就農するまでも、就農してからも。包括的に就農を支援します
厚真町では包括的に農業担い手を育成していくために「農業担い手育成センター」を開設しました。新規就農希望者は、研修専用の農場で実践的に農業研修を受けることができます。また、「地域おこし協力隊」などの制度を活用した農業研修中の費用サポートや、就農時の補助金や融資制度など、より現実的に就農をサポートしています。
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農業技術取得のサポート
独立就農するために、まずは農業の知識と経験が必要です。
これまで農業に携わったことのない方が立派な農家になれるように、農業の基本から学びます。
研修農場で農業を学びます
担い手研修農場は農業研修生の専用農場です。ほうれん草やイチゴなどの施設野菜、大根やブロッコリーなどの露地野菜を実際に栽培しています。土づくりやビニルハウスの組み立てといった農業の基本から、収穫した作物の出荷まで、広く農業の現場を経験することができます。
厚真町担い手研修農場
経験豊富なアドバイザー
アドバイザーには農協のOBや厚真の農業事情に詳しい人材を配置しています。作物の栽培技術指導についてはもちろん、営農計画や融資制度などの農業経営に関する指導も行います。

地元農家での研修
研修農場で栽培していない作物を栽培する農家や繁忙期の農家で作業を手伝い、研修させてもらいます。地元の農家と面識を持つこともできます。

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資金面のサポート
研修中の生活費や就農準備など農家になるためにはお金がかかります。
様々な制度を活用して資金面のサポートを行います。厚真町独自の融資制度もあります。
研修中 |
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就農時 |
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農地取得のサポート
農業研修を経て、いざ農家になろうとしても農地がなければ作物を栽培できません。
担い手育成センターが地元の農地の利用状況を把握し、情報を提供します。
離農や後継者不足により使用していない農地があっても、一般的な不動産と違い、情報が手軽に検索できる仕組みが現状は充実していません。 また、先祖から受け継いだ大切な土地が見ず知らずの人の手に渡ることに難色を示す場合もあります。 担い手育成センターが町内の農地の情報を収集し、研修生と農地の所有者の条件のマッチングや紹介(顔つなぎ)を行います。
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就農後のサポート
研修が終わり無事に就農してからも、農業経営は様々な課題にぶつかることでしょう。
就農後も担い手育成センターが技術指導や営農相談を受け付けています。
土地が変われば栽培方法も変わります。研修で教わった通りに作業しているはずなのに、作物が思うように育たないこともあります。 また、資金の借り入れや生産規模の拡大、法人化、6次産業化、従業員の雇用といった就農してからのお悩みについても、総合的な農業の相談窓口としてご活用下さい。