですから、そういう視距関係、測量関係等を伴いますし、その残土をまたほかに流用するという観点もございますので、建設課所管の道路、その流用する土砂もいろいろ関係してくるものでございますから。交通安全対策というのは、交通防犯とかいろいろあるんですけれども、事業として土木関係に交通安全対策事業、これ一種、二種といろいろございますので、それで道路維持費のほうに組まさせていただいたということでございます。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 大事業になるとか流用する予算がない。そのために補正かけているんでしょう。補正の意味が全然わかっていない。だから、道路維持費の中に安全対策というものがあって、これは交差点なのかどうか、その辺もう一度聞きます。
○議長(渡部孝樹君) もう一度お願いできますか。
○海沼裕作君 これは道路維持費の中で交差点の見通しをよくする、そういうことらしいんです。それで、その中に交通安全対策という費目があるのかどうか。ここは道路維持費の中に多分そういうのはなかったような気がする。安全対策というのは、款項目で言ったら多分総務費なのかな。だから、出てくる場所が違うと思う。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 海沼議員が総務費にこの予算を計上するべきだという視点のご質問だと思います。
  課長が答弁しましたように、道路の安全施設、そういったものを含めて土木費で通常は計上させていただいております。総務費の中では、どちらかというとソフト的な事業を中心に総務費のほうに組み込むと。人件費のたぐいとかPRとか、それから啓発等の看板、そういったところに関しては、これまでは通常総務費で交通安全対策費として計上してきたということでございますので、決して土木費にこの視距確保のための工事費が入っていても、特に土木費としての性格・目的から言って、ふさわしくないということはないと私たちは思っております。
  以上です。
○議長(渡部孝樹君) 海沼議員。
○海沼裕作君 僕はふさわしくないと思う。だから今、質問したんですけれどもね。でも、ここの交差点、交差点の安全対策をしたとだれも思いません。交差点は交差点だからね。向こうの山のことを直して、だれも交差点の安全対策をしたって、それはすごい長い説明をすればわかりますよ。わかりやすい説明で安全対策をしたということになっているのかどうか、そういうことがわかりやすい行政になっていくと思うんですよ。僕はこれは安全対策の部類だと思います。
○議長(渡部孝樹君) 町長。
○町長(宮坂尚市朗君) 私たちはこの性格のものは土木費で予算を計上すべきだと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(渡部孝樹君) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 以上で質疑を終わります。
  次に、議案第5号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
  海沼議員。
○海沼裕作君 ただいまの質疑の中で話しました安全対策ということについて、今回は道路に関しての安全対策ですが、今まで交差点の安全対策ということで、特に北海道のほうに十数年前からという話がありました。それが達成できなかった意味もわかりました。北海道には直接関係ない。道路構造令から言ってもこれで適正。そういうところで安全対策をしなければならないのは、地元住民の人からの要望で、町道に関すること、それはわかりました。でも、安全対策は道路維持費の中で持つ経費じゃない、そういうふうに思いましたので、これは反対します。
○議長(渡部孝樹君) ほかにありませんか。
  下司議員。
○下司義之君 賛成討論をいたします。
  この町道豊沢共栄線の交差点の改良工事については、地元から長年にわたり要望の出ていた事項であります。特に小学生・中学生などがスクールバスを使わないで下校するときなどは、この道路を横断するときに非常に危険な目に遭っているということで、どうしても改良してほしいということがありました。それから一般の乗用車もそうでありますが、特に農業用のトラクターなどについては、進行スピードが遅いということもありまして、方向転換をし始めてから車を発見しても、渡り切らないという危険な場所でもあったということもあります。さらに冬期間については、過去に事故も多発しておりました。そういった意味で地元においても、この視界を確保するために独自の努力をして、地権者の了解を得て木を切るなどの努力をしてきた場所でもあります。ただ、道においてこの事業がなかなか進まなかったということに対して、町が英断をして多額の予算を組んで改良に踏み切ったということに対して、非常に賛同できるものであります。
  ということで、私はこの予算に対して賛成をいたします。
○議長(渡部孝樹君) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 以上で討論を終わります。
  それでは、議案第5号について起立により採決をいたします。
  本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(渡部孝樹君) はい、よろしいです。起立多数であります。
  したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
  ここで1時まで休憩といたします。

休憩 午後 零時01分

再開 午後 1時00分

○議長(渡部孝樹君) 再開をいたします。

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◎議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第9、議案第6号 平成23年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  町民福祉課長。
○町民福祉課長(高田芳和君) (議案書により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第6号に対する質疑を許します。
  質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) なしと認めます。
  次に、議案第6号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。
  それでは、議案第6号について起立により採決をいたします。
  本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(渡部孝樹君) はい、よろしいです。起立全員であります。
  したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

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◎議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渡部孝樹君) 日程第10、議案第7号 平成23年度厚真町簡易水道事業特別会計補正予算を議題といたします。
  本案について説明を求めます。
  建設課長。
○建設課長(堀 武志君) (議案書及び資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、議案第7号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 質疑なしと認めます。
  次に、議案第7号に対する討論に入ります。
  討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 討論なしと認めます。
  それでは、議案第7号について起立により採決をいたします。
  本案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(渡部孝樹君) はい、よろしいです。起立全員であります。
  したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

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◎報告第1号の報告
○議長(渡部孝樹君) 日程第11、報告第1号 厚真町土地開発公社の業務等の報告を議題といたします。
  本件について説明を求めます。
  まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(小松豊直君) (議案書及び資料により説明)
○議長(渡部孝樹君) 報告第1号は、以上をもって報告済みといたします。

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◎報告第2号の報告
○議長(渡部孝樹君) 日程第12、報告第2号 厚真町情報公開条例及び厚真町個人情報保護条例の運用状況の報告を議題といたします。
  本件について説明を求めます。
  総務課長。
○総務課長(近藤泰行君) (議案書により説明)
○議長(渡部孝樹君) 報告第2号は、以上をもって報告済みといたします。

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◎報告第3号及び報告第4号の報告
○議長(渡部孝樹君) 日程第13、報告第3号及び報告第4号 予算の繰越を一括して議題といたします。
  本件について説明を求めます。
  総務課参事。
○総務課参事(橋本欣哉君) (議案書により説明)
○議長(渡部孝樹君) 説明が終わりましたので、報告第3号及び報告第4号に対する質疑を許します。
  質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) なしと認めます。
  報告第3号及び報告第4号は、以上をもって報告済みといたします。

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◎議員の派遣
○議長(渡部孝樹君) 日程第14、議員の派遣を一括して議題といたします。
  最初に、北海道町村議会議員研修会が7月5日に札幌市で開催されます。つきましては、この研修会に議員全員を閉会中に派遣したいと思います。
  これについてご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定いたしました。
  次に、議会議員町内行政視察を7月7日に町内全域を対象に行いますので、この視察に議員全員を閉会中に派遣したいと思います。
  これについてご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定いたしました。
  次に、新任議会議員研修会が7月13日に札幌市で開催されます。つきましては、この研修会に新任議員3名を閉会中に派遣したいと思います。
  これについてご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定いたしました。
  次に、全道議会議員広報研修会が8月18日に札幌市で開催されます。つきましては、この研修会に議会広報特別委員会委員を閉会中に派遣したいと思います。
  これについてご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定いたしました。

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◎所管事務調査の申出
○議長(渡部孝樹君) 日程第15、所管事務調査の申出を議題といたします。
  申出の内容を局長に説明させます。
○議会事務局長(佐藤忠美君) 昨日の1時までに受け付けいたしました所管事務調査の申出内容についてご説明いたします。
  最初に、総務文教常任委員会から事務調査が3件、現地調査が3件出ております。
  事務調査としまして、旧富野小学校及び軽舞小学校跡地の進捗状況について、それから被災地支援としての上厚真C団地及び向陽団地公営住宅について、もう1件が固定資産税の今後の見通しについてでございます。
  現地調査としまして、旧富野小学校及び軽舞小学校の状況、上厚真C団地及び向陽団地の状況、子育て支援としての京町保育園の状況についてでございます。
  続いて、産業建設常任委員会から事務調査が2件、現地調査が4件出てございます。
  事務調査としましては、京町2号線の状況について、今後3年間の町道整備計画についてでございます。
  また、現地調査としましては、スタードームの補修工事の状況、幌里町営牧場の状況、京町2号線の状況、浜厚真災害対策の状況の4件でございます。
  また、議会運営委員会から事務調査としまして、次期議会の会期日程など議会運営に関する事項について、議長の諮問に関する事項についての2件でございます。
  以上でございます。
○議長(渡部孝樹君) ただいまの説明内容のとおり、閉会中の委員会開催についてご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡部孝樹君) 異議なしと認めます。
  したがって、そのように決定いたしました。

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◎閉会の宣告
○議長(渡部孝樹君) 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議がすべて終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。
  これをもって、平成23年第2回厚真町議会定例会を閉会いたします。
(午後 1時34分)