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北海道 厚真町

海沼ファミリー

子どもを育てるなら、厚真以外考えられませんでした。

海沼ファミリー

海沼孝太さん(夫33歳)、智美さん(妻33歳)、柚衣ちゃん(長女7歳)、悠大くん(長男5歳)、
信之介くん(次男2歳)※年齢は取材時
孝太さん・智美さんのご夫婦で小麦やブロッコリーなどの野菜を作る農家。厚真町在住。

厚真町に住んだきっかけ

海沼孝太さん(以下、孝太さん):僕ら夫婦は、二人とも厚真町出身なんです。僕は函館の高校を卒業して、厚真に戻り、農家になりました。作っているのは、小麦、ビート、馬鈴薯、ブロッコリー、大豆、小豆だったかな…。数が多すぎて、たまに何を作っているのか忘れるんですよね(笑)

海沼智美さん(以下、智美さん):主人とは友達の紹介で出会って、結婚しました。その馴れ初めの詳しい話は、恥ずかしいからちょっと内緒で…(笑)

暮らす場としての厚真

孝太さん:やはり厚真といえば、子育てにすごい力が入っている街、という印象があります。たとえば、一定の条件を満たせば入居できる「子育て支援住宅」なんていうものもありますし。

智美さん:あと、助かっているのは金銭面でのサポートですね。使った保育料や医療費が、厚真町で使える金券でほとんどぜんぶ戻ってくるんです。実質、医療費0円ってことですから、本当助かります。

孝太さん:あと、厚真町にある保育園「宮の森こども園」も素敵ですよ。カラマツなど自然の素材を使って建てられていて、木のぬくもりが感じられるんです。子どもたちに、そういう自然の素材に触れてもらおうとしているのは、なんかいいですよね。園庭もすごいキレイだし。

智美さん:子どもたちもそうですけど、親同士も仲いいですね。厚真出身の人か、移住してきた人か、とかは全然関係なく、仲良いです。実際、私が仲良くしているお母さん2人も、苫小牧から移住してきた方たちなんです。保育園でも、七夕会のように家族が交流できるイベントが開催されているので、それをきっかけに仲良くなったりもしますね。

厚真で気に入っているところ

孝太さん:ありきたりですけど、やっぱり自然が豊かなところでしょうか。景色が本当に良いです。天気が良い日は夕張岳や日高山脈とかが見えて、そういう時に「あぁ良いところに住んでいるなぁ」って改めて思います。確かに近くにコンビニとかはないですけど、札幌まで車で1時間くらい。苫小牧まで20分くらいなので意外と便利なんですよ。

智美さん:やっぱり、本当に子育てしやすい街です、厚真は。保育園で子どもたちの様子を見ていても、みんなのびのびしているというか。うまく言えないけど、いいんです。ぜひ一度、宮の森こども園を見てもらいたいですね。

それと、小学校では「放課後子ども教室」っていうイベントがあって、放課後に森の中でピザを作ったり、カヌーをやったりしています。楽しいみたいで、子どもたちは参加したがりますね。

孝太さん:僕は自分が育った場所で、子どもたちを育てたかった。そういう気持ちがあったんだと思います。だから、厚真に戻ってきてここで暮らして、子どもを育てているわけで。

智美さん:そういえば、主人が育てた野菜は給食センターに卸していて、子どもたちにも食べてもらっています。

孝太さん:厚真だと新鮮な食材を食べることができるんですが、食べすぎちゃって僕は飽きることもあるんですよ。贅沢ですよね(笑)

自分たちが子どもだったころと比べると、何もなかった場所に家ができたりして、ちょっとずつ街の風景は変わってきていると思います。でも、やっぱり厚真は落ち着きますね。自分が育った場所ということを別にしても、落ち着く場所だと思いますよ。

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