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北海道 厚真町

志田ファミリー

理想の家を建てたくて、たどり着いたのは、厚真でした。

志田ファミリー

志田春樹さん(夫34歳)、亜矢子さん(妻32歳)、康太郎くん(2歳)
※年齢は取材時
ご夫婦ともに理学療法士として病院に勤務。
2012年、家を建てるとともに、苫小牧から厚真へ移住。

厚真町に住んだきっかけ

志田春樹さん(以下、春樹さん):僕は地元が室蘭です。理学療法士として苫小牧の病院で働いていた時に、同じ職場で同じ理学療法士として働いていた妻と出会い、結婚しました。それで結婚を機に家を建てようと考えて、苫小牧で土地を探したんですけど、あまり良いところが見つからなくて。当時、たまたま職場に厚真から通勤している同僚がいたので厚真のことを聞いていて、ちょっと足を伸ばして探してみようかと思ったんです。妻とドライブがてら訪れてみると、すごく良い土地と巡り会って、ここに家を建てることを決めました。

志田亜矢子さん(以下、亜矢子さん):引っ越しを決めた時には、まだ子どもは生まれていなかったんですが、厚真は子育ての支援がしっかりしているところも、決め手のひとつでした。医療費や保育園料のサポートもあったりして。共働きなので、待機児童の問題がなかったことも大きかったです。学校の給食も地元の食材を使っていて美味しいと聞いていますし、最近は町の子どもの学力も上がっているそうですね。

暮らす場としての厚真

亜矢子さん:夫は、縁があって厚真の病院で働くことになったのですが、私は変わらず苫小牧の病院に勤めています。苫小牧に住んでいた時は、市内の西側に住んでいて、病院までの通勤路がけっこう混んでいたんです。今、厚真から苫小牧まで車で通っていますが、距離は倍くらいになったのに、かかる時間は半分ほど、車で30分くらいですかね。慣れてくると、そんなに不便は感じないです。

春樹さん:僕は、勤務先の町内の病院まで5分くらいで着いちゃいますね(笑)。苫小牧に住んでいた時は、アパートに住んでいて、周りにコンビニやレンタルDVDショップなんかもあって、普通に便利なところでした。厚真は近所にお店が少ないのですが、暮らしてみてわかったのは、週末に苫小牧とか千歳できちんと買い物しておけば、普段はそんなに不便を感じないってことですね。

亜矢子さん:苫小牧の時は、週末に買い物しかしていなかったように思うのですが、厚真で家を建ててからは充実しています。夏は冬に備えて薪割りをしたり、家庭菜園をしたり。冬は雪かき。住む場所を変えれば、こういう生活ができるんだなぁって思います。楽しいですね。あと、子育て支援センターがあるので、そこで知り合ったママ友とお互いの家を行き来したり、子どもを一緒に遊ばせたりしています。ちょうど良い距離感で付き合えている感じですね。

厚真で気に入っているところ

亜矢子さん:私は近所にあるmomo cafeというネコがいるカフェがすごくいいです。店の中からリスの姿も見えたりして、のんびり癒やされます。ドリンクメニューも豊富ですし、何を食べても美味しいですよ。

あとは土地があるので、家庭菜園をやっています。ナスとかキュウリ、トマト、ジャガイモなんかを作っています。苗はご近所の方からもらって植えてみたり、収穫できたらおすそわけしたりとか。近所の方とは自然に交流している感じですね。顔を合わせたらお話するみたいな。薪ストーブが家にあるので、お互いどこから薪を調達しているのかとか、薪割りをどうしているのか、とか。そんな情報交換をさせてもらっています。

春樹さん:動物にも良く会いますね。鹿が近所に10頭くらい群れで現れたこともありますよ。他にもウサギやタヌキ、キジ、リス、いろいろ見かけます。自然は本当に豊か。子どもも鹿を見たら「しか!」って言うようになってるくらいです。公園だけで遊ぶよりも刺激が多くて、子どもにとっても面白い環境なんじゃないかな。

あと、やっぱり、こだわって建てた家は気に入ってます。家の中から自然が見える家にしたかったので、窓を大きくしました。窓を開ければ、山が見えるんです。裏には小川が流れていて、周辺の自然の景色がとてもいいですね。土地が広いので平屋にもできましたし。土地が安いぶん、建物にお金をかけられたのは大きかったです。それと知り合いに薦められて、薪ストーブを入れたのは正解でした。面倒かなと思ったら、薪割りの機械を導入したら、そこまで手間もかからず、とっても暖かい。ここで料理ができるし、パチパチと火が見えるのも心地よいですよね。

苫小牧も通勤圏内。新千歳空港までも車で30分ちょっとと近いし、札幌だって1時間半くらいで行けちゃいます。ここで暮らすには一通りのものは揃っていて、不自由はないですよ。

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