津波防災地域づくり推進計画
令和4年9月に、国は厚真町を「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災推進地域」および「津波避難対策特別強化地域」に指定しました。
町では、令和5年度以降、東日本大震災の教訓も踏まえ、これまでの津波防災対策を見直し、真に津波災害に強い地域づくりを目指し、最大クラスの地震が発生した場合でも「なんとしても人命を守る」という考え方でハード・ソフトの施策を柔軟に組み合わせて総動員させる「多重防御」の発想をもとに、「厚真町津波防災地域づくり推進協議会」を立ち上げ、地域活性化の観点も含めた総合的な地域づくりの中で、「津波防災地域づくり推進計画」を策定し、総合的な津波防災を推進していきます。
最大クラスの津波に対して
最大クラスの津波
発生頻度は低いものの、発生すれば甚大な被害をもたらす津波
⇒ 住民等の生命を守ることを最優先とし、住民の避難を軸に、とりうる手段を尽くした津波対策を確立します。
基本的な考え方
被害の最小化を主眼とする「減災」の考え方に基づき、対策を講ずる
⇒海岸保全施設等のハード対策によって津波による被害をできるだけ軽減それを超える津波に対しては、避難することを中心にソフト対策を重視します。
- 避難路等
- 避難タワー等
- 避難訓練
津波防災地域づくり推進計画とは
津波防災地域づくりに関する法律に基づき、津波防災地域づくりを総合的に推進するため、厚真町(厚真町津波防災地域づくり推進協議会)が作成する計画で、ハード・ソフト施策を組み合わせた津波防災地域づくりの総合的なビジョンを示すものです。
推進計画に記載する事項
- 推進計画の区域
- 津波防災地域づくりの総合的な推進に関する基本的な方針
- 浸水想定区域における土地利用・警戒避難体制の整備
- 津波防災地域づくりの推進のために行う事業又は事務(ハード・ソフト対策)
メリット
- 町だけでなく、国・北海道との連携により、津波防災を効率的かつ効果的に推進
- 住民等の方に計画的な取り組みを知ってもらい、自助・共助・公助の連携による津波対策を推進
- 津波に強い地域づくりの前向きな姿勢と具体的な姿を示し、住民・企業の不安を払拭し、定着を図る
推進協議会の組織構成および任期
下記機関等の代表者により、任期を2年間として構成します。
- 推進計画に基づく事業に関する機関の職員
- 津波浸水想定区域に属する地域の自治会長(代表者)
- 学識経験者等
- 国および北海道職員
- その他町長が必要と認める者
第1回津波防災住民懇談会 開催
津波防災について、地区の皆さんのご意見を伺うため、第1回津波防災住民懇談会を開催します。
対象地区・開催日時・会場
対象地区 | 開催日時 | 会場 |
---|---|---|
鹿沼地区 | 令和5年 6月7日(水) 18時30分 |
鹿沼マナビィハウス |
浜厚真地区 | 6月8日(木) 18時30分 |
浜厚真生活会館 |
共栄・富野・上厚真・共和・共和団地・厚和地区 | 6月9日(金) 18時30分 |
厚南会館 |
次第
- 開会
- 趣旨説明
- 津波防災に関する意見交換【ワークショップ】
- 今後のスケジュール
- 閉会
申し込み
不要です。対象地区の会場へ直接お越しください。
- 問い合わせ
- 総務課 防災グループ
電話:0145-27-2481
開庁時間:8時30分~17時30分(土曜・日曜・祝日および12月30日~1月4日は除く)
(令和5(2023)年5月29日 更新)