旧畑島邸

旧畑島邸は、平成26年(2014年)に、フォーラムビレッジに移築再生し、古民家の内部を一般公開しています。また、自家製酵母のパン屋「此方(こち)」も営業していますのでお気軽にお立ち寄りください。
公開(営業)時間:午前10時~午後5時
休館(定休)日:毎週火・水曜日
旧畑島邸の歴史
畑島家は、明治32年(1899年)、現当主畑島武司氏の先々代に当たる畑島吉次郎氏が富山県砺波(となみ)郡砺波村安養寺(現在の小矢部市福士)より、空知郡栗沢村字幌タップ(現在の岩見沢市栗沢町)に入植、翌33年(1900年)知人を頼り厚真村字番外地(現在の朝日地区)に再入植しました。
明治43年(1910年)、先に入植していた福田林造氏の村外転出に伴い家屋の譲渡を受け、現在の朝日地区の厚真川付近に移築、昭和5年(1930年)、先代の竹次郎氏が現在の居住地である字朝日225番地に再移築しました。なお、当時名人と謳われ町内で多くの建物を手掛けた大工の森井平造氏が建築に携わりました。
昭和59年(1984年)、現当主の武司氏が旧畑島邸に隣接して住宅を新築し、それに伴い旧畑島邸は住宅としての役目を終えましたが、その後も大切に保存・管理され、平成25年(2013年)、町に対する寄附の申し出により、町では、平成26年(2014年)度に、ほぼ当時の姿のまま移築・再生工事を行いました。
移築前
移築後