「ゼロカーボンシティあつま」宣言
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動は、世界各国に洪水や干ばつなどの自然災害を頻発させ、「気候危機」と言うべき状況となっています。このような中、世界では2015年パリ協定により、「産業革命前からの平均気温の上昇を2℃より十分下方に保持し、1.5℃に抑える努力を追求する」との目標が国際的に共有されました。2018年には、IPCC（国連の気候変動に対する政府間パネル）の特別報告書では、「気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする必要がある」との報告があり、各国でその方向性が示されています。
わが国では、2020年10月26日に、第203回国会における菅内閣総理大臣の所信表明演説で、2050年にカーボンニュートラル（二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする）を目指すことが宣言されました。
このような中、北海道胆振東部地震の被災地である厚真町では、利用可能な自然資本を活用した太陽光・木質バイオマス発電施設整備による「防災力の強化」、「公共施設群の再生可能エネルギー活用」、「排熱利用による産業創出」を一体的に進めるエネルギー地産地消事業や、被災森林の再生と森林管理による二酸化炭素吸収源の確保などの取り組みをすでに実施しています。
これからも、さらなる脱炭素の取り組みにより、持続可能な地域づくりを実現するために、2050年二酸化炭素排出量ゼロを目指して、厚真町は「ゼロカーボンシティあつま」を宣言しました。
宣言名
「ゼロカーボンシティあつま」宣言
宣言日
令和4(2022)年4月6日(水)
宣言内容
「ゼロカーボンシティあつま」宣言(動画)
画像をクリックすると宣言文のPDFファイルが開きます。
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電話：0145-27-3179
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（令和4(2022)年4月6日更新）
