エネルギー地産地消事業について
現在のリアルタイムの発電状況
※画像をクリックすると各施設のリアルタイムの発電状況を確認できます。
厚真町では、平成30年胆振東部地震の教訓を生かすため中核的な公共施設に再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自給・地域循環、災害時の防災力向上に取り組んでいます。
はじめに、令和元年から町と民間企業によるコンソーシアムを設置し、令和2年から基本設計及び本体工事に取り組み、3か所(給食センター、スポーツセンター、ケアセンターゆくり)に太陽光パネルや蓄電池、EV充電設備、木質バイオマス発電機等を整備しました。また、これにあわせて、企業版ふるさと納税を活用した町事業として、令和3年~令和4年に、2か所(富里浄水場、こぶしの湯あつま(本郷第二地区)に太陽光パネル、蓄電池、EV充電設備を整備し、計5か所にEMS(エネルギーマネジメントシステム)を導入。
施設の特性としては、地震時に避難所としての役割を果たすスポーツセンター、調理可能な施設としての給食センター、災害本部としての一部機能を担うケアセンターゆくり、公衆浴場としての役割を担う温浴施設など、災害時の利用可能なエネルギーの確保と平時の電気量の削減や温室効果ガス排出の抑制に取り組んでいます。
年 度 | 概 要 | 金 額 |
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令和2年度 | 事業主体:厚真町エネルギー6次産業化コンソーシアム(構成員:町、エーゼロ㈱) 工事名:厚真町「地産地防」エネルギープロジェクト基本設計委託業務及び厚真町「地産地防」エネルギー6次産業化プロジェクト関連設備導入事業 |
金額168,775千円 財源 道補助金(エネルギー地産地消事業化モデル支援事業166,444千円) |
令和2年度~ 令和3年度 |
事業主体: 厚真町エネルギー6次産業化コンソーシアム 工事名:厚真町「地産地防」エネルギー6次産業化プロジェクト関連設備導入事業 |
金額422,109千円 財源 道補助金(エネルギー地産地消事業化モデル支援事業316,127千円) |
令和3年度~ 令和4年度 |
事業主体:町 工事名:エネルギー6次産業化発電設備等設置工事 |
金額575,828千円(厚真町エネルギー地産地消基金) |
整備状況
地区名 | 施設名 | 太陽光(kw) | 蓄電池(kwh) | 木質バイオマス発電 | EVスタンド |
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京町地区 | 総合ケアセンターゆくり | 7 | 162 | - | 1台 |
本郷地区 | スポーツセンター | 79 | 130 | - | 1台 |
本郷第2地区 | こぶの湯あつま | 754 | 1072 | - | 2台 |
富里地区 | 富里浄水場 | 154 | 53 | - | 2台 |
新町地区 | 給食センター | 255 | 518 | 50 | 1台 |
※発電された再生可能エネルギーは、隣接する施設で自家消費され、余剰分は蓄電池に充電され、夜間電力の一部として使用されています。
- 問い合せ
- 産業経済課経済グループ
電話:0145-27-2486
開庁時間:8時30分~17時30分(土曜・日曜・祝日および12月30日~1月4日を除く)